27/189
苦く辛い青春よby圭介←それ本にしたら売れるかもby綾子←空気読めよ!by圭介
圭介は昼休み零を屋上に連れてきた。
「お前なんて事言うんだよ!」
「朝の事かしら?」
「そうだよ!」
圭介は荒々しく言った。
「俺は彼女何て要らねーんだよ!てかつくらねーんだよ!…だから」
「朝言ったことを取り消して欲しい訳?」
「そうだよ…」
察しの良い零である。
「わかったわ。ちゃんと新聞部の人に伝えとくわ」
そして零は屋上のドアに向かった。
そして零は振り返りどこか寂しい顔で圭介に言った。
「でも貴方はいつまで逃げるつもり。過去を捨てる事は出来ないのよ…。」
圭介が彼女を作らない理由それは大切な人を失い、その喪失感をあじわいたくないから。
それが零にとっては辛かったのだ。
圭介は独り屋上で空を見上げた。零の発言は彼の心にきつく響いた。今の圭介は零の期待に応える事が出来ない。その事が圭介は辛いのであった。




