↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/78

苦節10年

俺ってやつは

冒険者ギルドに行けば、俺より強い奴ばかり。

年下でも、とっくに魔物を狩ってるガキもいて。

俺が村で初めて小型の魔物を狩った時には、村中でお祭り騒ぎになったのに。

世間知らずだったのは分かったし、こんなこと知りたくなかった。

知らなければ、俺も幸せでいれたのに。

こんなことなら、村専属の冒険者でもやってれば、可愛い嫁ももらえて、みんなから崇められて楽しく暮らせたのに。


俺は、火魔法と、剣術が少し得意なただのガキだった。

ギルドに登録しても、小型の魔物討伐が精々で、すごい奴が大型を仕留めて来たのを憧れの眼差しで見てるだけだった。


自分の力に早々に見切りを付けた俺は、時と場合によって、上手く周りの奴らを使いながら乗り切る術を身につけていった。


あれから10年たち、俺は24になっていた。

上を目指すより、自分より知識や経験の少ない奴を利用することばかり上手くなって。

他人を利用して、上手い汁を吸う底辺の冒険者。

ランクだけはCだけど、単独の実力なんて、せいぜいD止まり。


今回の魔物討伐も、俺一人じゃあ無理だから、最近、実力で名前を上げて来てる奴らを集めて、俺がリーダー役をかって出て、討伐に向かうことにした。


その結果、全員死んだ。

あ、俺以外ね。

俺ってやつはー

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。