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俺はガチで中二病なんかじゃない!!  作者: のとに館長
モテキ編
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乙女心はガラスのよう!by茜←オタク心は鉄のよう!by大坂←いちいちハモらなくて良いよby圭介

明南市(めいなんし)で女子高生が行方不明となり警察では連続誘拐事件として捜査しているもようです』


JHKの朝のニュースを軽めの朝食を取りながら見る圭介。先週も似たようなニュースがあった。

朝食を食べ終え今回のデートの準備を始めた。




明南市にある大きな映画館ユナイテッド・スクリーン、そこが今回の待ち合わせだった。圭介は待ち時間の30分前にやってき。それから10分後茜とよしねがやって来た。

茜は癒し系な私服、よしねはエロチックな私服だった。


「どう小野田くん?よしねちゃんの私服は?」


圭介は目を反らしながらも


「あー似合ってるよ」


と照れながら言った。


それから20分、大坂が遅れて到着。


「待たせたな!」


彼の私服はとても顔に似合わ無いコワモテ私服だった。余りにも似合っていないので皆ドン引きした。

ちなみに圭介の私服は七分丈のズボンにTシャツと安っぽい私服である。彼言わく、


「服はGVかヨリクロだろ」


だそうだ。




圭介達は映画チケットを購入した。


「貞夫3D…」


「やっぱホラーでしょ!」


茜とは思えないテンションで言った。


「我は恐いものなんて無い…。ただ小野田殿席は隣で良いか?」


「駄目だよ大坂くん。大坂くんは私の隣で」


「そんな…いや、構わんぞ!」


席は四人一緒には座れず二人ずつに分かれる事になった。そのため圭介とよしね、大坂と茜の2グループに分かれた。


正直茜は大坂の隣にはなりたくなかったがこれも友達の為、家畜の側に居てやろうと決意したのである。




「にしてもイマイチだったな。ただ飛び出すだけだったし」


「そうアタシは結構怖かった…」


「ん~やっぱ『風立った』の方が良かったかな」


「…」


映画を見終わった四人は近くにある大型デパートジュスコのラッテリアで昼食を取った。


圭介は貞夫3Dがイマイチ怖くない事にガッカリし、よしねはホラーシーンになるといつも圭介手を握ってしまったので圭介の顔を恥ずかしくて見れず、うつむいたまま会話をした。

大坂はホラーシーンでも無いのにビビりまくり本気で泣いてしまった。それを見た茜がドン引きした事は言うまでもない。


「これからどうすんだ?」


圭介が茜を見た。


「よしねちゃん何か行きたいところある?」


茜はよしねを見る。


「ふぇ…あっそうだね、カラオケとかは…」


「ならカラオケに行こう!」


茜が張り切って言った。





ジュスコから徒歩5分キッツアイと呼ばれるカラオケ屋に来た圭介達、一番安いルーム料金にして五時間程歌った。茜はYKB49を、よしねはサンオクロック、圭介はC'zを歌いまくった。勿論大坂はアニソンを歌って皆をドン引きさせた。





店を出て圭介達は歩いた。行き先が無かったのでただ真っ直ぐに歩く。少し前を歩く男達、その男の一人が


「小野田殿、我の活躍いかがかな?」


っとドヤ顔で言ってきた。


「取りあえず、今日1日のお前の行動を録画しとけば良かったと思う」


「そんなに活躍してたでござるか!?」


「その発想は何処から来るんだ…」


呆れる圭介、その気持ちを知らない大坂は少し有頂天になっていた。


「よしねちゃん、今日小野田くんと話した?」


「あんまり話してないかな…」


元気付けの為に企画した今回のデート。よしねは余り浮かない顔で言う。


「何て言うか圭ちゃんとこうやって遊ぶの初めてだったし、ちょっと緊張して話せなかったと言うか… 」


茜はため息をついた。

いつもは男気有るよしねが今回に限ってここまで乙女化してしまった事に少しガッカリした。


「やっぱりよしねちゃんも女の子なんだね」


小さな声で呟いた。


「もう帰るか?」


圭介がそう言った。辺りはまだ暗くなくても、もう6時になっていた。


「あーなら最後にあそこに行かない?」


茜が指差した方向には石のオブジェの有る店だった。

流石にこのまま解散はしない方が良い。何故ならまだ解決してないからだ。肝心のよしねはまだ元気を取り戻せていない。

茜はよしねの元気を取り戻すため最後のかけにでた。


「中々個性的なお店ではあるが、何故このお店に?」


「良いから言う通りにしなさい」


茜は大坂に喝を入れた。

そして四人は石のオブジェの有る店に向かったのだった。

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