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異世界の事を教える



ビビが送っていく事になりチェリーがドアを開けて、

出て行く時に手を顔横にあげて振った。


ダイスケも思わず手を振ろうとしてケンの視線に気づいた。


何か意味があるかもと思い、そのままにした。


「ジェスチャー、しぐさの意味をそう言えば確認してませんでしたね」


「はい、スイマセン、確かに確認しておかないといけないですね」


「そうだよな、ダンジョンや戦闘で声を出せず、

合図が意味違ったら致命的だもんな」

シークは同意した。


「さっきに手を顔にあげるは挨拶で別れの挨拶もおなじですが、

手を横に振る、顔を横に振るは否定の意味となります」


これはサルの視線の動きからきてて私達の社会と同じだった。


サルは相手を視て、その体を視てで、

その視線の動きで自分に注視してるがわかる、


逆に視線を横に外せば都合が悪い否定とわかる、


だから、縦の動きは肯定、横の動きで否定となる。


人の社会では視線の動きを顔の動きと連動して、

イエス&ノーを頭の動きでする。


こちらの世界は手の動きも連動していて、

手を上下で肯定で手を左右で否定だった。


「さっきのチェリーの意味は

『いやじゃなかったですか?』

という感じですね、男女の初めて紹介と考えると・・」


「じゃ、どう返せば?」


「同じ様に否定で横に振って返せば、

『そんな事無い』で脈ありで、

手を上下だと『縁がなかったね』ですね」


「手を動かさないは?」


「保留かなあ~」


「これ、チェリーは完全に何か裏があると疑ってますよね?」


「はい、それは間違いないでしょう」

レイは警戒心をあらわにして言った。


「とりあえず、私も彼女が何か不自然な・・


こちらが秘密があって隠してるは気付いたと思ったので、

どの道、他の人に頼んでも同じで知る人間の数が増えるなら、

魔法かけて貰って。


彼女の対策は先送りにした方が良いと判断して、

食事OKしたのですがマズかったでしょうか?」


「いえ、合理的な判断だと思います。


やはり、他の人が居る状態で秘密を保つのは難しいですね・・・」


「それでどうですか? 習得できそうですか?」


「あ、はい、おー!大丈夫です、スキルで習得できます」


ビビは居なかったが、

皆が習得して下さい、

ビビも同じに決まってるとの事で2Pで習得した。



錬金術師    : 魔石を使い魔法を使用する。

          錬金、魔石の力で現象を発生させる。

          鍛冶技能の必須の技能。

          器用と魔防に成長増加あり。


錬金LV1   : メンテナンス(1P)

          対象物に極薄金属膜を形成させて、

          耐久度、硬度、              

          柔軟度を向上させる。

          継続時間は対象によって変わるが、

          概ね一日は持つ。メンテナンスの魔石が必要。


        : 鑑定    (1P) 

          対象の名称、能力を鑑定する魔法。

          装備品に行えば、名称、能力、

          呪いの有無が分かる。

          戦闘中に使用は敵全ての名称、

          能力が分かる。

          光の魔石が必要。


電子音が鳴った。


メニューを確認してみると、


賢者      : 全ての魔法が使える、伝説の称号

          全ての能力値に成長増加修正が有り。

          HP、SP、MPに回復増加効果がある。


「あ、賢者の称号がつきました」


「「「賢者!!!!」」」


全員が絶叫した。


やばいよ!


声デカい!


