これは冒険者達の戦い方?
「リド!そっちに抜けそうな奴がいる!」「了解!」
小さな魔物だが後衛には、怪我人がいる。通すわけにはいかない。
「ふん」剣を刺し、魔物を倒す。
「あ、ありがとう」「構わない」
この依頼は多くの冒険者が集まり、波の如く迫る魔物を排除する。
初対面の者も珍しくない戦場だ。しかし、
「多いな」「うん、こんなに多いのは初めてだ。」
ゴブリンにスライム、リザードからオークまで
「終わる気配がしないな!」「それは昔からそうだよ!」
俺たちの作戦は魔術師が遠距離から少しでも数を減らす。
生き残った魔物は前衛が担当する。
それでも通り抜ける魔物は、中衛の冒険者達で仕留める。
怪我をすれば後方に行き、回復術師に回復してもらう。
人海戦術とゾンビ作戦での戦い。
「これが冒険者の戦い方かよ!」
「そうだよ!これが!冒険者の生き残るための秘策さ!」
レーンと俺は、中衛で魔物を排除している。
リビッドは遊撃部隊に、リンとレヌは後衛で、バラバラだ。
後方からは、岩や炎、水などの魔法が飛んでいる。
魔術師達のおかげで魔物の波はかなりマシになっている。
「あいつら!無事だと!いいな!」
「大丈夫さ!みんな!強いからね!」
そうだ、みんな強い。ならば大丈夫だろう。
この嫌な予感が杞憂になること祈ろう
三時間続いた激闘の末、魔物の波は収まったのだった。
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