剣王の回想。王女
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剣王の回想
【本文】
剣王の回想
ギルドから直ぐの商人街の一角の邸宅に館の主人は帰宅した。
出迎えるメイドを手を上げ挨拶し足早に自室に入った。
「お父さんの馬鹿。娘にこんな厄介で面倒な名前つけて」
小柄な女性はベットにうつ伏せに倒れ込む様に体を投げ出し呟いた。
「神さまの啓示だって本当に迷惑、それに云われぐらい聞いといてよ。」
「大恥じゃ無い。」
「子供に名前つけるの賢者に聞いてそれで全部つけるなんて、
親バカじゃない、ふふふ、お父さんらしすぎるわよ」
幼い頃母を失って母の記憶は全くなかった。
お父さんしか居なかった。
父が全てだった。
元は有名冒険者で村一番の剣士。
一人で魔物を撃退した村の英雄。
父は憧れであり、目標であり、唯一の家族だった。
子供の頃から言い聞かされてきた。
「お前の名前は神さまの啓示だ。
絶対に漏らしては駄目だ。
秘密にしなさい」
馬鹿よ、ギルドカードの表示でも。
ジュゲム・ジュゲム・サンとしかでないんだから、
分かる訳ないし、誰も覚えれないわよ!
あんな長いの・・・(笑)
「いつか、必ずその名前を全て最初にいってくれる人が現れる。
それがお前に運命の人だ。
その人は大切にしなさい」
・・・・少女時代は信じていた。
少女らしい想像もした。
しかし、自分はブサイクで男性にはモテないにすぐに気がついた。
「男は顔より中身だぞ、顔はまー期待するな」
自分への慰めにも聞こえた・・・
「何が期待するなよ、期待以上すぎて困るわよ」
一目で見惚れて、目が離せない程、
この世界で美男子と言う基準があったら、
間違い無く基準、誰が見ても超絶美しかった。
そこに居る女性が全員狙っているは確実だった。
しかも全員年下・・・・
自分は最年長の上恋愛経験全く無くスタートからドベだった。
「ダイスケ・・・」
自分の名を正確に言い出した時、
正直自分の名前を最初から音唱し出した、
速さが圧倒して無ければ、あやゆい処だった。
自分の名前、すっかり、忘れ・・・
アレ出無いよ、普通、ずっと言ってなかったし・・・
言い終わった瞬間に剣を相手に捧げる処だった。
直ぐに体が動いたがよく考えれば、
ダイスケは剣を捧げる儀式すら知らない感じだった。
「異世界から来て、まだわからない。」
「常識とかが無い」
とキクコの弟子が言っていたのを思い出した。
いきなり、剣を捧げても理解されないと思い直した。
「あんな事も・・・」
ゴブリンを騙す為に二人きりでセックスの振りをするで愛撫を受けたのだが・・・
速さは格段に上がり、世界はゆっくりだが、
逆にそれで時間がありすぎるので考えすぎて喋れなくなる、
考えた挙句、短い単語しか出てこない。
同じ速さの人間だともう少し喋れるのだ、
考えるとあれ事、心配し過ぎて困る。
演技をかけて貰う時もパニックでダイスケに任せた・・・
初体験だった。
初めて逝った・・・
あそこ迄、快楽がある物とは・・・
快楽【賛美】は経験して耐えれたがそれ以上とは思わなかった。
しかも、ダイスケに怪我をさせるなんて・・・・
自分が護る存在、その為に人生かけて修行したのに、
自分が怪我させるとは・・・最低だ。
自分の容姿に気がついてからは、
修行と冒険者としてのクエストに明け暮れて、
恋愛は勿論、性的な事は全く経験する事はなかったし、
自分からは恥ずかしく、
オカーの様な肉欲の塊の人間は嫌悪していた。
その後、家を出た。
父が薦めで冒険者として高レベルの場所に旅立ったのだ。
20代では友達、パーティのメンバーもその同志で結婚したり、
別れたり、皆、恋愛をしていた。
恋も経験せず、剣に明け暮れた、
いつか運命の人に出会い、
その役にたち、
そばに控えて居たい。
そんな淡い思いもあった。
最高レベルのダンジョンで修行し、
最高の装備、最高レベルに近い程上がった。
強くはなった。
30歳を過ぎ、ダンジョンを離れ、諸国を旅した。
賢者を求めて多くの魔法使い達にあった。
男性の有名魔法使いは全て面会をした。
誰も、名前を当てる事は無かった。
情報を求め大陸一と言われる大魔法使いオカーに会いに来た。
「それだけ探したなら、今、この世界に居ないのでは無いのでは?」
「賢者は異世界から召喚されると古文書に書かれている。
ここは神託の神殿がある、
ギルドの師匠職に空きがある副ギルド長として迎えるから、
ここに残ってみては?」
オカーの悪魔の誘いに乗ってしまった・・・・
オカーは魔法使いとしては優秀だったが品性が悪すぎた。
男漁りを繰り返し、目ぼしい男子は必ず手をつけていた。
ギルド長、師匠の立場利用して、
相手が逆らえない事をいい事にヤリタイ放題だった。
女性、男性、冒険者から苦情が殺到して、
教会からも道徳的に何とかしてほしい、
立場を利用して合法強姦では無いのか?
