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賢者ハーレム???召喚竜

【サブタイトル】

賢者ハーレム??


【本文】




               賢者ハーレム??




「え、今の何?」


凄い早さの物にすれ違った、ビビは聞いた。


お姫様にお姫様抱っこの恐怖を味合わせたとは言えなかった。


「知らない方がいいと思うよ」


レイ、チェリーとビビが装備を持って来てくれた。


レイは僧侶ローブと鎧と籠手を胸に抱き抱えて持ってきた。


正面から抱きしめる様に皮鎧を乳に押し当て、

ローブと籠手はその上に・・・


棚に置く様に・・


その大きさが凄いぞ~~


正直、鎧と籠手はいらなかったが、

先ほどのお婆さんに乳押し当てられた、

感触を間接接触で上書き出来そう。


「大切に運んでくれてありがとう」


レイは目が潤んでる・・・


鼻の穴が広がり、息が・・・


この娘、まさか臭いフェチ??


チェリーは剣を渡してくれた。


「ありがとうございます。お手伝してくれて嬉しいです」


馬鹿丁寧な語し方になってしまう・・・


アイカバーは開いてるので目はみえて可愛かった、

視線をオドオド動かして顔が真っ赤で声がでない様子だった。


けど、はたから見ると武装をつけすぎたモビルスーツが、

武装を換装する様に見える。


無言だし・・・


ミスリルソードは助かった、

軽いし、連続詠唱がしやすい。


短刀も必需品だ、

これも何時も持っていても良いかもしれない。


ライドが使えるしこれを持っていれば魔石でメンテと鑑定が使える.


今迄は使えなかったので早速、鑑定とライトを自分達に使った。


短刀、ダガーと鈎爪縄、兜をリンに渡しライトを使わせた。


レイは速攻でリンに祝福を掛けてる、


出血を止めるは冒険では掛けないは在り得ない、

刺されて簡単に死んでしまう、


現実の社会では、

果物ナイフで簡単に巨漢のプロレスラーが死ぬ

血が止まらないと人は死ぬ。


「後、これ、・・・あ、弓かき集めてだから、

レイとダイスケのは長弓で射程長いし、

あたしのは小弓で激励鞭使えるから・・・」


最適な判断。


ライムもMP回復ができると考えながら受け取っていると、


渡される時にライムが落ちた・・・


ベルトが開いてるという事は・・・


覗いたという事?


ピンクに進化したライムはスヤスヤ寝てる。


ビビとレイそしてリンの視線が痛い・・・


「ピンク・・・シンカ」


リンとチェリーの見た目は子供は・・


状況が理解できなく????と首を傾げていた。

(勿論、チェリーは演技でネコかぶりだ)


「それより急ごう」

誤魔化すのだ!

幸いにも緊急事態だった。

〔オイ!〕

ダイスケは真剣な表情を作って言った。


「あ、ギルドカードでパーティが解散になってる」


ビビは言った。


「レイ、パーティが解散になってる、どうしよう」


ダイスケは聞いた。


「ケン達と分かれているからデーブハーゲンはあちらですね、


私がパーティを造り、皆そこに入れますね」


パーティが解散にできて、

新しい人をいれるとかのシステム自体が説明されたなかったし、

分からないので任せるしかなかった。


「はい、お願いします」


全員の目に【鑑定】の呪文を唱え終わり、言った。


「賢者様と後は女性ばかりなので『賢者ハーレム』にしときました。


今回だけでしょうし」


腰をくねくねしながら視線を泳がせ言った。


『賢者ハーレム』って、

確かにオレ以外は女性だけど、

その名前は無いだろう?!?


ビビ、チェリーは赤くなってる。


リンも・・・


お前パーティ登録関係ないだろう!!!


「じゃ、みんな後ろを向いて」


ビビは言った。


「ちょっと何ですか、それは、

ビビ貴女だけダイスケさんにして貰うつもり」


レイが速攻で抗議の声を上げた。


「ネー・サマ・・・ズルイ・・・」


リン、怒ってる???


「え! どういう事?


ビビは親友や大切な仲間を裏切って、

ダイスケにシテ貰う気なの!!」


え、チェリー・・・キャラが・・・


何か、いけない想像をしてる・・・


て、これ激励鞭を皆に打つ話・・・


あ、そうか、

ビビが最初に皆にすると最後にビビだけが俺に鞭を受ける事になるか・・・


えーー 俺の鞭はご褒美なの???


オレこんな特殊能力あったの?


