第八章「サイコパスなデザイナー」
ドリアンは、エヴォルトリス・アルファとの戦闘を終えた後にAIのオメガが勧めた十分間の休息を、待とうとはしなかった。
一分たりとも。
アドレナリンの放出でまだ体が震えているうちに、彼は立ち上がった。脚はかすかに感知できるほどの震えで抗議したが、膝はそれを崩れることなく受け止めた。
彼が座っていた岩は彼の体温を残しており、その熱の跡を地面の地衣類が真似し始め、彼の重みが石を押した場所で一瞬だけより強く輝いた。
「ご主人様」——オメガはそう切り出したが、その一言だけで海を満たせるほどの忍耐が込められていた——。「狩猟の基本規則では……」
「基本規則、ね」ドリアンは繰り返しながら、肩が鳴るまで両腕を頭の上に伸ばした。「それは、自分の心臓の鼓動をいちいちAIに監視されていない人間のために書かれたものだろ」
「それは事実ではありません。ご主人様もそれをご存じのはずです」
「いや、俺は知らないな」彼は笑みを浮かべて言った。「知ってるのはお前だよ、オメガ。お前が知ってるんだ」
ドリアンはすでにエヴォルトリス・アルファの死体に向かって歩き出していた。その足取りは望んでいたよりも遅く、重かった。この惑星の重力は相変わらず彼を引っ張り続けており、戦闘を終えた今、筋肉という筋肉が鉛に変わったかのようだった。だが好奇心は疲労に勝った。いつだって好奇心の方が勝るのだ。何しろ彼はドリアンであり、ドリアンが何かを言い、何かを考えたなら——
目的を達成するまで休むことはなかった。
◇ ◇ ◇
エヴォルトリス・アルファの、これまで気づかなかった傷口からさらに黒い血が噴き出した。戦闘の最後の局面で開いたのか、それとも死んだ筋肉が弛緩し、生命が閉じ込めていた体液を今まさに解き放っているだけなのか、それは分からなかった。
その液体は柔らかいシューという音を立てて地面に落ち、空気に触れると同時に蒸発していった。化学的な臭いがすぐさま立ち上り、それはまるで固体のように濃密で、目の奥から焼けつくようだった。涙が抑えようもなく溢れたが、それは悲しみからではなく、純粋な化学的刺激によるものだった。
ドリアンは咳き込みながら素早く後ずさった。その音は乾いていて、耳障りで、まるで肺の奥に居座った何かを吐き出そうとしているかのようだった。彼はスーツの胸に飛び散った血を手袋の甲で拭った。
その物質は粘つく、濃厚な跡を残し、腐った蜂蜜のように広がったが、やがてエクソスーツのナナイトがそれを分解し始めた。その過程には数秒かかった。ドリアンは無意識のうちに数えていた——染みの輝きが消えるまでに一つ、粘性が消えるまでに三つ、スーツがマットな質感を取り戻すまでに五つ。
「やっと終わったな、オメガ。本当に、今回のは俺にとってかなりキツかったよ」咳の発作が収まった後、彼はようやくそう言った。その声は自分の耳にすら疲れて聞こえた。まるで言葉が喉を引きずられながら出てくるかのようだった。
「もう終わらないんじゃないかと思ったぜ」彼は続けながら、目で周囲を調べ続けていた。頭の動きはゆっくりと、意図的で、峡谷の周囲を左から右へと見渡していく。
壁は彼の足音の反響を返し、それを何倍にも増幅させたので、まるで何十人もの人間が影の間を歩いているかのように聞こえた。そして、彼だけではなかった。
「あの野郎、俺に一息もつかせる気がなかったな。まるで俺に取り憑かれてたみたいだった。……いや、何言ってんだ俺。馬鹿げてるな。でもまあ、このイカれた宇宙じゃ何が起きても不思議じゃない」
ドリアンは右肩を揉んだ。岩の衝撃で残った痣が、鼓動のたびにずきずきと痛んでいた。スーツはその部分を圧迫し、炎症を抑えていたが、首の方まで広がる鈍い痛みに対してはなす術がなかった。
「本当に、こいつはとんだ……」彼は言葉を探しながら眉をひそめ、間を置いた。鼻に皺を寄せる。無言のまま唇を動かし、いくつかの候補を試す。「頭痛の種、だったな。だがまあ、とにかく生き残った。あのクラスの化け物と対峙した後じゃ、それが一番重要なことだ」
彼は倒れた死体の周りを歩いた。剣はまだ手の中にあった——考えるまでもなく再起動していた、呼吸と同じくらい自動的な反射だった。だがエネルギーの刃はその強度を弱め、今ではただの淡い輝き、足元の地面をかろうじて照らす程度の淡い青に変わっていた。
唸り音は今や低く、ほとんど猫の喉鳴りのようで、微細な振動が手のひらを走り抜けていた。まるで武器自身もまた生き延びたことを喜んでいるかのように。
彼のブーツは黒い土にほとんど見えないほどの足跡を残していた。彼はその怪物を、幾百もの戦闘を経た真の戦士だけが身につける、あの臨床的な眼差しで観察していた。それは賞賛ではなかった。分析だった。兄はかつて彼に、打ち倒した敵はすべて教訓であり、教訓は遠くから眺めていては学べないと教えていた。
一度、足を止めた。
軽く腰を落とし、バランスを保つために片手を膝に置いた。その姿勢は、ヘリオン・アストラでの訓練の日々を思い出させた。教官が彼らに、その姿勢を筋肉の記憶に刻み込ませるために何時間もしゃがませ続けた日々を。