全く反論のしようの無い苦情を処理するはめになった。
自分の父も師匠として生計を立てていたので、
この仕事は好きであったしプライドも持っていた。
師匠の立場で相手に性的な事を強要するは、
自分自身としては絶対に許されない行為だった。
最高地位の人間がそうだから、
師匠連中にもそれを行い、自身の性欲を満たす輩が出てきている始末。
特にルーイザとキクコの肉欲コンビは酷かった。
それにダイスケを怪我させた事や、
恋人扱いになった事を批判されたのだ・・・・
ダイスケに
「名前を敬称を付けずに呼び合う異性は付き合ってる」
の話を聞いた時、人生で最も嬉しいかったと言えるほど嬉しかった。
私はこの人が好き。
自分の中で確信した。
それを肉欲まみれのあの二人は肉を分ける様に、
ダイスケを襲おうとしてる仲間扱いしてる・・・
オカーもいつものつまみ食い感覚で触手を伸ばしてる。
昔のパーティの司祭だったセイラから頼まれた、
聖女、レイ、恐ろしく才能があり、本当に聖女の称号持ちと思われた。
レイ修道女からも、
「一番上の人間がその立場を利用して欲望を満たすに使うは罪です。
そして、それが分かっていてそれを許すのも同罪です」
と、全くの反論出来ない正論を言われた。
自分の考え、信条と同じだけに何とかしなくては思ったが・・・
何で、私が、望んで副団長になった訳で無いのに、の想いもあった、
元はオカーが誘った事なのに自分が問題を起こして、
何で私が・・・
オカーの評判のせいで近隣から比べて、
明らかに新規のギルド加入が減っている。
ギルドは最初に加入の地区、支部の所属となる。
師匠や役職を得るとそのギルド支部に加入変更となるが、
基本的にその最初の支部での所属になる。
高ランク冒険者、有名冒険者が居ると、
それに教えて貰えるし、その支部を持っている城も、
強力な戦力を得れるので引く手あまたとなり、
その支部の加入者は増加して、
支部も潤う・・・・普通は!
ダイスケにあう迄は騙されたと思っていたが、
事実、出会えたのだからここで待って正解と言えた。
ベットでうつらうつら取り留めもない事を考えていた。
お詫びに何か贈るとの名目で会う事が出来る・・・
男性と街で会うのはどうすれば???
相手の部屋に直に行くのは・・・え、それってアレ目当てなのか??
あーーわからん、この手の事は苦手というか、経験も知識も無い・・・
そう言えば弟子で、この手の話やたら詳しい奴がいたな・・・
今、この城に戻っている・・・チェリー・ブックスだったけ?
