↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヘリオン・ハンター ~未知の惑星で魔物を狩りながら銀河を駆ける~  作者: TyRedGlyph


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
15/20

第十四章「地獄から堕ちてくる悪魔ども」


「わかってる」とドリアンは遮った。立ち上がろうともがきながら。湿った風が顔を打ち、脚は震え、腕は鉛のように重かったが、少しずつ、一センチずつ、彼は体を起こすことに成功した。スーツが助けになった。サーボモーターが、今この瞬間彼の筋肉が出せないものを補ってくれた。彼はそれを設計した人物に、心の中で密かに感謝した。


「だが見ろよ……」――笑みが顔に浮かんだ。彼はいつも笑っていた、何があっても……どんな状況や逆境に直面しても、彼はいつもとても陽気だった。「見ろよ、俺たちがやり遂げたことを。あの野郎どもをやっつけた、俺はまだ立っている、それが重要なことだ。それ以上でもそれ以下でもない」


彼は周囲を見渡した。倒れた死体たちを、剣の消えかけの光に照らされた火口を、その中心にあるシグマ-12号を。エヴォルトリス七体が死んでいた。いや、七体以上だ。そしてその中心には、最初の探検者たち、最初に倒れた者たちを運んできた船があった。彼らと自分との違いは、と彼は思った。彼が先祖たちと違って、まだ立っているということだった。


今のところ、その事実だけで十分すぎるほどだった。


「俺が最初じゃなかった」と彼は呟いた。その声は努力と感情でかすれていた。次の言葉を続ける前に二秒ほど間を置き、火口の腐敗臭を風に少し運ばせた。「だが、もしかしたら……」――彼の目はシグマ-12号に留まり、一瞬、見たことのない顔を思い描いた。エヴォルトリスや他の生物たちとどのように戦ったのかを想像した。


「もしかしたら、俺は彼らが始めたことを終わらせる者になるのかもな。まあ、そう願うよ」――彼は乾いた笑いを漏らした。自分の考えが必ずしも正しくないと知っている者のような笑いだった。「常に前向きでいなきゃな。すべてにおいて。たとえすべてが解決不可能に見えてもな」


夜の微風と壁の地衣類が、彼にそれを肯定しているかのようだった。なぜなら、風が彼に吹きつけると、地衣類が少し輝いたからだ。


彼はベルトに手をやり、いつも携帯している瓶の一つを手探りで探した。必要なものを見つけた――蛍光緑の液体のエネルギードリンクで、極限状況で体力を回復するために設計されたものだった。


その瓶は戦闘の熱でぬるくなっていた。


「お前の助けが必要だ、相棒」と彼はその瓶に笑みを浮かべながら囁いた。


それを唇に運び、飲んだ。冷たい液体が喉を伝って下りていくのを感じ、エネルギーが体の中心から外へと、まるでたき火から放射される熱のように広がっていくのを感じた。脚の震えがまず収まり、それから腕の重さが軽くなった。


奇跡的な治療ではなかった。疲労はまだそこにあり、痛みもまだそこにあったが、次に来るものに立ち向かうための力を与えてくれるはずだった。


そしてその次のものは、間違いなく、もっと悪いものだろう。


夜は続いていた。容赦なく、果てしなく。紫の空は依然として少し暗く、地衣類は依然として輝き続け、風は依然として吹き続けていた。


この惑星は休まなかった。そしてドリアンもまた、休むことはできなかった。


夜の狩りは……


まだ始まったばかりだった。


◇ ◇ ◇


火口は、動物の反響で満ちた金属の箱のように鳴り響いていた。あらゆる衝撃、あらゆる咆哮、あらゆる呼吸が岩壁の中で増幅され、ドリアンを完全に包み込む混沌の交響曲を作り出していた。その音は一つの場所からではなく、あらゆる場所から来ていた。