鞭が上手いって・・・


もう時間がないので先にビビがダイスケだけを鞭打った後、

弓鞭を貰いダイスケが女性を並べお尻を差し出させ、

素晴らしい音を放ち鞭打った。


「あーー」


「うーー」


「アウーーーーーーー」

リン、相変わらず凄い声・・・悦楽に弱い???


「え、あれ、力と素早さが・・・

あれ?

アダマンじゃ感触分からないじゃん、

悦楽も抵抗しちゃうし!」


脱ぐと言い出してビビとレイは必死に止めた。


〔あなた達、いい加減にしなさい!いそげ!!〕


決して聞こえない、

神様の怒りの声を流石に感じたのか?


ハーレムメンバーは城の周回路を走り出した。


ローブを脱いでは走りながらでは出来ないから、

ローブの上からケン方式で皮鎧を着てみた。


こちらでも良いかも?


走りながらビビ&レイの手伝いもあり着れて、

籠手は走りながらでも自分一人で着用出来た。


僧侶のローブを最後に羽織り、戦闘態勢は完了した。


ビビとレイは速さがダイスケよりあり、

ダイスケの走る速度では余裕だった。


だから、着替えを手伝っても速度を落とさずに走れた。


リンはローブは着ていた。


「きみのなわ」は勿論つけていた・・・


これ鈎縄になるから脱獄できるぞ・・・ギルドの使役設備って・・・


裸は人間形態である亜人族は不味いだろうから、

当然の事だったが・・・お人好しすぎるのでは?


