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泉
やっぱり、もう少し続くようです
ぼんやり泉を眺めていると、呼ばれた気がした。
教会でも聞こえた声。
それは、懐かしく、でも思い出せない。
ティーダでは無い。
周りには聞こえていないようだった。
辺りを見回しても、やはり誰もいない。
僕は泉に近付いてみた。
水面を覗き込むと、僕がいた。
フードを外すと、いつの間にか、本当に女神のような容姿になっていた。
髪はすっかり伸びて、腰近くまである。
ティーダが、誰にも僕の髪を触らせたくないと、美しいからこのままでいて欲しい、と切ることを拒んだから。
僕は自分の髪さえ自由に出来なくなったのか。
そんな事を考えながら水面に触れると、僕はそのまま泉に入った。
肩までの深さがある泉は、美しく澄んでいた。
僕はゆっくり泳ぎながら泉の真ん中辺りまで来た。
ふと、また、声が聞こえた気がして潜ってみた。
泉の底には、水の湧き出しているところがあった。
そこに、何かが彫られている。
その文字を見ようと手を触れると、光に包まれた。
もう少しお付き合い下さい。




