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見つけた

直接対決ー

俺がアルトを見逃すはずがない。


俺は、人の魔力の色が分かる。


こんな辺鄙な島国の貧しい漁村。


海と山の間にある小さな集落。


こんな所、アルトには似合わない。


今まで、それでも少しでもアルトに似た面影のある者は、攫っていた。


アルトに似ているというだけで、他の人間と関わることが許せなかった。


しかし、攫ってよく見れば、どいつもこいつもアルトとは全く違っていて、反吐が出た。


すぐさま切り刻んで、そこら辺に捨てた。


そんなことを繰り返しながら、世界中を回って早3年。


人を殺すことに、何の感慨も無い。


全部、ゴミと同じ。アルト以外。


いつだったか、両親にどこかの国で会った。


やはり、両親は、自力で生き抜いていた。

そんな両親が、俺にバカなことはやめて冷静になるよう言って来た。

母親は、俺の話を全部聞いた癖に、俺のことを責めた。


俺はいつでも冷静で、いつもアルトの為に生きてきた。

何をバカなことを言うんだ。

俺の親なのに、すっかりボケたか。


バカな両親は、かなうはずが無いと分かっていて、俺に向かって来た。


泣きながら。


愚かだ。


自分の親だから、多少の温情はある。

1発で苦しませず、しかも同時に殺してやった。


今頃は2人仲良く天国で暮らしているんだろう。

これも親孝行だ。


そうして、最後に回って来たのが、この小さい島国。


まさか、こんなところにいたとは。

ドンドン

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