ミスリルダガーと兜を装備は走りながら装備出来た。


兜や籠手は直ぐにパーティ内で着まわせるから、

合成された装備だと良いなと思った。


ライトもビビ、チェリーは自前の装備で点けた。


チェリーはあのステックが光とメンテの道具だった。


ザ○と違い、飾り(笑)のホースがないが、

肩に盾などデザインがよく似てた。


腰に補助武器を下げるホルダーがありステックはそこについていた。


ダイスケは短刀をレイに渡しレイも【光】を点けた。


畑の広範囲を照らす必要があった。


5つのライトは畑を照らし、

自分たち前の道はライトが無かったが、

城の警備用のライトで明るいので問題なかった。


北側の区画にきたら、


その西側の処で動く影が見えた。


ライトを移動させる。


灯りに多数ゴブリンが確認できた。


「ミスト」


ダイスケは連続詠唱でミストを唱えた。


魔力が爆発的に上がったので凄く濃い霧が現れた。


「レイもミスト頼む。護るのは麦、火で燃やされたら負けだ」


そう、取られるのも燃やされるの同じでは無かった。


取られたら、その部分だけ、

もう、気付いて人間が動いているから、

麦を収穫して盗んで逃げるだろう。


その場合は被害はあるけど壊滅的では無い。


早い対応な程、被害は少なくなる。


しかし、燃やされたら、消火は延焼範囲が広すぎて、

間に合わない可能性が高い。


被害は甚大になる。


レイもミストを唱えた。


広範囲呪文は広い空間では最大距離が壁で止まらないので、

より広い範囲をカバーできる。


麦畑を護るのだから、低い位置で良く、ゴブリンは視界遮られ、

自分たちは見えるのシチュエーションはダンジョン戦と同じだった。


「ダイスケさん、私の鎧は麻痺は無効です。


肌の露出が無いから。


アダマンを貫通させて麻痺させるはゴブリンは出来ないです。


行かせてください、あいつら蹴散らします」


ザ○は言った。


目しか見えない・・けど、自信はある事は目と声で感じた。


「お願いします、脅して逃げさせる形で良いです」


普通に喋れた。


チェリーは可愛い笑顔をした。


チェリーは轟音【ウォークライ】を叫び、


恐怖をまき散らしながらゴブリンに突っ込んだ。


ド○ル・ザビを思い起こさせた。


白い霧を切り裂き、

疾走するモビルスーツは滅茶苦茶にカッコよかった。


全身鎧は体力が劇的に高い事と魔法金属の軽さから、

この世界では使われている、


現実世界とは違い、

冒険者の力が凄いため軽量化の必要がなく関節部分を重ね、

隙間は全くなく気密性は高くできた。


更に魔法で表面、関節をコートして、

空気さえも通さない程の気密性で、

兜は目の部分は透明な素材で開け閉めできる。


閉めれば空気も水も通さなく、

音は耳部分の金属の振動を耳に伝える形。


当然、アイカバーを閉めたら息が出来ないから、

風の魔石で空気を発生させていた。


これにより、

空気(匂い、ガス)系の毒、麻痺、石化、眠り等は完全防御して、


音波系の不快、歓喜、恐怖、眠り等も耳分の金属材質が音質をかえて防御し。


アイカバーグラスで色調変化で視覚系の目潰し、砂掛、恐怖等も効かない。


隙間が無いので攻撃による全ての耐性も持っていた。


麻痺が効かないもその為だった。


気密性が高いので当然中の温度を調整する必要があり、


火と水の魔石も付けるが定番で、

アダマン、オリハルコンを持てる人間は必ず付けた。


魔石合成は、

【火】をつければ寒い時、暖かいだけでなく、火と冷気の攻撃を抵抗し、


【水】を付ければ暑い時、冷やしてくれて、冷気と火の攻撃も抵抗し


更に、水に入っても動き易かった。


風も空気だけでなく、電撃に抵抗してくれて、

鎧の表面に風の層を作って回避を高めた。


フルプレートアーマーにこの三つ魔石が定番で、

最高の組み合わせと言われているのだった。


これにより気密性高い隙間の無い鎧が作成出来て、


それ故にモビルスーツの様な形になるのだ。


ウォークライを使用すると直ぐにアイカバー閉めた。


逃げるゴブリン、驚き動き止まったゴブリンには目もくれず、


効かなかった二体に乱打を叩き込んだ。


二体とも胴体を真っ二つにされ上空に舞った。


長い滞空時間の後、ドッサと麦畑に落ちた。


その周りに居たゴブリンは明らかに恐怖の表情をしている。


ダイスケの言葉通り脅す為に上空に打ち上げる様に倒した。


圧倒的な力のなせる技だった。


チェリーはメンテナンスと自分のLV2の錬金魔法で

【武器強化】【防具強化】を日課で掛けている。


武器強化はそのまま武器を強化する魔法で2割程、武器攻撃力が上がる。


防具強化はそれの防具版で共に一日持つ、


だから、寝る前に日課で掛けれるだが、

これは味方にも掛けれるのでパーティに一人で錬金術師が良いと言われる所以であった。


装備する武器は『悪魔のハルバート』と言われる、

最強レベル武器の一つに数えらる逸品だった。


高レベルホビットの幸運の高さで、

最強レべルダンジョンで発見して、

チェリーが持つ事となった凄い武器だった。


攻撃力、クリティカル、命中は最高レベルで、

最強種族の悪魔、魔族に倍ダメージと防御効果を持ち、

追加の特殊効果で【恐怖】と非常に使える能力を持っていた。


【恐怖】はLV2の神官魔法であり、


その効果は最初のターン恐怖で相手の行動を停止、

逃走確率の上昇、1~5ターン防御力回避力を低下させ、

それの低下効果は無効化されない、一度芽生えた恐怖心は消せない、

と最強と言われる特殊効果だった。


中世の主力武器であったハルバートは、

叩き、切る、突き刺す、引っ掛ける、

4ッつの効果を持つ有効な長柄武器だった。


斧で叩き切り、槍で突き刺し切り、鍵部分で相手を引っ掛けて、

石突きで打撃を与える。


戦国最後の戦い、大阪の陣でその8~9割は、

鍵槍かぎやりと言われる武器だった。


長い戦国の集大成で武士たちが選んで使ったのがそれだった。


打撃、突撃、斬撃武器は皆、早さ、力、当てる器用さが必要だが、

引っ掛ける武器は、兎に角、

そこに接触させて後は引き落とせば良い、

攻撃し終った後も簡単にその行動が取れる。


つまり、攻撃の追加効果で相手の行動を抑えて、

武器を落とさせ、巻き上げるの効果がある。


鍵槍は武器を抑えて、巻取り、相手の行動を抑えるが出来る、

引っ掛けてそれを使って城壁など登るが出来る。


しかも、これ簡単に取り付け取り外しが出来る。


普通の槍に鈎部分の金属をアタッチメントするだけ、

日本人は道具に対して、凄く合理的だな~~と思う。


鍵武器は西洋でもハルバートだけでなく広く使われた。


西洋の中世で全身鎧の騎士は弓対策で、

指揮する武将がつけていて、

重いので馬から落ちると、自力で立てない・・・


ボコられ、殺されるという代物。


鍵で引っ掛けて落とすは定番の戦法、

だから、ハルバートは主力武器となっていた。


長柄武器だから射程は長く、剣より先の攻撃出来、

前衛に守られてる後ろ後衛魔法使いにも攻撃できる。


両手で使い、盾を持てないが欠点だが、

鎧の腕、肩部分に小盾

(バックラーと日本では言わる物でバックの様に下げるから、

その名前だが正しくはターゲット言う名前の盾)

