表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
仏に逢うては仏を殺せ 父母に逢うては父母を殺せ  作者: よねり


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

44/78

44


「おい、大丈夫か」

 肩が外れそうなくらい強くゆすられて目を覚ました。

 僕はログハウスの床に寝ていた。

「何があった?」

「それはこっちが聞きてえよ」

 プラトンが大きく吐息をついた。

「お前は社の前で倒れたんだ間抜け。プラトンがここまで運んできた。感謝しろよ」

 ソクラテスが舌打ちをする。

 あれは夢だったのか。ほっと胸をなでおろす。

「箱は?」

 ソクラテスが外に向かって顎をしゃくる。預言者が箱を持っていこうとしているところだった。

「よかった。儀式は始められるんだな?」

「良かったかどうかは知らないが、始められる」

 外に出ると、やけに日差しが眩しかった。先程まで、真っ暗な洞窟の中にいたせいだろう。

「あの箱は俺の血筋しか触れられないんだ。お前、あの箱に触れただろう」

 咎めるような目を向けてきた。

「だって、一人で4つも持つのは大変だろう」

「それが余計だっていうんだよ」

 ソクラテスは再び舌打ちをして外に出た。

「だったらなんで、俺達を連れて行ったんだよ。一人で行けばよかったじゃないか」

 僕は口をとがらせた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