戦利を分配する
お宝を分配する
「じゃ、早速、現時点で使う物を選択していこうか」
ケンは嬉しそうに言った。
ショートソード63本、タガー89本あった。
ミスリルがそれぞれ1本あり他は普通の物だった。
鈎爪が74で網が27だった。
こちらは別に特別な物は無かった。
ダイスケは剣は要らないと思っていたが、
「持つだけで相手は意識して踏み込めないから、」
「ミスリルショートソードなら軽いしスロットが多いからお勧め武器だから」
とケンとシーク言われて、
試しに持って見ると本当にびっくりするほど軽かった。
玩具のプラスチックの剣レベルの軽さ、オイオイと思ってしまった。
よくRPGゲームの影響で勘違いされてるが、
まー名前も問題なんだが・・・ショートと聞くと下に思ってしまうのだ・・・
ロングソード80~95センチまでの刀剣で、
これは実際は馬の上から攻撃する為の物。
実際の対人接近戦、狭い場所で戦闘、密集戦などの場合、
70~80センチのショートソードが使われた。
中世後半でも馬上からわざと降りて戦う使われ方をされた。
平均12・5cm程しか変わらず、
同じ様に剣先も鋭く幅も広い形状で、
長さだけが違う。
人間工学では60cmぐらいが一番使いやすいそうだ。
この世界では力が圧倒的になる事で、現実の過去世界とは少し違い、
ロングソードの長さが有益は勿論、
それより長い120cm超えるグレートソードと呼ばれる、
片手でも両手も使えるのも主流となって、
剣の使用者は三分化してるらしい。
命中のショート、
威力射程のグレート、
ロングが凡庸性が高い、
という感じらしい。
ゴブリンのは70cmだった。
シークはショート派で80cmと60cmの二刀流を弓が効かない場合に使う、
短い方を左に持ち防御用としても使う、
弓は風盾が相手が使うと無力化するし、
敵が素早い相手で高レベルになると当たらない事があるらしく、
接近戦では当然分が悪いので狩人は皆、予備の武器を持つのだそうだ。
ケンはグレートソードのミスリルで軽く片手でも扱えれる物。
それを両手で扱うスタイルで命中と威力を重視の戦闘スタイルだそうだ。
ケンの場合はミスリルショート勧めるのは金銭的な理由・
(その装備を選択すると売らなく使えるから師匠達にお金がいかない)の気がしたが・・・
これだけ軽いと重さ気にならない、スロットが多いは使えそうとは思った。
ミスリルダガーは30cm程物でリンに与えた。
皆に当然、了解してもらい。
みんなからのお祝いという事でうやうやしく与えたのだ、
滅茶苦茶喜んでいた。
ミスリルはゴブリンでも超一流の雲の上の存在の戦士しか持ってない物だそうだ。
この時についでに契約で人を殺せないしゴブリン族とはもう敵対するのだから、
人に呼び掛ける時は「サマ」をつけるように言い聞かせた。
これはリンの為でもあった、ゴブリンはヒトに嫌われている。
隷属もゴブリンは一般的でない以上、人に敬称をつけるは絶対に必要と思われた。
只でさえ嫌悪されるのだから、少しでも奴隷、下だと分かる形にしないといけない。
人の社会に連れて歩けなくなってしまうと思ったからだ。
リンは普通のタガーと鈎爪を使っていた。
網も使えるとの事なので一つ使う事とした。
網はゴーレム運搬の時、丁度、荷物を落ちない様にするのに使えるので一つと、
リンの話しだと、魚、鳥も取れると言うので、
それではと予備で二つパーティで持つ事にした。
鈎爪はゴブリンには本当に役に立つ物だった。
実際に鈎爪というより縄の方が重要でこれがあれば何処にでも侵入できる。
サルだから動物園でも見た人が多いだろうがロープ一本で簡単渡っていく、
その下に雲梯を移動するように別のサルも問題無いように進む。
忍者の鈎縄は殆どがセパレートで鈎爪は鈎が三つと縄、
そして、鉄輪と分解して持てる。
分割して持っていれば怪しまれない鈎、鉄輪、縄も一般的な道具。
鈎は鉄輪はめて組込み鈎を三方向に広げてそれで木や塀、