をつければ良く、

防御面の不利はそれ程では無かった。


他のメンバーは西城壁区域にたどりついた。


凄い数のライトで昼間の様だった。


ゴブリンは刈り取り真っ最中で、

城壁からの弓攻撃が行われていた。


「ミスト」


連続詠唱で霧を発生させ、

レイも同じく続いて霧を発生させた。


「リン、ビビ、ライトでゴブリンを邪魔して」


「リン向かってくる奴がいたら数と方向直ぐに報告しろ」


「ハイ」


リンとビビは指示通り行動した。


兎に角、レイと走りながら、広範囲に霧を発生させて、

多分起こるであろう、略奪後の放火に備えた。


「ビビ、サンドストーンのゴーレムをそれと俺のも鞭頼む」


【霧】(ミスト)と【土人形】(ゴーレム)を唱えた。


ゴーレムをビビの護衛にして、


「リン、ビビを護れ、敵が着たら、大声で教えろ」


「レイ、二人で一緒に」


レイは綺麗な笑顔で頷いて一緒に走り出した。


南区画に到達して、ゴブリンはやはり、

西側区画付近で刈り取り略奪をしていた。


レイと走りながらミストを唱えた。


更に一応、東区画を鷹の目&鑑定で覗き、メニュー&鷹の目でも確認した。


そちらの区画は大丈夫だった。


最初の入り口側にあり、最初に確認してるし、

正面幹線道路があり、警備、荷物に護衛が居て、

ここに潜むは作戦的に無い。


兎に角、ミストを掛けて、防火対策をして、

南区画から戻り、

主戦場の西区画に到達した。


「テキ!・・ナナ・・・マエ」


リンが叫ぶ。


「寒き空気よ 渦を巻き我が頭上に集え 全てを凍らす力となれ アイスボール」


レイの目にも鑑定がかかっている、

麦の穂に隠れて近づいてもモロバレ。


レイは堀の水に司祭の杖をつけ、

威力を高めて唱えてる。


一撃で7匹は全滅した。



「長介、ルーイザ、キクコ【水龍】を頼みます!」


ダイスケは叫んだ。


------------------------- 第74部分開始 -------------------------

【サブタイトル】

召喚竜


【本文】


 


