表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/21

包丁

「アズって包丁で指を切ったこと、ある?」

ふと思ったので聞いてみた。

部屋の隅から隅へ転がっていたアズが、回転をやめる。


「む」

「……伝記には、魔女を切り殺した剣は聖剣になったと書いてあった」

「が、われの家にそんなものがあると思えん」


「それに」

横になったまま、指をつい、と動かす。

僕の手の包丁が浮いて、とん、とん、とゆっくりまな板を叩く。

「われは料理で手を使わん」


「……それ、絶対僕が包丁もってる時にやらないでね。あぶないから」

アズは指をおろした。

包丁はことんと鳴って、まな板の上にある。


「ふむ」

アズが頷く。

「では、ヤマダが料理を炒めているときだけにする」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