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夢

だんだんホラー方向

目覚めると隣にアルトはいなかった。


想定範囲内だ。


俺の魔力の糸を辿り、早朝の街を隠れながら歩くアルトをすぐ見つけた。


声をかけず、様子を見る。


もし、俺以外の男と会ったりしたら。


そいつを殺す方法を考えるのが楽しみだ。


でも、アルトは誰にも会わずに、街の出口へと向かう。


そろそろいいか。


「散歩か?」


後ろから優しく抱きしめると、腕の中で分かりやすくビクッとした。


「そう。初めての街だからね。ちょっと見てみたくて」


アルトの声が震えている。


「起こしてくれれば良かったのに。昨日、あんなに動いたのに、体は平気か?」


頭のてっぺんにフード越しの口付けを落とす。


「う、うん。なんとかね。じゃ、そろそろ帰ろうか」


ぎこちなく振り返るアルトを抱きすくめて、耳元でささやく。


「その首飾り、とても似合ってる。俺の黒がアルトを飾れるなんて、本当に嬉しいよ」


アルトは、ハッとして首元をさわり、理解した。


これが俺の魔法で出来ていて、これがある限り俺からは離れられないことに。


やばいよやばいよー

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