              召喚竜






ケンは準備が出来て、

唱えれる人間に頼みライトを唱えて貰った。


魔道具で持っているは冒険者の常識だったし、


火魔法を持ってる人間はこの場合ライト以外使えないので、


恐ろしい数のライトが麦畑を照らした。


そこでは凄い数のゴブリンが刈り取りをしていた。


射撃の命令を出そうとした時。



神剣エクスカリバーを装備し、

最高防具オリハルコンフルアーマーを装備した剣王が現れた。


それに抱かれた、絶世の美女。


ドーティ城の主。


カナ王女だった。


あまりの幻想的光景に城壁に居る全ての人間が唖然と見守った。


王女は凛とした表情で言った。


「賢者様の啓示でわたくしが指揮をとります」


若い男の歓喜の歓声があがる。


冒険者憧れである、


剣王が伝説の最強装備で王女を連れてきて現れた。


賢者の啓示という事は神の意思と同じ。


絶世の美女で祖国のプリンセスの指揮、

冒険者は師匠の除いて、

全員男なのだから、

テンション、士気はマックスになった。


ケンは一瞬で恋に落ちた。


その美しさに感動すらしていた。


何とか、喋りたい、自分を見て欲しい、

何か、きっかけは・・・


「姫様。こちらは賢者様の弓です。お使い下さい」


王女は少し動揺し


「賢者様が私に弓を・・・あ、はい。謹んでお受けします」


ケンはカナがエルフの血が流れてるを知らなかった、

それが今後複雑な恋愛関係になっていくのかも、も・・・


何故か剣王の殺気が強くなった気がした・・・


「命令を」


グ○は言った。


「城、街を護り、ゴブリンを倒します。

撃てぇー」


弓を打つ場合は準備、構えて、撃てと普通するのだが、


この場合は、

早く、数を打つ意味で失敗の感じが逆に良い命令になった。


勿論、本人ド素人だから、何もわかってないが・・・


姫自身も弓を撃った。


小声で『乱打を』とジュジュが言ってくれた。



人、ドワーフが1とすると、ホビット、オークは2、

エルフは4、ゴブリンは6くらいの聴力があった。


カナはエルフとオークのクオーターで、

エルフと同じ4の聴力を持っていた。


『乱打』と呟き、王女は弓を放った。



キクコ弟子は狩人で本職なので、

長弓以上の弓で楽に600m付近まで届いた。


初心者からレベル3迄木の矢で【射撃】を使って、

極僅かでも命中を上げた。


レベル4から7迄はLV2の【急所矢】を使って一撃死を狙った。


レベル8~12は毒矢でLV3の【乱れ射ち】で、

最大9体のグループ攻撃をして。


キクコの一番弟子ヨーコはLV4の【全射】を使え、

この様な草原で壁が無い空間だと12部隊迄攻撃できて、

非常に心強かった。


当然、毒矢を使って貰った。


キクコはLV5の最強奥義【神弓】を使えた。


射程&威力50%UP、命中&クリティカル100%UPで全体攻撃と言う最強弓技。


キクコの技量でこれを使えば、木の矢でゴブリン十分即死なので、

数を多い木の矢を使った。


ルーイザと弟子は戦士なのでもう命中は期待できない。


確率となるが射程は皆、長弓で良い弓を持っていた、


皆、力、攻撃力があり威力のある鉄の矢を優先でまわされた。


初心者からレベル7迄LV1の【乱打】で初心者でも確率的に2回、

7レベルぐらいだと確実に3回攻撃がでた。


当たればゴブリンなら即死の威力があった。


そして、レべル8からは【乱舞】で、


これはランダム5回攻撃で

敵一体だと5連続攻撃でもっとも使える戦士技があり、

ルーイザとそのレベルの戦士だと、木の矢でも間違いなく即死だった。


つまり、5体に行く事になるが、

命中は放物線を描く弓矢だと運と言っても良かった。



「姫様、私達も戦います」


「今、全軍に呼び掛けの指令を」


若い衛兵と年配中年兵士長の女が跪いて言った。


指揮をすると言っている以上司令官なのだから、

指示をする必要があるが・・・


素人の15歳の王女様は判る筈もない。


『矢を運ばせ』


『戦闘参加より警戒任務を』


長介は王女だけに聞こえる様に呟いた。


王女は物心着いた頃から、王女をするプロだった。


セリフを貰えば芝居は出来る。


「矢をギルド兵に補充を」


「それ以外の全軍はただちに城周辺の警戒任務を急ぎなさい」


((はっ))