建物引っ掛かりに投げ込む、
鉄輪を大きいのを分銅として縄の反対に着け、
杭などに掛けて上り下りでき、
回し投げ遠距離武器となる。
忍者が6道具(苦無を入れて七つ道具という説もある)に鈎縄があるのは、
武器になり、堀や谷を越え、崖や城壁を登れると凄く使えるからだった。
ゴブリン鈎爪は鈎が三つでそれは鉄輪でまとめてあり、
手の甲に着ける、
紐はその手の腕の部分に凧の紐の様に巻いて、
反対の縄の端に大きな鉄輪があり、
折り返して巻いて、手の甲に戻し、その鉄輪を鈎爪最後にまとめ握る。
手の甲部分は鈎爪と鉄輪で守られて、
その紐自体がゴブリン髪の毛で切れない丈夫な紐だから、
手の袖部分を防護する。
籠手と爪武器が一体で鈎爪を投げてなくても攻撃できる、
これで投げても縄を持てるし、
半分投げて紐が半分以上行けば、
袖の縄は逆の鉄輪を投げても伸びていく、
そして、
この鉄輪はリンの話しでは、
必ずヤスリでザラザラにして唾液をつけるのだそうだ、
輪っかだから油断して受けて、肌、手とかかすり傷でも麻痺させれる。
鋭い鈎爪に目をいかせて油断させてで鉄輪を当たるのだろう。
これは別に良い物とか種類も無く、
自分が使ってるのが使いやすいとの事だったので、
今迄の慣れた自分のをそのまま小手爪武器で使い。
鈎のサイズの小さいのを反対の手に籠手武器として
「予備として」とケンが言ったのだが、
「オモイ・・・イヤ」
とリンが・・・
しかし、ケンはごり押し・・・
この勇者、ケチというか金銭に厳しい・・・
防具と言う意味では確かに短剣を持つ手にゴブリンには重そうだし、
ゴブリンは籠手、靴を使わないので防具として嫌なのだろう、
武器として考えると、
片手では扱いにくいのを二つ持つは嫌という事だろう。
取り敢えず装備した事にすれば後で売れば良い。
今売ると、師匠達と分割して金銭的に損と・・・
勇者としてどうなのよ、そのセコさ・・・
皮鎧は98あり、ローブは56あった。
壊れているのはその半分くらいあり、
つまり、ゴブリンは氷漬けを合わせると倒した数は250体を越えていた。
兜は皮兜が80で兜が129あった、
使えない物も相当数あり、兜の装着比率も高かった。
防具の方で目ぼしいレア物は『火トカゲ皮鎧』が1つ、
『スリーブシープ皮鎧』が一つ、
『良い皮鎧』が三つ、
『火のローブ』一つ、
『土のローブ』が2つ、
『風のローブ』は1つあった。
『良い兜』が一つで隠しスロットは一つも無かった。
『良い』シリーズは色んな武器防具にあり、
ワンランク上の性能で理解してよかった。
防御、攻撃、回避、命中、軽さ、
あらゆる面で高性能で良いものだったが、
値段も一桁、つまり、十倍はする・・・
「よい」値段を取る物らしい。
ローブ属性シリーズはその属性の耐性とその属性魔法の威力をあげた。
レイが『水のローブ』を欲しかがったのはその水魔法威力アップの為だった。
『僧侶ローブ』は僧侶が良く着る、
良いシリーズや属性シリーズに劣る、
普通のローブの上くらいにしたくらいの性能だったのでレベルアップしたのだ。
これはローブという名だが、
羽織る物で鎧の上からでも着れるマントに近い物で、
鎧&ローブとは別に装備出来て魔石も発動するのだ。
『火トカゲ皮鎧』はその名通り、
火トカゲ(サラマンダー)からの素材で作られた皮鎧で、
「良い」と同等の防御力と火に対する耐性があり、
これはダイスケに必須項目である一番多い火炎攻撃対策で、
後衛の魔法職をするので決まりだった。
『スリーブシープ皮鎧』はその毛がついていた毛皮の鎧で、
これは冷気に耐性があり、
眠りの耐性は残念ながら無かった。
冷気耐性は被ると損なのだ、
耐性は%減少で50%と50%防具をつけると100%にはならず、
50%の50%で75%減させるとなる、
別の属性を50%した方が総合的に効率が良かった。
そして、魔法回避は大きい方の数値採用だからダブらせると損だった。
それなのでレイは水のローブで耐性がもったいないから、
