スー
ティーダー
スーは、いつも全く変わらない。
僕が赤くなっていようが、首元にキスマークが付いていようが。
ティーダが帰ってから、スーに聞いてみた。
いつもスーは、嘘をつかない。
良くも悪くも。
「スー、教えて。ティーダは、なんで僕と関わるのかな」
スーは、まっすぐ僕を見て答える。
「友人が必要だからとおっしゃっていました」
「それは本当かな。本当に僕の友達になりたいのかな」
少し考えてからスーは答える。
「あの方は、通常の衛兵ではありません。王都の精鋭部隊を遥かに超える能力を持つ諜報部員でしょう。夜間に、魔法で王都に伝達もしていました」
「ちょうほう???それってどういう?」
「私の主を調べているのでしょう」
そんなこと、、、どうして?
僕、何かした?
魔物のこと?ポーションのこと?
それとも、スー?
家に来て、夜毎に僕の体も調べていたの?
じゃあなんで、あんな口付けもしたの?
ティーダが僕に興奮していたことも知っている。
昨夜だって。
「詳しくは、ご本人に聞くのが一番良いでしょう。極秘情報についても、真実を話すかどうかは、ご本人が決めることです」
僕は、いつもこうだ。
真実を知りたくなくて、スーに聞くのを後回しにする。
そして、真実を知ると、逃げ出したくなるんだ。
ティーダのことを、僕は信頼し始めていたし、少なからず好意も持っていた。
それが、僕のことを調べる為だったのだとしたら。
僕の中で、何かが崩れ始めた。
あーティーダぁーー




