学園へ行ってみよう。
お兄様といじめについて話をした数日後、私は何故か学園にいた。
お兄様に何故か呼ばれたからだ。
馬車に乗って学園の前まで行くと、お兄様が待っていた。
「シャーロット!」
「お兄様。今日は何故私を呼んだのですか?
家でもよろしいのに。」
「ああ、それは着いてから教えるよ。
とりあえず今はついてきてくれるかい?」
「それはいいですが…」
とお兄様に手を引かれて着いていくと…
「着いたよ。」
ここは…生徒会室と書いてあるなー。
「会長、連れて来ましたよ。」
「あ、来たー?」
「お兄様、私は何故ここへ連れて来られたのでしょう?」
「それはね…」
「僕が会いたいって言ったんだよー」
「?どなたですか?」
「この学園の会長だよ。」
「ハリー・ウィルソンだよー
よろしくー」
「シャーロット・ガルシアと申します。
よろしくお願いします。」
「今日はねー、お礼を言おうと思ってー
校則とアンケートを取り入れたら大分いじめがましになったんだー
まだまだ陰湿なのとか、犯人が分からないのとかがあるけどねー」
「そうなんですか?それは良かったです。」
「それでねー、君にお願いがあってー。
入学したら生徒会に入ってくれないー?」
生徒会?出来ればやりたい。でも、あの時みたいになったら?後ろ楯があるとしてもないとは…
でも…
「考えさせてもらえますか?」
「勿論いいよー
前向きな答え、期待してるねー」
「会長、あまり可愛い妹にプレッシャーをかけないでください。」
「分かったよー
ごめんねー?」
「いえ、気にしていませんわ。」
「じゃあシャーロット、帰ろうか。」
「分かりましたわ。
ハリー様。失礼いたします。」
「うん、じゃあねー」
「シャーロット、無理はしなくていいからね?
でももし入るなら僕も生徒会に入る予定だから色々相談に乗るからね。」
あ、そうだったんだ。
「ありがとうございます、お兄様。」
生徒会は正直やりたい。でも、もしあの時のことが起きたら…




