レヴィアタンって言いづらいよな。by圭介←悪魔にも色々と名前が有るんですね。by小春←マサチューセッツも言いにくいよね。by綾子←悪魔の話しをしてんだよ!by圭介
少しさかのぼる。
悪魔研究部の修行は成功しそうだった。
圭介は自力で魔力を生産する術を覚えた。初日に魔力中毒を起こし死にかけたのだか、その後圭介は何事も無かったかのようにピンピンしていた。魔力を生産出来るようになり簡単に堕天使化することが出来た。
小春は辛い精神修行を耐えて、下級悪魔なら従わせる事が出来るようになった。
零はまだ魔方陣しか召喚出来てない。
綾子は変化なし。そして響も…。
安藤 響はこの修行期間において特に悪魔を召喚させるような修行は受けなかった。
いつも圭介の修行に付き合った。
そしてこの修行において響は何者なのかという疑問が浮かんできた。
顧問である田中と山奈は修行期間の内に正体を見破ろうとした。しかし、何の成果もなく。ついに最終日を迎えた。
「ねぇ雪菜、もう実力行使しかないんじゃないか?」
山奈が田中に聞いた。ちなみに田中の名前は雪菜である。
「そうね…、出来れば使いたく無いけど仕方ないわよね…」
田中が真剣な顔で考えた。
「やりましょ。疑いの可能性が有るなら潰した方がいいわ」
そして田中と山奈は立ち上がりグランドへ向かった。
欠伸をして旧校舎にきた響。
「さぁーて、今日も圭介と悪魔をいじめよっかなー」
スキップ気味で旧校舎に向かう響。
響の目の前に二人の教師が立ちはだかった。
「おはよう響ちゃん」
田中にこやかに挨拶。
「オッス響」
山奈がクールに挨拶。
「ども」
軽く会釈する響。
響が旧校舎の入り口に向かおうとした時、
「ちょっとだけ時間良い?」
田中がひき止める。
響が無言で振り替える。
「アナタに戦ってもらいたい悪魔がいるの」
田中と山奈は手を合わせた。そして目の前に大きな魔方陣が現れた。
『ソロモン72柱の悪魔、ナベリウス召喚』
そして現れた悪魔は3つの犬の頭をもった犬が現れた。
「ケルベロスか…」
「そうとも言うな」
響は構えた。そしてナベリウスは響に突進してきた。
ナベリウスは響に噛みついてくる。それを響が交わし、真ん中の犬の顎をパンチして砕いた。
怯んだ隙に響はナベリウスのしっぽを掴み振り回した。そして旧校舎にぶっ飛ばした。
ナベリウスは戦闘不能。旧校舎は何故か無傷。
「骨のない悪魔だな。もっと私を楽しませろ」
威張って言う響。
唖然とする教師二人。
そして響は教師二人が聞いたことのない言葉で何かを話した。
『熾天使の私がナベリウスごときに負ける訳がないだろ』
「今何て?」
「わからない。でも悪魔の言葉じゃ無いわね…」
困惑する教師二人。
そして響は旧校舎の中へと進んでいった。
二人は地面に座った。
「今年の部員は中々面白いんじゃん。ねぇ雪菜!」
「面白いね…」
そして零と圭介が現れた。
二人の教師は皆の待つ教室に向かった。
「さっきの響ちゃんの件は内緒よ」
「わかってるよ」
突然田中の携帯電話が鳴った。
「はいもしもし、あっお久しぶりです!はい、はい、えっ?本当ですか?わかりました。えぇでは三日後でよろしいですか?はい、わかりました。失礼します」
電話を終えた田中は山奈を見て深刻な顔で言った。
「レヴィアタンが復活したらしいわ」
「えっ?」
山奈は唖然とした。
ある教室に集まっていた悪研メンバーに電話であった事を話した。
「要するに、昔先生達が倒したレヴィアタンが復活して今度は私達が倒してこいって話しですか?」
綾子が二人の教師に聞く。
「そうよ、まさか復活するなんて」
どこか悔しそうな表情で言う田中。
圭介が気になっていた事を聞く。
「あのレウイアタンって何ですか?」
「レヴィアタンよ」
零が圭介にツッコム。
「リヴァイアサンって言ったらわかるか」
山奈が圭介に言った。
「あーはいはい、聞いたこと有る。どりえもんの映画に出てきたな」
「それ何年前の話だ?」
「とにかく」
田中が話しを戻す。
「三日後に伊佐流湾に行って討伐しに行くわよ」
「海って事は水着買わなきゃ!」
「大切よね、圭介付き合いなさい」
「何でだよ。部長と行ってこい」
「一応言っておくけど遊びじゃないんだからね」
田中が困った顔で言った。