秘密はどうなっただよーー


丁度、ビビが帰って来て、

「賢者がどうしたの??」

又、大きな声で言ってる・・・・



「ダイスケさん、説明をお願い致します。」


えー教えて欲しいのはこっちだよ~~


「え、と・・・ 錬金術師を選択したら、

電子音が鳴って賢者の称号がついていました」


「ダイスケさん、賢者の意味わかりますか?」


えっと、取り合えずメニューの説明文を皆に聞かせた。


「全ステータスに成長増加で、

HP、SP、MP回復増加って、やっぱり凄い」


レイはうるんだ瞳をしながら言った。


「そうです、伝説の称号なんです」


ケンは興奮した様子で言った。


「デーブ ハーゲンがそうだったと言われて、

人類、否、歴代でその称号を得たの彼が最初なのよ」


「ダメでしょ、もっと、何と言うか、

感激するとか驚くとか反応が薄いのよ!」


何で怒られるだよ。


ケンの勇者だって、

全ステータス成長増加で全耐性って超チートじゃん。


「全ての魔法を習得できるって事は魔法はこれだけなんですか?」


「え、そこ・・・考えてみれば凄い事よね、

魔法の分類上の種類が全部とわかったって事??」


「ビビ。それはまだ早計な考えよ、


賢者になってから習得できるのもあるかもしれない、


全てが使えるは可能性の話し、


実際、LV1以上の魔法をダイスケさん使えないのだから、

可能性とする方が正しい気がする」

レイが言った。


ビビも頷いて納得していた。


レイ、普通にしてれば超優秀なキャラなんだよなぁ・・・


ケンは真剣に話をしだした。


「賢者、勇者、聖女のパーティでもう伝説のそれだから、

これは完全に啓示だと思う」


皆も頷くダイスケは空気を読んで一緒に頷く・・・


だって、わからんてーーそんな話・・・


「オーク対策も後で関連してくるかもだけど現状はやはり強さ。


ダイスケさんが入った一連の出来事は成長を促進させる意思がある気がする」


「それは俺もそう思う、大体、

成長関係はケンとレイは普通に規格外だし、

ダイスケに至っては異次元だよ」


「皆が見落としていた成長増加の職業選択、


この地方でレアな格闘士を得て、


レイの祝福で選択できた魔獣使い、


エルフである私に弓を全てが成長をしなさい、


自分たちで気付きなさい・・これ絶対に神様の啓示、意思よ」


聖職者で無いビビの言葉にレイは感動し、強く同意して言った。


「私も同じ考えです。


これは当然なんですが今の私たちの実力では、

世界がどうこうの事象に対処できる筈は無いです」


「これは将来に向かって強くなる、その道を示されたと思います。


事実、このやり方なら強くなれると思います」


皆、燃えてる、話はまとまった様なので。


「そろそろ食事しませんか?」


皆、熱気が抜けた感じでこちらを見た。


って、何でお腹が空いてるの俺だけなんだよ!


朝起きてどんだけ時間たってるんだよ!


俺が普通だよ、君たちが食が細すぎなんだよ!


成長したいなら食べろよ!


もう、君たちの【お母さんといっしょ】したいよーー


この気持ちを一晩中語り合いたいよ・・・


勿論、他の大人のお話もできれば・・・



  

階段を下りて道路の出ると町はもう宵闇に包まれていた。


隣のドアを開けて食堂に入ると食堂に他の客は居なく、

片付けに入る処だった。


「いらっしゃいませ」

艶っぽい声がした。


「遅くなってすみません」

ケンが言った。


本当にそうだよ、ライザさんに迷惑じゃないか、

食事時間守らないと迷惑だよ、

食事作る人の事を気を使わないと!


「なに言ってのいつでも大歓迎だよ」

皆の視線が俺に集まる・・・


社交辞令でしょ、それぐらい・・・


「あなた達の分は別に取ってあるから営業中にこれなかったら、

部屋に持っていっても良いよ」


皆の視線が・・・

長く泊まってる客のサービスでしょ・・・


たぶん・・・


部屋に入る口実では・・・


「好きなところにどうぞ、すぐだせるから」


・・・・


どんな言葉もいやらしく取るとそう受け止めれるって・・・


一番奥の席にすわった。


女性陣の目が怖い・・・


何にもしてないのに・・・


料理が運ばれてきた。


串焼きだった。


20cm程の竹串に皮、肉、肝、軟骨らしき物、内臓の何か・・・


多分??が刺して焼いてあった。


それと付け合わせのパンが2つ、

棘がある球体で色はオレンジと黄色で食べ物というより毒物と思える形、

色彩だった。


そして、皆には3本なのに俺には5本でパンも若干大きかった。


「さっきの・・・ね」


ダイスケの耳元で呟いた。


乳が肩に当たってる~~ 


多分、お詫びと言ったのだろうか???


聞き取れなかった。


「豪華な食事にパンだね」


「明らかにダイスケさんに特別サービスしてますね」


「服装の露出がいつもより多いです。


肩に胸を押し当てて、耳に息を吹きかけてました」


「『さっきのお詫びね』って。


如何いう事?


エルザさんから誘いで5回もして満足しなかったって事??」


ビビどんだけ耳が良いんだよ!


なんでお前の方がちゃんと聞きとってるんだーーー


エルフ凄い。


嫌、そうじゃなく、

覗いてしまってごめんなさいの意味だよ。


「この件は内密にで話がしてありましたよね」


無理に押し通した。


言い訳の説明が面倒な上に誤解を解くのは無理と判断した。


・・・・


皆は無言で食事を始めた。


ダイスケも食べてみた。


美味しい、焼き鳥に近い味、

パンも形、色は食品と思えないが、

味は日本の菓子パン、


残念なメロンパンと言う感じ、


香りはメロンに近いで香りで良いが味が甘くない、

旨味は少しあるが口どけ、

後味と言うか、色が違うのに味が同じだし、

少し残念かな?