なんか、ダイスケのあのテクニックが頭から離れない・・・
耐性を鍛えておかないと大事な場面(?)で醜態をさらす事に・・・
「お・」
「おう・」
「おー」
「おおーう」
人生初めてのオナニーで4回連続で逝ってしまった。
その体力の凄まじさ、常人を圧倒する素早さの故の芸当だった・・・
処女なのに、淫乱&絶倫を習得してしまった、
悲しいアラフォーだった。
夕方、時間通りにいつもの様に起きて。
朝(夕方だが)食を取る、規則、正しい生活を送る。
休日だが、師匠にとっては関係ない、
今日も王族を教える、気が進まない仕事があった。
ギルドカードの通信が着た。
チェリーからだった、あー削除して無かったか~~
と思って、好都合だなと思って本文を読んだ。
「ダイスケ・キンキュウ・フルソウビ・ギルド」
最大限急いで装備を付けた。
ゴブリンが捕獲されて居たので、
装備をアダマンタイトのケースに入れて1tほどの岩を置いておいた。
熟練の冒険者は保険はつけておく、
オリハルコンはまだ、買い直せるが、
〔オイオイ〕
エクスカリバーは盗まれるとマズイ、
アダマンケースを破り、
1tの岩を退けるはゴブリンに無理だ。
まー屋敷に居るメイドの一人にでも、絶対に勝てないし、
この館に侵入は無理なのだが・・・
長介は直ぐにフル装備になって外に出たらチェリーが居た。
「ダイスケさんに頼まれました。緊急だそうです」
「うむ」
色々、考えたのだが、いつもの単純な言葉になった。
二人は最大速度でギルドに向かった。
つまり、一瞬で着くのだが、
そこには悲しい顔をしたダイスケが居た。
その次の瞬間、
初心者に避ける事が出来ない速度でオカー・ギルド長はダイスケを抱いて、
お尻に手を回し揉みほぐし、
自分が自慢してる無駄にデカい乳をダイスケに押し当て、
乳首で弄んで股間も感触を楽しんでイヤらしく腰をうねらせてる!
公衆の面前で!!
長介の怒りは爆発した。
転身&エクスカリバーの一撃をくわえた。
しかし、この最強の攻撃は躱された。
時空魔法LV5【時間停止】だった。
大陸でもLV5の時空魔法を使える魔法使いはオカーと数人だけ、
最高の魔法使いと言われる所以であった。
全魔法で最大の消費MPを必要とした。
唱えた、瞬間に時間を停止する。
数少ない高速詠唱が出来ても、
長介には攻撃をする前から唱えないと間に合わない、
自分の姿を見て唱え始めたという事は確信犯と言えた。
次はヤれる。
と長介にとっては言えた。
------------------------- 第70部分開始 -------------------------
【サブタイトル】
王女様
【本文】
王女様
「ダイスケちゃん、100%だから、話して説明を」
オカーさん、ちょっと焦ってる。
長介の殺気が半端ない。
「長介、オカーさんの演技です。耳元で確認しただけです」
又、だよ。
団長ほんとにセクハラ悪い癖だよ~、
副団長も真面目で一徹だから~~
呟く声が聞こえる。
皆、城の崩壊は心配して無い・・・
この二人いつもこんなんなの~~~~
凶賊がつくから城で真剣に遣り合う訳は無いのだがレベルが凄すぎて怖い、怖すぎる。
「長介、悪いけど説明する時間が無い、助けて欲しい」
((「わかった、どうすれば良い」))
長介は言ってくれた。
オカーさんは言ってくれた。
二人息ピッタリだよ!
コンビかよ!
