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第3話 絡まれてた美少女二人を助けたら両手に花状態、創造魔法でマッチを量産して大富豪

「ちょっと健二くん、私の話も聞いてよ!」


「なによチトセ! 健二を案内するのは私よ!」


ギルドからの帰り道。チトセとヒヨリが俺の両腕をがっちりホールドし、激しい引っ張り合いを始めた。

左右から交互にかかる力に翻弄され、身体のバランスが大きく崩れる。


「わ、おっと――!?」


お約束のバランス崩壊。美少女二人を巻き込み、ちょうどいい柔らかさの草むらへ一直線に転がった。


ドサリ。


両手に驚くほど柔らかく、弾力のある確かな感触。


「あ……ご、ごめん!」


慌てて目を開けると、至近距離に二つの美貌。

そして俺の両手は――二人の胸へ完璧に押し当てられていた。


「「――っ!?」」


二人は耳まで真っ赤になり、弾かれたように飛び起きる。


「ちょっとヒヨリ! あんたが変な引っ張り方をするから!」


「なによ! チトセが急にムキになって抱きつくからじゃない!」


顔を真っ赤にしてケンカを始める二人。俺は苦笑いしつつ、なんとかその場を仲裁した。


◇


無一文からのスタートというわけにもいかない。


異世界で富を築くため、二人を伴って商人ギルドへ向かった。

豪華な応接室で待っていたのは、あの森で助けた大商人だった。彼は俺の姿を見るなり椅子から飛び上がった。


「おお、健二様! 我がギルドへようこそ! お命を救っていただいた御恩、決して忘れてはおりません!」


揉み手で大歓迎してくれる大商人に、本題を切り出す。


「これの販売権利を買ってほしくてね」


ポケットから、元の世界のマッチを取り出す。箱の側面で軸をシャッと軽く擦ってみせた。

小さな摩擦音。先端に明るい火が灯る。


「な、何ですと……!? 魔力なしで、火が……!?」


大商人はガタガタと震え出した。


「魔道具でもないのにこれほど手軽に……世界の常識を覆す画期的な発明だ!」


興奮する大商人に、涼しい顔で追撃をかける。


「こんなもの、俺の魔法ならいくらでも作れますよ。――『ミラクルクリエイト・マッチ』」


創造魔法を唱えた瞬間、応接室の床一面を埋め尽くすように、ジャラジャラと山のようなマッチが出現した。


「ひえええっ!?」


大商人は狂喜乱舞し、権利と引き換えに部屋の隅へ山のような金貨の袋をドサドサと積んでくれた。

金貨の袋を、片っ端から『ストレージ』へ放り込んでいく。


どれだけ入れても空間に吸い込まれていく様子に、チトセがぽかんと俺を見上げた。


「いくらなんでも入りすぎじゃない? 健二君のストレージはどうなってるの?」


ヒヨリも隣から覗き込み、綺麗な眉をひそめる。


「ちょっと待ってよ……底が見えないんだけど? 空間ゆがんでない?」


「え、そうなの? 普通のストレージだと思ってたけど」


「「おかしいよ!!!」」


二人が同時に叫ぶ。


「普通のストレージは容量が決まってるの!」


「そんなの持ってたら絶対トラブルになるわよ! 国や大貴族が黙ってないわ!」


俺は肩をすくめた。


「いや、別にあげないし。仕官とか面倒くさいし」


「……はぁ」


二人は呆れたようにため息をついた。


だが、俺の周りの日常は、ますます騒がしくなっていくのだった。


________________



今日も見に来てくれてアザス!!(≧▽≦)


健二が避けただけで男たちが勝手に自滅していくの、強すぎワロタwwwってなったわ。

しかもマッチ量産で一気に大富豪ルート突入ですよ!ワイも普通に羨ましいんだが?


もし「今回の無双もスカッとした!」って思っていただけたら、底辺作者のワイに今日もページ下の【★★★★★】とブクマをポチッとめぐんでやってください……っ!m(_ _)m


皆様のポイントだけが毎日の生きるエネルギーです!

明日も20時に会いましょうー!٩(ˊᗜˋ)و*

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