ビビが着る事になった、
魔法使いのイメージからか最初渋ったが、
防御力はローブだけより格段に上がる。
又、これは秘密だが、胸が無いのでローブの下に着ても問題が無かった。
ビビ以外は多分、みんな、お前十分着れるじゃん、と思っていた・・・・
ビビは火のローブを元々着ていたがローブと皮鎧は着れれば防御と耐性は有効だ。
シークは『火トカゲ皮鎧』を着ていた。
攻撃魔法の威力と頻度から、
火耐性は一番有効との判断でそれを着ていた。
シークはダイスケを真似して、火トカゲ皮鎧の上に普通のローブも着ていた。
これを風のローブに変えた、当然、風の威力と耐性があるから、
風精霊使いには良い選択だった、
皮鎧だけにこだわらない事が結構よい方向に進んでいた。
ケンに関しては金属鎧の上は僧侶のローブがギリギリだが、
今回の土ローブはゴブリンが着ていただけに、
鎧の下で着れると皆が言った、サイズが小さいのだ。
ケンも晒、フンドシの上に普通の服を着て、鎧を着ていたので、
その服をローブにすれば良いとレイに言われて、
やってみる決断をした、
ケン結構保守的な上に人目を気にする、
戦士はこういう服装との固定感に縛られるタイプだった。
しかし、土魔法が使えて、土のローブは耐性、魔法威力上昇から、
実用ではありがたい物だ。
そして、ケンはケチだった(笑)
少しでも自分たちが装備で使えば得をする・・・
着てみるといい感じらしい。
服とローブ、着心地は同じ様な感じだし、
服より余裕、
厚みがあるって感じだから、
小さいサイズのローブなら服と同じだろう。
ダイスケはローブは火と土が残ったが、
火トカゲと耐性が被るから、土を選んだ、
土のLV1の砂掛は、ダイスケにとっては現在で唯一のグループ攻撃魔法、
ダメージは砂なので、1~3なのだが、晒&フンドシで、3~5のダメージで、
これが更に上がるは、美味しい感じでダメージを与えれる、
更に呪文妨害、目潰し効果があるから、終盤まで使えそうな気がした。
魔法は基本ダメージがあり、それに場所とか関係し、発動位置での減少値などもあり、
それでダメージは上下する、
そして、魔力の高さ、レベルの高さ、
更に熟練度で威力上昇するので、
低レベルの攻撃魔法は後半でもMPも少なく使えるのだそうだ。
良い皮鎧はレイとリンに着せられた・・・・
リンは火のローブを凄く喜んでいた。
大きいので、裾も袖も折りたたんで着せた。
紐は鈎縄の使った・・・勿論ケンのアイディアだった。
ケンは縄でリンを袖をたすき掛け、裾を腰まで折り返して縛った・・・
何か手慣れて上手い・・
きみ、縄師の才能が・・・
「き・み・の・な・わ」
と、ケンは縄を見せてリンに語りかけた。
予備に持ちなさいの意味だったが、
「・・リン・・」
と答えた、そこはミ〇〇と返して欲しかった・・・
(鍵で引っ掛けれて、鉄輪はベルトの様に使え、意外と機能的だった)
良い皮鎧の方は・・・
「ケン・サマ・・・オモイ・・・」
と、呟いていた。
火のローブの上に無理やり着せられた。
「良い」物は高いのだから、
ケンに着ないと強く言えなかったのだろう・・・
学芸会で段ボールで作った、
被り物を着た「木」の役の園児のようだった。
レイの方は着れないですと泣きそうになり頼んだが、
「大丈夫、大丈夫、きついのがいいんだよ、
ちょっとでいいんだ、がまんして」
ケンは怪しい人になっていた。
傍から聞くと怪しい会話をしていた・・・
ケンを助けるか・・・
「レイさん、こんなに男に囲まれて強要されて、
脱がされて、きつい野獣革で体を締めあげられる苦み、
体の形がはっきりわかる恥ずかしい姿、
聖職者として絶対に耐えれない事でしょうが、
パーティの為(財政)に犠牲になれとは神さまも・・・」
「わ、わかり・・ました。」
顔が真っ赤で、明らかに興奮してる・・・
羞恥、衆人視姦、緊縛、強要され犠牲になる聖職者・・・
レイのツボはわかってきた。