と言う感じ。


肉が美味しい分、パンはあくまで補助で食べる、

その意味では合格といえる。


食事全体としてみれば、美味しいです。


「美味しいです。」


思わず言った。


エルザさん、嬉しそう、本当に嬉しそうな顔をした。


全員がダイスケを注目した・・・


はい、スイマセン。


内密にするでしたね。


どう見ても時間的にも閉店なので急いで食べて。


エルザさんにみんな(!)でお礼を言って男性陣の部屋に戻った。


ダンジョン訓練前に話し合いをしたかった。


「ところでチェリーどうしましょうか?」


「二人でとなると助けれないですね」


「ダイスケ、あんた、何かその物言いと風貌から、


目上と言う感じで話してるけど、


多分、勘違いしてるわよ、あなた、


チェリーと二人きりだとレイプされてもおかしくないのヨ」


「ダイスケさん、将来性の可能性はものすごくありますが、

現状ではLV3の魔法使いでしか無く、

体力、力、戦闘力で言うとチェリーさんや私たちの足元にも及びません」


確かにそうだ、つい、調子にのって偉そうに喋るからボッチなのだ・・・


ギルドカードで確認すると確かにステータス数値は規格外の伸びで、

同じレベルまで上げれば追い越すだろうが現状では下で、

その攻撃・防御・回避とかの総合数値は格段に低い。


実際の戦闘ではレベルで攻撃回数、呪文ダメージ、

防御、回避が修正値を受けるので戦闘だと段違いで格下となる。


レベルは伊達では無いとの事だった。


「チェリーさんはそんな事をする人なんですか?」


「チェリーはしないと思うけど・・・


ダイスケさんが相手だと・・・


あの娘のモロタイプで・・・」


「人は出来心が有ります。


冒険者相手に男の子は・・・


あたし達の世界では一般に若い子に性的なトラウマな経験をさせない為、

気をつける様に言うのが普通なんです」


「外見で判断するなはこの世界の鉄則です」


「まず、ギルドカードを提示して見せてくれと言われます。


これは拒めません、


というかギルドカードの提示を拒むは礼儀的にありえないし、

衛兵を呼ばれてもおかしくない、


大ごとにされても仕方ないです」


「盗賊、凶賊などが街に紛れ込んでると思われます」


「幸い、賢者のなど、称号は表示されませんがレベルと職業は見られます」


「おばさんで閉経が見えてきてる処女は理性がきかな・・」


「チョッと!」

ビビのツッコミが炸裂した。


「それどういう意味よ、若いからって年上の女性に失礼よ!」


「一般的な意見を言ってるまでです。事実である以上失礼は無いのでは?」


「チョッと、ここで喧嘩止めようよ」


「事実だけど、ビビが居る場では失礼だと思うよ」

雰囲気が悪くなってる・・・


「えっと、おばさんは大好きですけど・・・」


女性陣は「えっ」て顔してる。


ビビは真っ赤になってレイはあたふたしてる?


よくわからんが、場は和んだ、多分・・・



「ダイスケはどうすれば良いと思います?」


「基本、ビビの友達である以上、

そんな欲望に任せた行動はしないと思います」


ビビが嬉しそうにしてる。


「私の身を案じてくれるはありがたいですが、

問題はそこで無く秘密が漏れてそれが広まる可能性がある事です」


「入れてしまった方が早い気がしますが・・・」


何やら、視線が滅茶痛い気が・・・


「あーー違いますよ、何、変な事考えてるですか! 


パーティに入れると言う意味ですよ!」


「あ、そう、てっきり鬼畜発言かと・・」


「女の敵を殲滅する処でした」


レイさん怖い


俺、襲われちゃう、可愛い男の子、

純真無垢(?)なか弱い設定じゃなかたっけ・・・


「アタシの唯一の友達に何って事をと一瞬思ったわ」


ビビ・・・


あれ、レイさんがビビを見てる、ガン見してるよ!


ビビ、きづけ!


早く!


可哀そうだろう、友達が居ないレイちゃんがーーー


「あ、レイは真の友達よ! 次元が違うのよ、ほーほほほーー」



否、いーやー、そんなありきたりな言い訳じゃ・・


レイさんガン泣き!


