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番外編:奴らは目覚めている。
とある賢者の視点
レーンたちがルベル国についた夜、アルが力に目覚めた場所に影3つあった。
「し、師匠」「こ、これは…」弟子の2人はひどく怯えている。
周辺の草や木、花までもが全て真っ白になって枯れていた。
「やはり、目覚めはじめているな…お前達、この力が何かわかるか?」
「い、いえ」「私もさっぱり…」弟子2人は一生懸命考えたが解らぬようだ。
「周りの魔力を見ろ。命を奪うかの如く、
周囲全ての魔力がなくなっている。…こんなことができるのは。」
弟子2人の顔を見る。固唾をごくっと飲む音が響く。
「これは、"強欲"だろうな」最悪だな。大罪が目覚めるとは…
「命まで奪えるとは…」「予言は本当に…」弟子達はそれぞれの考えを巡らせているようだ。
「調査はここで切り上げよう。帰るぞ。」「「はい!」」
急ぎ帰還し、国王とも話さねば。ここで確信を得られた。
予言の時はきっと来るのだろう。
私が見た、あの未来が。
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