「上半身だけで着れますから・・」
ローブの上のボタン外し、胸元開け。両袖を外し、
腰に袖を結んだ。
男性陣は生唾を飲む音が聞こえるかと心配する程、
視線をその胸とレイの仕草に注目し興奮した、
ダイスケとしてはローブ脱いで、
巨乳「さらし」で尻をフンドシ締めあげた姿を御所望したかったが、
上部の巨乳晒姿は堪能できた、胸凄い・・・
ふと、横のビビを見た、
「視線を下に下げて何か言ったら殺す」
視線を固定したまま、レイに戻した。
「レイ・サマ・・エロ・・・ウ・・」
リンはオスに戻って、逝ってしまった・・・
ダイスケの蹴りが決まりゴロゴロ転がってイッタ・・
「ウってなんだよー」
「やっぱり、無理です、このサイズ~~」
「大丈夫、最初だけ、ちょっと、力を抜いて、締まるよ」
「痛いです、無理です」
ケンとレイは傍から聞くと危ない会話を続けていた。
ケンは強引に、その勇者の成長で得た、怪力を発揮して、レイに着せた。
お腹の部分はピッタリだったが、胸が搾り上げられて、上にスライムの様に、
二つの球体が揺れていた。
明らかに無理に着せていた。
仕方ない、助けるか・・・
「レイ、苦しいでしょう、助けましょうか?」
「あ、お願いします。」
「メンテをかければ、柔軟度が上がり楽になりますよ、どうします?」
「あ、あのリンにした事を今、こんなみんなが見てる場所で・・・」
「聖女で聖職者のレイなら、耐えれると思ったのですが、残念です」
「も、もう、駄目です、して下さい」
レイは完全に興奮して言った。
「それでは」
メンテを連続詠唱で、胸の部分を右の脇から左に、
左から右に、完全に乳首の位置を狙ってかけた。
完全に痴漢行為だがこの場合は合法だろう、
ダイスケも鼻の下が伸びてエロ間抜け顔になっていた。
「うぐ・・・・」
凄い勢いで体を反らして、
口をしっかり押さえて声を漏らさない様に嗚咽した・・・
メンテナンスの魔法はその物を最良の状態にすると言う魔法。
体の部分は良い状態にされるから、気持ち良い、
更に柔軟度&硬度の上昇との面もあり、
硬度は乳首と股間、クリには、それ硬くなれば気持ち良いから、
二重の意味で気持ちが良い。
レイはもう、自分の大好きな妄想設定で脳内は凄い事になっていたから、
完全に とどめ になった。
「・・・う・・・」
遠く、転がった先でリンが逝った・・・
レイは座り込んで肩で息をしてる。
「これが異世界の技・・・」
ブツ、ブツ呟いてる。
顔は本当に幸せそうだった、
苦しいのは、痛いのはどうしたんだよ!
「あのさ、これ、後ろの上のベルト外せばよくない?」
そう言ってレイの後ろの皮鎧の一番上のベルトを外した。
「あ、楽です」
「ケン何してるんだよ、無理にベルト閉めなくても良かったじゃん」
「ケン、レイに変な事したくて、こんな事を・・・」
「ビビ、違うよ、本当に、気がつか・・、そっか!皮鎧着た事無かった。俺」
((((オイ))))
みんなから、突っ込まれて、小さくなるケンだった。
良い兜はダイスケが被る事になった。
ひさしがあり首垂れもついているので、
髪を隠すと言う一番の目的(?)は同じ様に達成できる。
そして、使っていたのをリンにあげた。
「アルジ・サマ・・・ニオイ・・・ポ・・」
「人間の頭とは思え無い髪型なのだから、匂い違うのかしら?」
「その匂いが異世界技の秘密では?」
「あれは普通じゃないよね」
何か凄くハゲを馬鹿にされてる気がする・・・
毛の話題は腹が立ったのでリンのを取り上げ戦利品の方を渡した。
「・・・アルジ・サマ・・・ニオイ・スキ・・・」
目に涙を浮かべてる・・・仕方がないので使っていたのを戻してやった。
ケンはミスリルヘルムで、
ビビとレイとシークは魔法使いのサークレットだったので、
兜はダイスケとリンしかつけれなかった。
ケンがライムとスラリンに兜をと、言い出した、
・・・・一応やってみたら、
兜を体中に取り入れて皮脂を掃除してた・・・
スライムに装備させるのは無理だろう???