手を顔の横にあげて、直ぐに起ち上がり走って言った。


弓を撃っている冒険者から、

賛美の声が聞こえる。


『王女様凄い、』

『子供だと思ったけど良いじゃん』

『矢が切れそうだった、』


耳が良い王女は全て聞こえてる。


ジュジュに感謝の目配せをした。



『賢者様だ。』


『ハンサムだな~』


『連続詠唱凄い、出来るんだ』


『初めて見た、』


『おー、』



皆、聞こえてしまう、


エルフがいると分かっても人はつい自分の感覚で喋る。


皆、真剣に弓を使ってるが、

呟き、横の仲間に語りかけはしてしまう。


これはエルフにとってはキツイ。


人の本音はそれが事実だけに、

心に傷をつけられてしまう・・・


目は賢者様の姿を追う。


息を飲む美貌、


完璧な容姿、


全てを見通す目を持つと言う・・・


私がエルフクォーターは知って弓を・・・



「くそ」


弓矢の効果は確実にでて、

一撃死の恐怖だけでなく、

毒矢も受けて撤退してる、

しかし、900m付近は【神弓】のキクコしか届かない。


そこからの先の1000~1300mの森手前区画は完全に狩場と化してる。


矢が届き様も無く、多くの弓兵たちは手が出せない状況となった。


「あ! あれは」


真昼のようなライトの光に照らされて、

黄金の波のような麦畑を、

黄金の鬼神が駆けていく、

凄まじい殺気をを斧槍に込めて。


乱舞が炸裂。


2体のゴブリンが真っ二つになり、空中を高く舞う。


全く速度を落とす事なく。


敵が攻撃する事など、微塵も許さぬ如く、


次の標的に走っていく。


今度は5体のゴブリンが真っ二つで空を舞う。


速度を落とす事無く突き進む。


『凄い!』


『あれが剣王が認めた。』


『惨殺幼女』


『悪魔の斧槍』


『不可侵領域の金剛鎧』


『近づいてはいけないエルフ少女』


『触れただけで殺されると言われる』


『不可侵領域幼女・・・』



兵達の歓声、

呟きは恐ろしい程多く、


弓の届かない処の明らかに馬鹿にした仕草を見せていたゴブリンを打倒してくれた。


城壁のイケメン達は興奮と共にその対象に恐怖を感じていた・・・


空をゴブリンが飛んでいく度、


チェリーの出会いが~~


チェリー婚期が飛び散っていくようだった・・・



「師匠、北西の森、火の魔法使い居ます!」


チェリーが通り過ぎている位置だ。


防ぐ手が無いと誰もが思ったその時、

キクコは残像を残して駆け出し、

飛び上がり、北西塔の屋根の上に立っていた。


限界まで弓を弾き絞り、

9本以上の矢を、砂掛矢を放った。


最強奥義【神弓】を使って、

連続で凄い数の砂掛矢が放たれ。


それは上空から砂をまき散らした、

敵魔法部隊は風盾を使っていたが

砂掛の効果は無効化出来ない。


しかし、詠唱妨害は絶対でない、

運や敵のレベルが高いと効かない事もあった。


そして、成功しても数ターンの事。


根本的な解決には成らない。


敵の魔法は発動していない! 成功し、時間を稼げた。


「師匠マズイ!!南西の森にも居る」


チェリーが間に合わさなそうな距離だ。


不味いと高レベルの冒険者皆思った。


その時


ダイスケの声が聞こえた。


「長介、ルーイザ、キクコ【水龍】を頼みます!」


三人はその場で詠唱を開始した。


城壁の前に20m程の巨大な三つの魔法陣が現れて。


光は回転しだし黒い丸い空間の穴が出来た。


三つのその穴から城壁を完全に凌駕する巨竜が現れた。


城壁の冒険者は殆ど観た事が無い、水龍に大興奮だった。


水龍は召喚竜の中でも最大の大きさを誇り、

存在感は圧倒的だった。


「森の潜んでるゴブリンにブレスを全力で!」


ダイスケは城壁の三人に向かって叫んだ。


だがしかし、少しだけ遅かった。


敵の火嵐フィヤーストームが畑の真ん中に出現した。



凄まじい咆哮!


まさに大地を揺らす程の咆哮が起こり。


巨竜の口が白く光り、閃光が眩しく辺りを照らした。


口から白い光のブレスを吐いた。


ブレスは火嵐フィヤーストームを消し去り、


そのまま森に当たり木々を樹氷の様に凍り付かせた。


冷気のブレスはそのまま左に移動しながら森を凍てつかせた。


ルーイザさんナイス判断! 


今回の戦いの殊勲賞の活躍を最後にした。


一瞬遅れて長介の水龍のブレスが同じ位置に当たった。


長介の位置からだと同時に判断で距離が遠かったので一瞬遅れた。


そこから右のブレスを移動させ森を凍てつかせてくれた。


キクコの水龍はブレスを着弾地点から右に放った。


凄い冷気、圧倒的な破壊力!!


特撮怪獣映画の様、滅茶苦茶カッコよかった。


前のダンジョン戦、紙一重だったと実感した。


敵LV4にこれ召喚されたら、

他のメンバーは耐えれてもあの時点のダイスケなら即死する・・・・


召喚竜は念話で自由に操れて、

竜は知能は人間以上。


使役扱いでブレス、格闘など行動を指示出来る。


ブレスで後方部隊を指示しておけば、

次のターンは又別の魔法や攻撃をする事が出来る、


有益な魔法だが1~4ターンで竜は消えてしまう、

この継続時間はレベルに左右される。


更にもし敵に竜を倒されると呪文自体が消えてしまい、

レベルUPして憶え直す必要がある。


その時に召喚される竜は新しい個体で前の記憶はないそうだ・・・


ゴブリンは完全に撤退しだしたが、

氷龍は4ターン存在して、森に冷気ブレスを放ち続けた。


森に逃げたのは即死して氷漬けになり、


森に逃げれないと判断した個体は弓の射程を外して、

南北に分かれて逃げたが・・・南は賢者ハーレムメンバー、


ってか殆どチェリーが空に打ち上げて、


城壁上のイケメン適齢期男集団に恐怖を植え付け、


皆殺しにしてしまった・・・


北に逃げたゴブリンは搭のてっぺんに立つキクコに狙わて哀れな最後を迎えた。


ダイスケ達は勝利したのだった。


完全勝利と言っても良かった。


城の食料は護られた。 

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