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冬季ロードレース 幕間
短いですが、更新しました。このお話を読んでくださる皆様ありがとうございます。
「オオオッ!!!!」
「また勝てなかったか………。」
白石君は勝利の咆哮をあげ、ボクは悔しそうに俯いていた。
しばらく待って登ってきた皆にボクは頭を下げていた。
「今回も俺の勝ちだったな。」
「紙一重みたいだけど。」
白石君の言葉に何とかそう返す。そして、しばらく待って大川部長が登ってきた。
「すみません。1位を取れませんでした。」
「いや、良く頑張ったよ。後は明日に任せてくれ。」
「明日もあるんですか?」
思わず驚いて問いかけると、大川部長は首を傾げていた。
「あれ? 言わなかったか? このレースは2日かけて走るんだ。今日走ったルートを逆走して日本橋まで戻るんだ。」
また、明日もあるんだ。ボクは佐渡君と岸川君に向き合った。
「2人とも。明日も頑張ろうね。」
『ああ。』
ボクの言葉に2人は笑顔でボクが出した手を叩いた。




