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ラヒムがいない

あにゃにゃー

ラヒムが森に出かけたので、僕はスーに魔力を送ることにした。


定期的にこれをやらないと、スーは倒れるから。

前に魔力を注いでから1ヶ月近く経っていた。


「スー、おいで」


スーは、静かに僕の前にくる。


僕も、特に話すこともなく、スーに魔力を注ぐ。


しばらく注ぐと、スーの活力が戻ったようだ。


「スー、ラヒムの後遺症が治ったら、宿じゃなくて家を借りようと思う」


この街には、前世のようなアパートは無い。

建物も、あっても2階までで、1階が店で2階が店主の暮らす家というのがほとんどだ。

ラヒムの家も、借りているようだか、ちゃんとした一軒家だ。

みんな、小さくてもボロくても、自分の家を借りるなり買うなりするのだ。


僕も、家を借りたいと思い、あちこち探していたが、ちょうど良さそうな、古くて狭いけれど、2人なら何とか暮らして行けそうな家を見つけていた。

ギルド登録している人間ならば、借りることも出来るそうだ。


スーの表情が少しだけ動いたように見えた。


「ラヒムの後遺症は完治しています」


「え?」

こにゃにゃー

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