ダイスケも突然で時間がないのはそうなのだが・・・
リンの話を聞くのが先と思った。
「オカーさんは長介、ルーイザ、キクコを私に派遣して下さい。
12時からの巡回警備は私たちが受け持ちます。
城壁の通行、上部の使用許可の手配を」
「長介。護衛をお願いします」
風呂に行く為に出てるので皮鎧と籠手は着けて無かった。
頭は隠す為の兜、
足は靴がそれしかないので魔吸毛皮ブーツ、
土のローブと褌、晒の下着だけの装備、
武器は当然持っていない。
防御力以前にゴブリンに掠られただけ麻痺し、
そのまま殺されてしまう・・・・
「ビビ、チェリーはケン、師匠達と合流して、
その弟子も集めれるだけ集めて、
弓矢もかき集めて、
師匠達と弟子達は西城壁上部に行ってもらって待機していて下さい、
追風、激励鞭、メンテを皆に掛けて、準備して。
準備できたら女性は城門前に来て下さい」
ビビとチェリーは駆け出した。
チェリーあの鎧でビビより速い。
長介と二人で使役獣の待機施設に行った。
長介は殺気が完全に消えて、何故か機嫌が良かった。
受付はショートの女の子だった、
直ぐに引き渡してくれて、
一直線に門に行く様にと申し訳無さそうに言った。
「どうだった?」
「キモチ・・・イイ・・・ネレル」
リンは飼い主に会えて、嬉しくて尻尾を振る犬の様だった、
尻尾、無いけど。
「リン、教えて欲しい、他のゴブリンの群れはいるのか?」
「ボス・・・オレラ・・・イッタ」
「俺ら」という事は、他に、「奴ら」が居るという可能性が高い。
「今、ゴブリンの臭いするか?」
鼻をクンクンさせて、少し北の森の方に移動した。
「ムコウ・・モリ・・・オオイ」
確定だろ、これなら。
凄い鼻の能力、
臭い、そこ迄わかるんだ、
絶対に人間には捕まらない訳だ。
「今、城に居るか?」
鼻をクンクンさせてる。
「イナイ・・・」
よかったーーー。
報告する為に城から逃げて、
潜んで森に居るのだから、
直ぐに襲撃は間違い無い。
ゴブリン襲う為に隠れて居てくれて有難う!!
いやーーもし、何にもなかったら、
洒落じゃすまない処だった。
〔オーーイ、あんた・・・〕
ギルドの使役獣施設を後にして直ぐの城門の処に来た。
「長介、ゴブリンが略奪を狙って潜んでいます」
真剣表情で言った、安堵は顔に出さない。
「この時期に収穫を奪われ燃やされたら、
城内の街の人は一年の食料が無くなり、
多くの餓死者、苦しむ人が出ます」
まー実際は領地は広いから、ここだけではそれ程被害は無いだろう、
それに資金で買えば済む、値段は高騰してるだろうけど・・・
無能な領主だとそれをケチって城の住民は苦しむ、
「苛政は虎より猛なり」だ。
「助けたいのです。手伝って下さいますか?」
賢者っぽい・・・自分で思った。
「当然」
綺麗な笑顔で答えた。
「興味深い話をしてますね。今日、修行の予定だと聞いたのですが?」
話をしてると一人の女性が現れた。
門を出て直ぐの北に少し行った処にダイスケ達は居た、
往来の人からは少し外れていたが耳が良い種族なら会話は聞こえる。
夜の11時だからこの世界の冒険者は夜活躍といっても、
城門前は静かな時間帯であった。
若い女性は初心者冒険者の服装なのだが違和感全開で全く似合って無かった。
赤い髪、薄い茶色の肌、巨乳、顔でか、目細い、口大きい、
ダイスケ世界基準でブサイク女子が現れた。
ただ、バランスが整っていて、
雰囲気に気品があり魅力的な女性だった。
「すいません、今日は中止です」
え、長介が謝った。
メニュー確認したら・・・・
カナハーナ・アルファード・ドーティ : LV1 ドワーフ族15歳メス
称号 : 王女 処女 淫乱 絶倫
職業 : 戦士 狩人 魔獣使い 錬金術士
時空魔法使い 神官 僧侶 (土)精霊士
??????
って、王女じゃん、ドーティじゃん、処女だけど、
え、エルフ、オークのクォーターなの?
だから耳良く、絶倫なの???
金に物を言わせて職業全部取ってる・・・
しかし、一つも習得してない・・
でも。
メニューで確認したら魔法使い系は全てLV5迄習得出来るじゃん。
他もLV3迄いけるって・・・
魔法系才能ある。
では・・・どうする?
んっ・・・あ!