サークレットはミスリル金属の板で頭にヘヤバンドの様に乗せる、
これ自体に防御力はない。
そのスロットに【防御】の魔石があり、
見えないがバリヤの様に頭部を護る。
皮兜の下にも着けれる事はそうなんだが、
「もう、いい加減にしてよ!それくらいの金額ケチケチしない!」
「流石にその格好は恥ずかしいです。」
女性は身だしなみにこだわりが強い。
これは見栄えは別にして、確かに防御ではアップするが、
視界、視野の面ではサークレットだけの方が良いし、
何より、軽い、熱くない、汗臭くない、
人は情報の8割を視覚に頼るから、
視野が広いは狩人、魔法使いには重要だった。
更に本人達にとっても、
重い物頭につけるは探検で歩くのだから、やだ。
アニメや漫画的ににもNG・・・・
サークレットはミスリル板で出来たヘアバンドのような形で髪に隠れる、
レイは赤、シークは黒、ビビは金と自分の髪の色と同じ、
これは皆、そう選んだ。
見落としてくれれば敵は防具無しと勘違いして攻撃して、
武器をそこで止められてスキが出来る。
定番の色選択だった。
これ圧倒的に軽い上にスロットが6もある。
終盤まで使える後衛の定番の頭部防具だった。
「それじゃ、一旦、城に戻ろうか?」
「賛成」
MP無し魔法使いは一番に言った。
「そうですね、先にギルドで清算したいですし、
氷が解けるの待つのも時間がかかりますから」
ゾンビ化は6時間以上は掛かるまだ3時間はある。
「え、ゾンビはこちらで処理するんですか?」
「いえ、一度、戻ってダンジョンに入るので、
今回の討伐クエストとは別勘定になります」
いや、お金の事を聞きたかった訳じゃないよ、
ケン、セコイ・・・
「ゴブリンは経験値が少ないけど、
ゾンビは前のレベルで経験値が一般的だから経験値が良くなるんだよ、
それにゴブリンゾンビ格段に遅くなり麻痺武器も無くなり、
知力も無く直進してくるから、
完全にカモになり聖光で全滅できるから美味しい、
更に今なら氷で動けないから簡単に倒せる、
人にあげるのは勿体ない」
「レイの水魔法力のお陰だしね」
「装備に良い物があると悔しいしね」
ケン・・・
しかし、今回は凄くレアが出た方なんだそうだ。
ゴブリン、ロクな装備でないのが定番で、
ミスリルや属性ローブや高性能皮鎧がでるとは思わなったそうだ。
ゴーレムに売却品を積み終わった。
網と鈎縄は本当に結束に役だった。
ゴーレムは建築で岩、木材を運ぶのが本来の使い方。
よく戦争が技術を発展させた、と言われるが、
そんな面もあるが、
私達の身の廻りの技術は99%は民間の技術。
戦争で開発は元の技術を発展させただけで実際には数は少ない。
必要が技術を産む。
生活に役立つから誰でも使えるように研究し威力、MP消費など、改良が重ねられる、
高度な部分は簡略化が進み技術発展がされる。
LV1、2の魔法は全て生活で役立つ物ばかりだった。
それを戦闘でも使うという感じだった。
科学の代わりが魔法なんだから皆が研究し
そしてそれが人々に支持されたら、名誉、富が得られる。
元の世界と全く同じ、
研究する魔法使いを支援するのも国家や商人。
戦争は殆ど無く、
利益が上がるのは生活の役に立つ物なのだから当然の事だった。
ゴーレム、建築、運搬の道具と言っても良かった。
今回の大量の武器防具は冒険者想定をはるかに超える物だが、
ゴーレムの4体の運搬の能力を考えれば楽勝なのだ。
だが、皮鎧、ローブ、剣もかさが多かった、
重さ的に大丈夫だがトラックモードの箱の部分はそれ程深くない、
結束で網と縄はその意味では役にたったのだ。
「ビビ、シークに頼んで鞭打ちで寝れば良くない?」
ダイスケは提案した。
MPが回復すれば敵を一撃で壊滅させる。
戻ってゴブリンゾンビを倒すのだ、
強力な火炎魔法で氷が解けようが、
一撃で済めば後かたずけも簡単に思えた。
ダイスケ見てるだけレベルを上げれる圧倒的に楽な事になる。
「え、私だけ、ここに・・・
あ、あんた一緒に残って寝てる私に何する気よ!」
「みんなで城に行く話だろ」
「積み込むとローブのゴーレムトラックが出来るだろ、
それなら包まって寝れるだろう?
