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ギリギリ
たたかい
コウの風の刃を、ギリギリで防いだ。
ティーダは、コウの家のドアにつかまって立つ僕を見て、嬉しそうに笑った。
「アルト、やっと会えた」
僕は、自分にも結界を張った。
「ふーん、なにそれ。そんなことするの?長く離れていた夫に向かって」
コウが、驚いて僕を見ている。
他の村人は、大体逃げたようだ。
「コウ!早く逃げて!」
「アルト、お前、、、」
信じられないという声が聞こえるようだ。
「今までありがとう」
にっこり笑った僕は、結界でコウを包んで、山
の僕の小屋の方に送った。
そして、ティーダに向かって、震える足を自分で叩きながら、1歩ずつ近付いていく。
ティーダは、僕をじっと見ている。
その目は狂気を色濃くうつしている。
「アルトが俺のところに戻らないなら、ここの村人全員殺すよ」
笑ってそう言うが、目は笑っていない。
「ティーダは、いつもそうだった」
僕の言葉に、意外そうに僕を見る。
「僕の意思を無視して、勝手に解釈して、盛り上がって。僕の嫌がることも、そうやっていつでも僕を人の命を人質にして脅して言うことを聞かせてきた。僕は、君の人形でもおもちゃでもない」
じっとティーダは、僕の声を聞いている。
「君のそういうところが、僕は大嫌いだ」
もう少しで終わるかー




