赤い布
方向音痴というのは、ある意味才能なのかもしれない。
真顔でそんなことを考えながら、小波はひとつ、山の中でため息をついた。
「地元の山で遭難とか、アホすぎる」
山を抜けた先で、彼は一つの出会いを得る。
鈴の音に、いつか導いてもらえるだろうか、と。
真顔でそんなことを考えながら、小波はひとつ、山の中でため息をついた。
「地元の山で遭難とか、アホすぎる」
山を抜けた先で、彼は一つの出会いを得る。
鈴の音に、いつか導いてもらえるだろうか、と。
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