振動も気にならいだろうし柔らかそうなクッション替わりになるよ」
「シークの鞭は眠り魔石ついてるから攻撃で相手を眠らせれる。
その皮鎧とローブの重ね着で防御力上がってるから痛みは無いだろう?
眠り効果何度も受けれるから簡単に睡眠出来るって事だよね、
少しでも眠ればMPは十分回復するんじゃないのか?」
毛皮の皮鎧を下に着たら本当に服が揺れて、
単純に肉付きが良い感じに見える、
デブに見えるのだが、この世界ではモテ基準・・・
レイから「凄く良いよビビ、細く見えない」
ケンから「自然な感じでローブの下に何か着てるって、
ちょっと見ではわからないからスタイル良く見える」
シークからは「色気が上がったよ、ビビ良いよ」
皆から、絶賛されてビビは超機嫌が良かった。
その毛皮の鎧は防御力が高いし、
ふわふわで寝心地も良さげだった。
シークの鞭はシークの手加減もあり4回目でビビは眠りに落ちた。
ケンとシークがビビをケンのゴーレムに積んでローブで包んで寝かせた。
ビビのゴーレムはケンに付いていく命令をしておいた、
移動だけだからケンの意志でゴーレム達は好きな場所に導ける。
ダンジョンを出た時には朝日が昇っていた。
入り口の衛兵は拍手で迎えてくれた。
「一度城に戻ります」
衛兵は書類をわざわざ持ってきてサインだけで良いと、
明らかに特別待遇をしてくれた。
ケンとシークの話しだと、
長介はこの国最強の戦士で貴族、
有望な騎士などは軒並み、教えて弟子なのだそうで、
キクコさんは狩人最高峰で、
ルーイザさんはこの町では教え子が多く、
長介の次の扱いらしい。
やっぱり、半端ない人達だった。
それが声をかけてデーブハーゲンの活躍を言ってくれてるので、
待遇が違うとの推測だった。
実際、ダイスケを見る目は明らかに違った。
何か有名人になったみたいな感じ・・・
こそこそ多くの人が何か言い合い、明らかに注目されてる雰囲気だった。
城の前にはこの時間だと商人が居るのだが、
今日はすでに全部中に入れてあり衛兵がかなり出てきていた。
城の入り口も閉まり衛兵に中に入れて貰うようにいったが、
「ケン様達は宜しいのですがゴブリンは許可を上に仰がないと駄目です」
と言われた。
ケンは交渉してみたが上に指示をの一点張りだった。
時間がかかるだろうし、
ギルド報告と荷物をギルドの預けて清算をしたかった、
ケンとゴーレムだけ入るなら問題が無いとの事だったので従った。
その場でレイ、シークと待つ事になった。
リンは悲しそうな顔をして。
「・・・ゴメン・・・」と言っていた。
心情的慰めたかったが衛兵が見ている、沢山の衛兵の前なのだ、
「お前のせいで!」
と大袈裟な回し蹴りを手加減して放った。
ゴロゴロと凄い距離を転がって行った・・・
ちょっと力加減間違いちゃった、てへ。
「アルジ・・サマ・・・鬼畜」
最後はカタカナで無い発音だった・・・
「ダイスケ容赦ないよな・・・」
「自分のモノにしたら、その態度なのですね・・・」
レイは・・・
顔を赤らめて生殖者の性女さんの雰囲気で発言してた・・・
この娘ドMだ・・・
確信した。