新たなエヴォルトリスが壁を降りてくるにつれ、ドリアンは環境が変わったことに気づいた。


もはや最初の戦闘のときと同じ、開けた地形ではなかった。


ここ、船があるこの場所では、火口はより深く、壁はより高く、地面はより不規則だった。よく設計されているな、と彼は思った。


もしここで死ねば、そのままそこに留まることになる。この惑星は自分が何をしているのかをよくわかっていた。


鉤爪が石を引っかく、あの独特の音――黒板を爪でこする音の何十倍にもなったもの――がして、空気は静電気と埃で帯電した。浮遊する粒子の間で小さな静電放電が跳び、一瞬だけ闇を照らす微細な光の弧を作り出した。まるでミニチュアの稲妻のように、まるで惑星が静電気を呼吸しているかのように。


「くそ、これは終わらないのかよ?」とドリアンは不満を漏らした。戦闘だけが与えてくれる明晰さで、頭が状況を処理していく間に。


以前彼が戦ったエヴォルトリスの群れは、ただの囮に過ぎなかった。使い捨ての肉だ。


敵に挑み、あるいは弱らせて、その後で本隊、彼らの軍勢がやってきて仕事を終わらせるための者たち。


彼はそれをシミュレーションで見たことがあった。


マニュアルで学んだこともあった。だが、知的生命が確認されていない惑星の生物たちが、それを実行するのを目にすることになるとは、思ってもみなかった。


確認されている。今やその言葉は、まるで冗談のように思えた。


その戦略は戦争そのものと同じくらい古かった。まず最も弱い者を送り込み、相手を消耗させ、その動きを研究し、それから、疲労が効き始めた頃に、真の戦士たちを送り込む。そしてドリアンはすでに疲れていた。倒れるほどではないが、一つ一つの動きが前よりも少し余計にコストのかかるものになるくらいには。


命令は明確だ、と彼は思った。緑の目で火口の壁を走査しながら。過程で殺されようが構わない、そしてもし運よく圧倒的な勝利、あるいはきわどい勝利を収められたなら、それはそれで結構だと。だが、それはお前がその試練を受ける当事者であることを変えはしない。ああ、それともう一つ。幸運を祈る、と。


ドリアンは回り始めた。完全な円を描きながら。敵性の反応がオメガのスキャナーの中で素早く動いていた。彼を救っていたのは、AIが伝えるデータやメッセージ、リアルタイムの映像が、彼の直接的な視界を妨げないことだった。それは二人でかなりの時間をかけて調整してきたことだった。もし干渉していたら、この惑星に足を踏み入れた瞬間から、彼はすでに前菜になっていただろう。いや。最初の動物たちの朝食だ。


影は素早く動いていた。肉眼で数えるにはあまりにも多かった。まるで壁を滑るインクの染みのように、絶えず形を変え、亀裂や岩の出っ張りと見分けがつかなくなっていた。そのうちの二つが止まった。


彼らはドリアンを観察していた。


研究していた。


以前の失敗から学んでいた。


オメガは光を近くの軌道にだけ集中させ、地形をあまりにも多く明らかにしないようにしていた。それは二人が長年の戦闘の末に開発してきた戦術だった――必要な情報だけを、感覚を飽和させることなく。戦闘中の情報過多は、情報不足と同じくらい命を奪う。


「群れが接近しています」とオメガが報告した。混沌の中でもその声は明瞭だった。「連携した捕食パターン。推奨事項:絶え間ない移動。いかなる状況でも止まらないでください」


ドリアンは答えなかった。両脚に体重を調整し、呼吸を安定させた。吸う。吐く。吸う。吐く。生の律動、戦いの律動。


ここでは、その二つは同じものだった。


「これは試練じゃないだろ、惑星さんよ」とドリアンは、空気に、この場所に、彼で遊んでいるこの惑星そのものに向かって抗議した。「だが、せめて何かループとか、ゲームの道具として使えるものくらい落としてくれよ、なあ?」


まっとうなビデオゲームなら、こんな戦闘の後には報酬があるはずだ。強化があるはずだ。何かが。だがここには、ただ敵が増え続けるだけだった。「頑張れ」の一言すら、彼らが気にかけているという証すらなかった。


宇宙はその点で実にケチだった。


「未知のゲームに俺を招待するとはな……」――彼は自分自身を訂正した。それは正しい言葉ではなかった。まったく正しくなかった。


「招待ですらなかったな」とついに彼は言った。構えを取りながら、エネルギーの剣が空中で完璧な弧を描き、戦闘モードに入るとともに青い光がより強くなっていった。「俺の同意もなしにこのゲームに引きずり込んだだけだ。それってプライバシーの侵害だろ、知ってたか?」