彼は、刃が切りつけた首の近くで鱗が重なり合っている様子を観察した。傷口の縁は焦げており、エネルギーの熱が瞬時に血管を焼き固めていた。だが最初の鱗の層の下、切り口から覗く場所には、第二の層があった。そしてその下には、第三の層が。
「面白いな」彼は呟き、軽く頭を振った。今夜、何か新しいものを発見したのだ。「実に面白い」彼はなおも頭を振り続けた。
その内部構造は、ヘリオン・アストラの異種生物学の教本で見てきたどれとも異なっていた。それは鎧ではなかった。むしろ球根の層のようなもので、損傷が表面より奥へ浸透しないように設計されていた。
「頑丈な体、四本脚」彼は指摘し始め、まるで講義でもしているかのように空いた手で身振りを加えた。話しながら人差し指がそれぞれの部位を示し、宙に弧を描いていく。「背中の棘、複数の顎。どこから湧いてきたのか分からない速さ。すべてがただ一つのことのために設計されている……」彼は言葉を少し芝居がかったものにするため、途中で言葉を切った。
「……可能な限り効率的に殺すこと、のためにな」短い芝居がかった間の後、ドリアンはようやくそう言った。
彼は生物の頭部の前で足を止めた。彼の緑の瞳が、すでに光を失った怪物の目と合った。その目は割れているようで、内側から破裂したかのようだった——おそらく衝撃そのものの圧力によるものだろう。
一瞬、まだそれが自分を見ているような、その肉と鱗の塊にまだ何らかの意識が残っているような気がした。眼窩は井戸のようで、その底にはそれぞれ、ゆっくりと蒸発していく黒い湿り気があった。
必要以上に長くそこに立ち尽くしていた。呼吸はより遅く、より深くなっていった。うなじがちりちりとした——死んだものをあまりに長く見つめ続けたときにいつも感じる、あの感覚だった。恐怖からではない。何と名付ければいいのか彼自身にも分からない、敬意と戦慄の間にある何かからだった。
「いや、いや、いや」彼は頭を振りながら言った。その動きは最初はゆっくりと、やがて速くなっていった。まるである考えを振り払おうとするかのように。「お前を設計した奴は……いや」彼は言い直し、まるで見えない誰かに話しかけるように顔を横に向けた。「お前を設計した、兄弟愛の欠けたサイコパスは……」
ヘルメットが後方へとスライドした。機構が柔らかい油圧音を立て、頭蓋を締め付けていた圧力が消えた。夜気が湿った愛撫のように顔を打ち、橙色の光沢を帯びた黒髪を解き放つと、風はすぐさまそれを捉え、まるで梳かそうとするかのように後ろへとなびかせた。
額に手をやり、人差し指と中指でこめかみを押さえた。そこに、まだ速いままの、まだ残ったアドレナリンを送り出し続けている心臓の鼓動を感じることができた。手袋越しの指先は、その脈動を遠くの太鼓のように感じ取った。
心拍数を下げるには時間がかかった。いつだって時間がかかるのだ。ヘリオン・アストラでは呼吸法や、視覚化、戦闘後に平静を導くための方法を教えられた。だが体には体自身のリズムがあり、死は——たとえ自分自身の死でなくとも——どんな技術でも完全には消し去れない痕跡を残すのだった。
「お前を作ったイカれた野郎は」彼は続けた。ヘルメットの歪みがなくなった分、声はより明瞭に響いた。その音は峡谷に広がり、まるでこの惑星までもが耳を傾けたがっているかのように壁に反響した。「……何かの副作用の最中にでも作ったに違いない」
芝居がかった間を置いた。不要な間だ、確かに。だが今なら許される。「今のところは」という言葉がこの手の惑星では重要であり、差し迫った脅威がない限り、戦士にはささやかな贅沢を味わう権利があった。彼は乾いた唇を舌でなめた。噛んだ頬の血の味がまだそこに残っており、空気の金属じみた後味と混ざり合っていた。
「ヘリオン・アストラで一部の連中がやってる、あの粉末をキメてたに違いないな」彼はようやくそう言いながら、頭を円を描くように動かして周囲を確認した。岩の間の影は動かなかった。木々は相変わらずかすかな赤い光を放っていた。すべて異常なし。「じゃなきゃ……」
また間を置く。またしても不要な間だったが、時には自分を甘やかす必要もある。ドリアンはずっと前に、九死に一生を得た後の芝居がかった間のようなささやかな楽しみこそが、戦士を正気に保つのだということを学んでいた。兄はそれを「戦闘を処理する」と呼んでいた。ドリアン自身は、それを「完全に狂わないための独り言」と呼んでいた。
どちらも正しかった。
「まともな人間が、こんな特徴を持つ生き物を発明するなんて想像もつかないね。だってほら、見ろよ」彼は大きな身振りで死体を指し示した。腕は完全に伸びきり、手は開かれ、まるで画廊で美術品を紹介しているかのようだった。
「独立した四つの顎。何のためだ?噛みつくときに四方向同時からってことを確実にするためか?やりすぎだろ。まるで誰かが『完璧な殺し屋を作ろう』と言い出して、そのあとはただ響きがいいからって理由だけで、あれこれ付け足し続けたみたいだ」
もう数秒、その顎を見つめ続けた。閉じていてもなお、死んでいてもなお、そこには何か落ち着かないものがあった。
関節の周りの皮膚の襞、それらを繋ぐ腱、すべてが同期した動きのために設計されているようで、それは今、静寂の中ではグロテスクに映った。
まるでその生物が今にも笑みを浮かべようとしているかのように。




