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強欲たる旅路  作者: にコ1
二章
18/26

採取と異変

翌日、俺たちは不人の大地で軽い採取に来ていた。

「リン!これはどうだ?」「それは普通の雑草ね」「…失礼した」リンはふふっと笑う。


素材の知識はリンが一番知っている。俺は未だに薬草と雑草の区別が分からん。

「リン、これはどうだい?」「それは…うん、質が良い薬草ね」


「レーンはすごいな。」「はは、まぁ元一級の弟子だからね。」


「リドも冒険者として生きるなら、ちゃんと勉強しなさいよ」


「努力はしてるけどな…」昔からこういうことは苦手だ。

それにしても、少し遠いとはいえここは不人の大地にしては安全に採取できる場所だが。


「ここの薬草が残っているってことはやっぱり人は…」


「本当、少ないね。最近は強い魔物がここでも出るから、討伐の依頼が多くて、安い採取の依頼は

人がいないね。」最近不人の大地の危険性が上がっているようだ。


採取の依頼でさえ、死ぬ可能性が出てきたから。


「こればっかりはしょうがないわね。これも予言のせいなのかしら。」

予言…確かに、大罪は生まれている。俺がそうだが、まだ何処かで事件があった事は、聞いていない。


何故、他の大罪は動かないのか。または、発現したのは俺だけなのか。

採取を続けていると、離れた場所から気配がした。


「みんな!何かいる!」その声に反応し、全員構える。

走る音とこの音は…矢か!


「レーン!たぶん、ゴブリンだ!」「了解!」レーンの前に立ち、盾で矢を防いだ。

5匹のゴブリンが現れた。棍棒を持ったのが3匹と弓が一匹、それに木の長い棒とその先に宝石?

魔術師か!

「僕とリビッドで近接のゴブリンを倒そう!遠距離は、リンとレヌ、リドに任せる!」


「「「「了解」」」です」


少し時間が経ち、戦闘は終わった。皆無傷で終わった。だが…

「リン、どう思う」「どう思うもなにも…」リンは少し考え、続けて話す。


「雑魚のゴブリンだったけど、質のいい革の装備に、魔術師まで…これは…」


「ゴブリンの拠点ができている。と考えて良いわね」「やっぱり」


「なるほど、じゃあそこに行ってゴブリンを殲滅をするかい?」レーンはすぐにでも行きたいようだ


「いえ、拠点はここから近いでしょうけど…。」まだ考えている様子のリン


そんなリンの様子に、レーンはハッと表情を変える。

「まさか」「私の思い違いじゃないなら…」「「スタンピード」」


レーンとリンは顔を合わせゆう。

スタンピードは不人の大地の奥から強い魔物が国に近づくと起こると言われている。


魔物同士であっても、お互い味方というわけではない。

強い魔物に勝てぬ魔物は、生きるため逃げてくる。さらに逃げてきた魔物に勝てぬ魔物が…と続くため

ゴブリンなどの弱い魔物は国の近くで住むしかなくなるということだ。


「なるほど、じゃあ急いで帰って、ギルドマスターに報告しようか」


「いえ、せめて拠点があるかどうかは確かめないと」「でも、かなりの荷物だよ?それに」


リンとレーンはリビッドとレヌの方を見る。「わ、私ちょっと腰が…」


「いてて、立つといてぇ〜」薬草を長いこととっていたからか、2人は腰を痛めているようだ。


「リドは?」「俺は大丈夫だ。」「でも、これじゃあ拠点に近づくのは危険だね」


「ごめんね」「すまねぇ」「2人は悪くないよ。」「でも確認はしたい…」


レーンとリンは悩んでいる。ならば、「俺1人で偵察に行こう。」


レーンは少し考えてから「わかった。でも何かあればすぐ戻ってこい」


「当たり前だ」「リド、無茶は厳禁よ」ジーとリンが見てくる。


「ああ、わかってる。」「任せるね。リドさん」「レーンちょっと肩貸してくれ」「やだ」


そして俺はレーン達と別れて

リンが地図に記してくれた拠点があるであろう場所に行くことにした。

読んでいただきありがとうございました

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