誰も答えなかった。惑星は謝りもしなかった。


「わかってたよ」とドリアンは鼻息をついた。「お前がプライバシーなんて知ってるはずないよな、そんなことを聞いた俺が馬鹿だった」


エヴォルトリスたちは降り続けていた。そのシルエットが紫の空を背景に、地獄から堕ちてくる悪魔のように浮かび上がっていた。観察のために止まっていた二体は、もはやじっとしていなかった。すでに研究を終えていた。


ドリアンは彼らを待った。


怪物たちが降下を続ける中、ドリアンは握りを調整した。柄の金属は手袋の下でぬるくなっていた。


あまりにも長い時間、彼の手の中にあったからだ。


「それに、チュートリアルもなかったな」とドリアンは続けた。その声には、オメガにしか理解できない皮肉が込められていた。「まあ、あったっちゃあったが……」


彼は間を置いた。不必要な間だったが、そうする必要があった。こういう瞬間にしか、そんな贅沢――自分の時間を割いて話すこと――を自分に許せなかったからだ。まさにその瞬間、彼はある惑星のことを思い出した。あまりにも怪物が多くて、オメガが頭の中にいても話す時間すらなかった惑星のことを。そして最悪だったのは、長く話せなかったことでも、次の波を生き延びること以外のことを考える余裕がなかったことでもなかった。その特定の日に限って、見知らぬ空に雲一つなかったことだった。雲がなければ影もない。影がなければ隠れる場所もない。そしてそれを知ってしまえば、もう説明の必要はなかった。


「システムの仕組みについても何一つ教えてくれなかった。ただ見えないメッセージだけだ」


彼は数歩後退し、距離を稼いでより良い準備を整えた。ブーツはほとんど見えない跡を柔らかい地面に残した。以前と同じふかふかした地面だが、ここ火口の底では、より暗く、より湿っていた。まるで直射日光を一度も見たことがないかのように。


「あったのはただ、『できるなら生き延びろ』という、存在しない激励のメッセージだけだった。本当に、こんな扱い、許されないだろ、皆さんよ」とついに彼は呟いた。その声には諦めと反抗が混ざり合っていた。


「そして何より最悪なのは、俺を難易度ハードモードに設定しやがったことだ」――彼は空に向かって声を張り上げた。「超絶最難関モードにだ。ライフは一つだけ。それを失えば、永遠に終わりだ。お前はサイコパスだ。サイコパスだよ。本当にそうだ」


ドリアンはその見知らぬ惑星の夜空に向かって文句を言い続けたが、その目はエヴォルトリスの動きを一瞬たりとも見逃さなかった。文句を言いながら戦うこともできた。それは生まれ持った才能だった。オメガはそれを知っていたが、口に出したことは一度もなかった。だが、知っていた。


ドリアンは一つ息をついた。


「まあ、それについては文句を言えないな、なぜなら……」――彼はもう一度、劇的な間を置いた。だが今度はそれに目的があった。歪んだ笑みが唇に浮かび、白い歯が闇の中で捕食者の閃光のように輝いた。


「実を言うと……ふふ、面白いのはさ、俺がこの試練に引きずり込まれる前から、俺はすでに超絶最難関モードでプレイしていたってことだ」――ついに彼はそう語った。その言葉には誇りがあり、歴史があり、今の彼を作り上げたすべてがあった。それは傲慢ではなかった。もっと名づけがたい何かだった。


十分に負け続けることでしか得られない類の確信だった。


ドリアンは火口での戦いに備えていた。ここでは、シグマ-12号の乗組員に一体何が起きたのかを知りたければ、自分の存在を証明しなければならなかった。もうエヴォルトリスたちと戯れている場合ではなかった。


生きて帰りたいなら、すべてを出し切らなければならなかった。


「ああ、忘れてた」と彼は、攻撃者たちとの距離をさらに広げながら呟いた。「お前たちと違って、俺には心臓が一つしかないってことをな……」


彼の目は今や殺意に満ち、それ自体の光――青い光――で輝いていた。実際、ドリアンはもう遊んではいなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。