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入学しよう。

今日は入学式。

今日までの間に、いじめの大体の対策が行われた。

お兄様によると、貴族側の人間の奨学生への態度は変わらない。

だけど、いじめ自体は校則によって罰を受ける、と決められた為、なくなってきているそうだ。

それでも、バレなければ、とか権力を使えば、とか考える輩はいるらしい。


そして今、私は生徒会室へと向かっている。

入学式が終わり次第来るように言われたのだ。

ちなみに生徒会へは今日から所属、ということになっている。まぁまだ正式には発表しないけど。


「さて。」

コンコン

「失礼します。」


「あ、来たね。シャーロット。」

中へ入るとお兄様が声をかけてくれた。

「そうそう、入学式の挨拶、お疲れ様。

僕は見られなかったけど、堂々としてて学園に恥じない挨拶だったらしいじゃないか。

会長に聞いたよ。」


「そんなに誉めていただけるなんて、嬉しいですわ。」

そう、私は前を向くと決めた時から色々と半端で終わらせていた努力を、最大限するようになった。

その結果が新入生代表だ。


そう言えば、私の方をずっと睨んでいる女子生徒がいた。あの子に似ている気がしたんだけど…

気のせい…だよね?


ガチャ

「あ、もう来てたんだー、遅くなってごめんねー」

あ、会長が来た。


「いえ。」


「今日はこれを渡そうと思ってー」

と、バッジを渡してきた。

「生徒会バッジだよー

この学園では生徒会はそれなりに権力を持つことになるから、その証ー

なくさないように気を付けてねー」

あ、そうなんだ。

そう言えばお兄様もしてたような…?


「ありがとうございます。」

私はその場でバッジをつけた。


「うん、似合うよー

業務は明日からだからー

とりあえず放課後にまた顔だしてくれるー?」


「はい、分かりましたわ。」


「じゃあ今日はかいさーん。ギャレットも帰っていいよー」


「はい、じゃあ僕も失礼します。

シャーロット、帰ろうか。」


「はい、お兄様。では会長、失礼します。」


こうして私は、学園に入学し、生徒会の一員となったのだ。

これからくる波乱も知らずに。








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