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オオカミっ子!力狼丸くん  作者: ケンタシノリ


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9/12

第1部(9)朝のおねしょとうんちで元気いっぱい

 次の日の朝になりました。

 「とうちゃ、かあちゃ、今日もお布団にでっかくて元気なおねしょをしちゃったよ!」

 「力狼丸くん、見事に元気いっぱいのおねしょを描いたのか! いつもすごいなあ!」

 力狼丸は、明るい笑顔を山兵衛とおさえに見せながら、この言葉が朝のあいさつ代わりとなっています。山兵衛は、力狼丸がやってしまったおねしょのお布団を見ました。そこには、力狼丸らしい元気いっぱいのおねしょがお布団に大きく描かれています。

 「かあちゃ、これからもおっぱいをたくさん飲んで、元気なおねしょをお布団にでっかく描けるようにがんばるよ!」

 「ふふふ、力狼丸くんはおっぱいをいっぱい飲んで、お布団にでっかいおねしょをいつもする元気な子供だもんね」

 力狼丸がお布団におねしょをしたのは、昨日の晩ご飯の後におさえのおっぱいをいっぱい飲みすぎたからです。でも、力狼丸がいつも力強くて元気いっぱいなのは、おっぱいをたくさん飲んでいるからです。おさえも、お布団へのでっかいおねしょは元気な子供のシンボルなので、元気な笑顔を見せている力狼丸の頭をナデナデしながら褒めています。

 そのとき、力狼丸のお尻から元気な音が聞こえました。

 「プウウウウッ~、プププウウウ~ッ!」

 「あっ、力狼丸くんったら、元気なおならを2回続けて出ちゃったね」

 「かあちゃ、元気なおならが出ちゃった…。うっ、出る出る出る~」

 おさえは、元気なおならが2回も続けて出ちゃった力狼丸を見て微笑んでいます。力狼丸も、元気なおならが出ちゃったことを笑顔を見せながら言いかけました。

 しかし、そのときのことです。力狼丸は、お尻がムズムズすると同時にガマンができなくなったので、急ぎ足で家から外へ出ました。そして、力狼丸はお尻を両手で押さえながら、家の裏側にある丘の斜面にある山兵衛たちが耕した畑へ向かいました。

 「ガマンガマン…。んんっ、もうガマンできない…」

 力狼丸は、その間もお尻を押さえて出るのをガマンしながら、駆け足で丘の斜面にある畑へやってきました。しかし、力狼丸のガマンはすでに限界に達しており、これ以上進むことができません。

 「うう~んっ、うんうんっ、ううんうんっ、ううううう~んっ!」

 力狼丸は、すぐにその場でしゃがみ込みました。そして、額に大量の汗をかきながら、お腹とお尻に力を入れていきみ声を上げました。力狼丸は、お腹にたまっているものを一気に出そうと踏ん張り続けています。

 すると、山兵衛とおさえが力狼丸がいる丘の斜面の畑のところへやってきました。2人は、力狼丸が急に家の外へ飛び出したので、心配になってここへきました。

 「とうちゃ、かあちゃ、ここを見て見て! こんなにでっかくて元気なのが出たよ!」

 力狼丸は、さっきまでずっとガマンしていたのとは一転して、いつものような元気な笑顔を見せながら、山兵衛とおさえの目の前に立っています。そして、力狼丸は自分が立っているところの真下を見てほしいと元気な声で2人に言いました。

 「おおっ、すごいのが出たな! 力狼丸くんは、いつもでっかいうんちがたくさん出るんだなあ」

 「とうちゃ、ぼくのでっかいうんちはいつも元気いっぱいだよ!」

 力狼丸が立っているところの真下には、出たばかりのでっかいうんちがあります。

 山兵衛は、力狼丸のでっかいうんちを見ながら、そのうんちの量にびっくりしている様子です。しかし、力狼丸はいつも元気いっぱいのでっかいうんちが今日も出たので大喜びしています。

 「力狼丸くんは、昨日の晩ご飯でイノシシ肉と大きなイモをたくさん食べたし、おっぱいもいっぱい飲んだから、こんなに元気なうんちが出ちゃったんだね」

 「えへへ、この畑で育った大きなイモとかあちゃのおっぱいのおかげで、いつも元気なうんちがいっぱい出るんだよ」

 力狼丸のうんちは、元気な子供にぴったりな黄土色の半練状うんちです。半練状のうんちは、力狼丸にとっていつも元気な男の子である証拠です。力狼丸は、いつも大きなイモを食べて、おっぱいの母乳をいっぱい飲んだりするおかげで、いつも元気なうんちを山兵衛とおさえに見せることができるのです。

 「力狼丸くん、これからも何でも食べて元気なうんちが出るようにがんばろうな」

 「これからも、力狼丸くんが元気なうんちが出るように、あたしも応援するわね」

 「とうちゃ、これからも好き嫌いをしないで何でも食べるよ! そして、とうちゃとかあちゃにでっかくて元気なうんちを見せてあげるよ!」

 力狼丸は、山兵衛とおさえから励まされると、好き嫌いをしないで何でも食べるとともに、2人にでっかくて元気なうんちを見せてあげると明るい笑顔で言いました。


 こうして、力狼丸は人間のおさえのおっぱいとオオカミのミキエのおっぱいをいっぱい飲んで、イノシシ肉や大きなイモなどもいっぱい食べることで力強くなってきました。もちろん、力狼丸はまだ4歳児なのでいつもおねしょをしちゃったり、でっかいうんちが出てしまうことがありますが、これらも力狼丸が元気な子供であるシンボルなのです。

 力狼丸は、手のひらと足がオオカミそのものですが、それ以外は人間の男の子と変わりありません。力狼丸は、生みの親であるハヤゾウとミキエからも、育ての親である山兵衛とおさえからも、両方の愛情を受けてのびのびと山奥で暮らしているのです。

 力狼丸たちは、この山奥での静かな暮らしがいつまでも続くものであると誰もが思っていました。そう、あの日に地獄からの闇の勢力が現れるまでは…。

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