俺スキル選択できる技能を覚えてる、
パッシブ・マジック(5P) : 攻撃を受けると
自動で発動する魔法を、
常備させれる。
使用魔力は2倍必要。
魔法効果発動後5分後に再常備出来る。
凄いチート技能、これ【時間停止】を常備してたら、無敵じゃん!
あーーだからか、詠唱を先読みでは無いんだ・・・
これなら自動時間が停止するから長介が全力の一撃でも躱される。
けど、次の一撃は長介有利となるんだ!
オカーさん、焦ってたのそのせいか・・
電子音は多分、長介の剣圧の衝撃音で聞こえなかったのか?
凄く小さい音でのオカーさん呟いて、
それに集中した時か・・・
音の聞き分けは音量調整が難しいか・・・何か使えそうな気が・・・
体が接触してる状態で発動したからスキル習得をしたのかな?
見るだけで習得出来たら凄いのだけど、
でも、相手に接触でもいいなら、
敵に触ってる状態で使わせれば良いとなり、
今後、使えるな。
スキルは後にして、取り合えず王女だな・・・
どうする?
普通はプリンセスルートは選択するのだろうけど、
むっちりは大好きだが、
顔が・・・
他のキャラが、元世界的に顔は良いだけに、
この世界で良い設定の顔を持ってこられても正直困るよ~~
でも、イベント的に絶対、王族と知り合いが居るは、
楽に進めるのがゲームの定番。
これらの事は素早さ知力が上がったお陰で一瞬で考える事が出来た。
「ドーティ王女。ゴブリンが潜んで襲撃、略奪を目論んでいます。
この城周辺の作物を奪われると城は兵糧が無くなり、
領民は飢えて大変な事になります。
私達ギルドはこれから迎撃します」
反応を見た。
「王として、見過ごせません、直ぐに兵を集め・・・」
普通の答え・・・・年齢、経験を考えれば模範的回答だが。
「時間が無いです。それでは間に合いません」
目を覗き込んだ、これで気がつかないと駄目君主だぞ。
「どうすれば、よろしいのでしょうか?」
正解だ、良い君主は人材を使える人間、
本人がスーパーマンである必要が無い。
意見を求める、それが出来るが上の人間の資質だ。
無能な上司程、部下の話聞いてない、
適当にやって失敗して部下を叱る・・・
「はい、何もしないとギルドが撃退した事になり施政者の資質が問われます。
ここは師匠と訓練中に報を受けて城壁から指揮をして、
ギルドの人間を使って、
撃退したとすれば全てに恩を売り、
自身に指導者として経験を得、
城にとっても有益な結果になります。」
『もしも、失敗した場合は訓練で参加で責任は逃れれます。』
最後の一節は心の中で言った。
これを今、口にすると腹黒認定を受けてしまう・・・・
王を目指すなら、そこ迄考えないと権力争いでは生きていけないだろう、
自分自身、そんな事に巻き込まれるのはまっぴら御免だった。
「分かりました。そうしましょう、ジュ・・師匠、案内を」
「長介、お願いします。
急いで、
ゴブリンが出たら矢を最大射程軌道で、
脅して逃げる様にしてくればいいです」
矢は届かすだけだと上空に撃って500m程いく、
重力の加速があり上から降ってくるので矢襖と言って戦国時代は定番の初撃だった。
勿論、狙うなど出来ない、
集団に多くの矢を打ち込み確率で当たるという物。
今回は城壁の20m、
城自体が麦畑より5m程高台になっているので更に距離が伸びて、
そこに追風がかかるので普通の弓でも600mはいく。
畑の後方、何とか届く距離だが横に広い・・・確率的に殺傷は難しい
脅しで逃げて貰うが矢の仕事だった。
レイ、ビビ、チェリーが走って来た。
ダイスケは長介の目を見て合図した。
長介はお姫様をお姫様抱っこして消えた。
「きゃ~~~」と音だけが残った・・・・
初心者にあの速度は・・・
花やしきのジェットコースターを5倍速くした恐怖だろう、
狭い人込みや階段、通路をF1マシン並みの速度で駆け抜けるのだから・・・