チョロいわ~~、

この娘ーーー


「ビビ、チェリーはパーティにどうなんだろう?」


「実力は申し分ない。


多分、戦士としてはこの町のギルド冒険者で師匠クラスを除けば指折りよ。


魔法も司祭、錬金、風と申し分無いけど彼女、

全滅パーティの生き残りなのよ・・・」


「彼女のいたパーティは高レベルのホビット主体のメンバーで

外見上は孫とおじいちゃんおばあちゃんという感じで、

彼女凄く、可愛がられて・・・全滅寸前に逃がされたようね」


「そのせいか、現在、誰ともパーティを組まず、

ソロでダンジョン探索してるみたい。


危険だから注意してるんだけど・・・」



「昔、好きだった女の子にそっくりなんです。


20年程前ですけど・・・」


2次元だけど・・・


「それだと啓示なのかもしれないですね」


「ビビ、チェリーさん入ってくれるかの問題は置いといて、

性格とか協調性はどうなの?」


「性格は負けん気が強く頑固で協調性は普通と思う、

人は相性だから、パーティは組んでみないとわからないわね」


「それはそうね」


「あのパーティの事、常識とか制約とか教えてくださると、

助かると言うか、議論に参加出来ると思うのですが・・」


パーティはギルドカードで登録できて最大9人だそうだ。


ダンジョンで前衛3人、中衛3人、後衛3人で通路の広さ、

魔法、遠距離武器の範囲から、これが最大とされている。


実際は全体回復や支援魔法などから、

6~7人が良いとされ、

特に移動の魔法陣は緊急脱出、逃走に使えて、

これが1tの重さぐらい迄しか一度に作動しない。


作動後再起動に時間がかかるので、

荷物、戦利品を持っての帰還で7人が限界とされてる。


6~7人だとゴーレムや使役獣を使って9体で戦える、

経験値は多い程分散するが使役獣なら無駄に成らない。


ゴーレムを後ろに荷持ち役で歩かせても良い。


戦争などでは軍団レギオンを組めて、

その場合はパーティは9人に連絡役が一人で10人、

軍団長が10個部隊を率いて、

100名で一軍団として戦うそうだ。


それを10軍団率いるのが将で、

将を率いるのが将軍で将軍を率いるのが軍師もしくは王だそうだ。


ダンジョンでこちらは9体だが、

敵は通路で正面の部隊グループとそれが突込んでくると、

その後方部隊との二部隊を相手する。


問題は十字路や広い場所に出た処で待ち伏せされる場合。

十字路だと左右、正面、奥の4部隊、

広い場所だと左右、正面、奥、斜め左右の最大六部隊から攻撃を受ける。


この六部隊全部の範囲にブレス、全体魔法が効くとの事だった。


そして、最も最悪なのがバックアタックで、

通路の後ろの奥に迄いる二部隊が後方から来た場合。


その場合通路に戻れず、

後方の味方に直接攻撃が行く状態になり、

最大八部隊、最大72体を相手の上に後方奇襲部隊には全体魔法、

ブレス攻撃などが、別に発動させないといけない。


高レベルパーティでも全滅してしまう定番の危険事態。


防ぐには最後尾の警戒で追撃奇襲部隊を警戒するしかないが、

ちゃんとそれさえしてれば大丈夫といわれてる・・・


チェリーはもしや・・・


「全体魔法の強力なのが有れば、

6部隊迄の戦闘は最速でこちらが先制できるなら勝てるのよ」


「そうだね、バックアタックには全体魔法が効かないから問題なんだ」


「当然なのよ、

自分たちの場所を起点で発動したら自分たちが一番魔法を食らってしまう、

後方だけ範囲を分ける事が出来ないのよ」


「その場合は、基本前衛は守りながら下がって、

後衛といっしょに後方部隊を撃退して通路に下がるが基本だ」


「通路に完全の戻ってしまえば後は最大二部隊だから、

冷静に対応して連続戦闘するだけ」


「退路が有れば、生き残れる可能性が出るからそれが一番安全。


高レベルだと全体攻撃魔法を複数習得で、

それで力押しって手もあるのだけど・・・


力で押せなければ悲惨な事になる」


「ありがとうございます、参考になります。」


「結構、基本だけど、一番最初に知っておかないと魔法を使う、

その習得や訓練の方向性も理解出来ないよね」


「異世界の人に物を教えるって難しいね」


他の三人も頷いてる・・・


すいません、助けて貰ってご迷惑かけてばかりで・・・


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