↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ラブリーキスキス・デスアンドチョコレート  作者: 岩崎シネマ
1章「これを絶望と言わずに何と言うんだ!」
12/20

#END

【同日 午後19時19分 / 1年HELL組教室】


放課後、1年HELL組の教室。

一人の男がスマホで電話をしている。

その口元は、邪悪に歪み、今にも裂けそうなほど醜くつり上がっている。


その男は黒幕八兵衛。


「あぁ…そろそろ準備を始めてくれ」


「あぁ…そうだ」


「このクラスを混沌へと突き落とす例の計画の始動だ…」


「いいか、逆らえば、そのときは"お前が死ぬ"ことになるからな」


「全ては私の思うがまま、私の思う通り、この世界はーーー」


そう言いかけたとき、黒幕の頭に突然強い衝撃が走る。


「い、痛っ!」


振り返ると、そこにはデス子が立っていた。

彼女の右手には黒板消し、そして、舞い上がるチョークの粉。

どうやら、あれで頭を思いっきり叩かれたらしい。


「な、何をするのだッ!!」


「なぁーくろまくはちべい、いい加減お前さ、その実は自分が裏で全ての糸引いてるんだ感出すのやめねえか?」


「といってもだ…」


「前から思ってたけど、ぶっちゃけかなりキツイぞ、それ?」


「し…しかしッ!」


「ん?なんかいったか!?ゴラぁあ!?」


「い…いえ、もう二度と喋らないです…」


「ならば、よーし!じゃあ私は今からボーカルレッスンあるから、じゃあねー!」


デス子はそう言い残し、黒板消しを黒幕の頭に乗せて颯爽と帰宅していく。

教室に一人残される黒幕。

確認しなくとも分かる。自分の頭が今、チョークにまみれていることなど。


黒幕はスマホをそっと耳から離した。


「クククッ…」


「だがデス子君、全ては私の思うがまま、私の思う通り、この世界は私のものさ・・・」


黒幕は頭に黒板消しを乗せたまま、静かに笑うのであった。


【国王選挙まであと7日】



■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【1年HELL組・残り18人】

<生存者>

1番:磯烏 亜音

2番:隠不流 怨咲

3番:エドガーロック・アポロ

4番:乙木 迷太

5番:鬼瓦 我此処仁有ノ介

6番:キヨスク 猫子

7番:クビキリーナ 裂鬼

8番:黒幕 八兵衛

10番:工策院 図我

12番:食瑠実 甘

13番:血夜来 恋依恋

14番:デス山 デス子

15番:沼ノ底 蛇邪丸

16番:マーガリート・バータハ・オナジー二4世

18番:女苺 毒味

19番:冥土 看夜家

20番:萌杉 謙信

21番:ロール 辺芸子


<死亡者>

9番:小石照 ルカ・・・1週間前に謎の自殺

11番:桜薔薇 蝶・・・櫂によって殺害

17番:又御万江 櫂・・・美綺瓊の爆弾で死亡

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。