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第298話
宰相となったルイスのところには、たくさんの仕事が舞い込んでくる。
それらを部下へと分配したり、あるいは自分で決裁をするということがルイスの今の仕事だ。
「これはブラオ伯爵卿へ。クイティ男爵卿にはこれを……」
部下にそれぞれの決裁した書類を引き渡していく。
それぞれの貴族にはそれぞれの爵位に従った責任が生じている。
それを正確に分類することも、彼らの上に立つ宰相という役職にいる、ルイスの役割にもなっていた。
当然のことではあるが、その爵位は国王たるマウンダイスが授けるわけではあるのだが、その爵位についても一定の推薦をする力も、ルイスは持っていた。




