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【緊急速報】串本沖衝突事故の搬送患者が多数重体(たいよう新聞デジタル/2026年4月18日 17:30配信)

 18日午後、和歌山県串本町潮岬沖で発生した大型客船「TMC オーシャン・フロンティア」と漂流船「パシフィック・カルナヴァル」の衝突事故において、救助され和歌山県内の病院へ搬送された被害者らが、相次いで意識不明の重体に陥る事態が発生した。


 重体となっているのはいずれも「TMC オーシャン・フロンティア」に乗船していた乗客および乗組員。病院関係者によると、患者らはいずれも前日までは会話が可能で健康上の問題がないように見えたが、18日になり突如として異常な倦怠感を訴えるようになった。その後、言語障害や歩行障害、激しいめまいを訴え、その後呼吸困難や全身の筋肉麻痺を起こしてショック状態に陥ったという。

 一方、比較的症状が軽い患者もおり、眩暈や脱力感などを訴えているものの多くは命に別状はないとされる。

 病院側は未知の感染症や化学物質中毒、集団食中毒などの可能性を疑い、直ちに患者らを隔離して緊急処置を行ったが、17時時点で既に7名が心肺停止状態となっている。


■専門チームを派遣、「コノトキシン」に似た中毒症状か


 事態を重くみた病院側は、直ちに保健所および関係機関へ通報。原因究明と二次感染防止のため、行政や医療・研究機関による合同専門チームが現地へ派遣された。

 現時点で空気感染等のリスクは低いとみられているが、医療関係者によれば、一連の症状は「強力な毒性を持つ猛毒貝・アンボイナガイの中毒症状(コノトキシン中毒)にきわめて類似している」という。


 アンボイナガイの持つ毒素「コノトキシン」は、神経系を麻痺させる多種多様なペプチド混合物であり、刺されても痛みをほとんど感じないまま数分から数十分で呼吸麻痺が進行するのが特徴とされる。

 有効な血清が存在しないため、治療は自力で毒が抜けるまで人工呼吸器等で呼吸を維持する対症療法(全身管理)に限られる。


■「刺創痕なし」「院内で発症」――深まる謎と不穏な目撃証言


 しかし、アンボイナガイは通常、浅瀬に生息する肉食性の貝であり、患者らの体表に刺し傷(刺創痕)や海水への直接接触の痕跡が認められないこと、さらには救護所や院内に搬送された後に相次いで発症していることから、現場の医師らの間では「未知の有害物質、あるいはアンボイナガイの毒素に似た別種の何かによる影響ではないか」と困惑が広がっている。

 専門チームは近隣ホテルで待機中の救助者らの安否確認を急ぐとともに、環境調査と原因究明を進める方針だ。


 そうした中、現場の病院関係者からは不気味な証言も浮上している。一度は心肺停止や深い昏睡状態と判定された患者が、人工呼吸器を装着されたまま突如として起き上がり、意識がない状態で院内を徘徊しようとしたという目撃情報が相次いでいるという。

 また昏倒する直前に談話室で会話をしていたという患者は「やけに甘ったるい匂いがした」と語っており、別の患者に面会中だった家族も同一の証言をしていたという。

 原因不明の症状と奇妙な言動に対し、同院に入院中の患者や周辺住民の間で強い不安と動揺が広がっている。

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