第五話 ショッピングモール
ーーチーム対抗戦も無事に終わり、ショッピングモールへと向かう四人。モール内にて怪しい人影を見つけるが…
尾我利「はい!みんなチームワークが良かったよ!」
尾我利は重いリボルバーの銃声を鳴らし、ホイッスルを吹き、甲高い笛の音と鈍い火薬の弾ける重低音がグラウンドに響いた。
朱﨑「みんなすごかったよ!」
朱﨑が褒める。葵も頷きながら言った。
葵「うん!甲君も蓮君もチームワーク良かったよね!」
俺も頷き、しばらくはガヤガヤ3人で騒いでいた。そこに、秋暮が会話に入った。
秋暮「…俺のこと忘れないでよ。」
俺含め3人は唖然としていた。
【郊外のショッピングモールにて】
中央の広場には3人の中学生がいた。
朱﨑「…遅い!」
朱﨑が呟く
葵「うんうん。」
葵も頷いた。
秋暮「あいつめ…」
秋暮が文句を垂らしたところで馴染みのある声が聞こえてきた。
「おーい!ごめんごめん~!」
声の主は仁宮であった。
数分後
朱﨑「あのなぁ…」
朱﨑が愚痴をこぼした。仁宮の手にはクレープ、秋暮は試着コーナーの迷彩服を装備しており、葵の両手には大きな紙袋があった。
朱﨑「もっとまとまろう!離れるの禁止!」
3人ともうつむいて反省していた。
朱﨑「…よし、続きをやるぞ!」
朱﨑が声をあげた矢先、秋暮はエアガンの店の方を見て指を指した。
秋暮「…あいつ、ただ者じゃない。」
指の先には背の高い細身の男がいた。背中には黒いカバンを背負っており、深い帽子を被っていた。彼はこちらを少し見つめたあと、人混みのなかに消えていった。
四人は一通りお店を見終わり、フードコートにいた。各々が好きなものを注文し、テーブルの上には美味しそうな食事が並ぶ。
葵「…ねぇ、甲くんそれちょうだい。」
葵が指差す。甲はアップルパイを注文していた。甲は渋々アップルパイを差し出し、葵はそれを一口食べた。
葵「熱っ!」
【ショッピングモールの出入り口にて】
甲「いや~楽しかったね!」
朱﨑が応える。
朱﨑「そうだよな!みんなバラバラになったときは少しビックリしたけどもね!」
秋暮と葵も頷く。
このとき、少し乾燥した向かい風が吹いていた。
五話!ありがとうみんな!




