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朝(三日目夕方?)



          



起きると夕方だった。


窓から夕日が見えた、真紅の赤、血の色と言っても良い濃い色だ。


昼前に寝て夕方起きる生活に少し慣れてきたように思える。


ライムで顔だけ綺麗にして身支度をした、

ライム全て消化したみたいで中に何の無い状態だった。


ケンとシークはもう起きて話をしていた。


「おはよう」

と挨拶をして思った。


変換が完璧だから、気付かなかったが、

これ「おはようございますな」「今日は良い天気で」などの訳で無く、

起きた時の挨拶を変換してるんだよな??


早く起きてないし、夕方だし・・・


と、挨拶、文化が違うなら聞いておかないと!


「これから初めての人と会う訳ですよね?」


「また、失敗するといけないので挨拶とか習慣を教えて下さい」


「そうですね、やってみましょうか? 


お互い常識で当たり前と思ってる事、違うかわからないですからね」


ダイスケは

「初めまして、キシ ダイスケと申します。宜しくお願い致します。」

と頭を下げた。


「頭を下げるのは何故ですか?」

何故ですか? と言われても・・


「お辞儀といって、

初めての人や目上の人にする挙動と言えばよいのか・・」


「こちらでは、手をこうします」

顔の横に持ってきて手の平をこちらに向けた。


そうか、魔法が有るから口と手を同時に見せて、

武器を持ってない攻撃の意思が無いを表すのか。


お辞儀も頭を差し出して攻撃の意思が無いで友好を求める意味だもんなーー


「それは私達の世界では親しい間でする軽い挨拶ですね」


「握手とか、ハグ、キスはしないですか?」


「駄目、駄目そんなの! 


あーー話をしておいて正解ですね」


相手の体に接触は絶対に駄目なんだそうだ。


抱きしめたり、頬キスは完全にアウトで、

相手が公的に訴えて犯罪者扱いを申請する、


大事おおごとになるそうだ、


賠償金とか和解金とかも派生するらしい。


基本、

戦闘行為中の助ける、

介護する、

治療する以外は人と接触はしないそうだ。


接触は恋人同士がする行為で、

同性同士でも接触はその趣味と取られるから、

ダンジョンでも街中でも勘弁してくれとの事だった。


偶然、体が当たった場合は必ず謝罪するが礼儀だそうだ。


その場合は確実に許される。


自分の性的欲求を満たす、利益の為、

ひとを騙すと詐欺となりギルドカードに詐欺師でついてしまう、

性的目的で触ったのに嘘を言って偽証するとアウトという事だった。


ラッキースケベは良いが痴漢はアウトという事らしい。


あ、だから、ビビが謝罪を嫌々したのか・・・


この世界は窃盗、詐欺、殺人はギルドカードで証明されるが、

暴行とかは損害賠償は法との裁定が必要になる。


しかし、直ぐ終わる。


嘘で自分の利益を得ようとすれば詐欺だから、

当事者どちらも証言は危険が出てしまう、


自分の利益を弁明するのだから、


事実で無い事を言った瞬間に人生が終わるかもしれない・・・


正直に自分の考えを言う。


『好きで抑えられなく、相手も拒絶しないと思った、』など。


被害者も『そんな素振りは見せてないと認識してた』で、

お互いの話を複数の人間で聞いて裁定される。


ここで嘘を言って詐欺がギルドカードに記載されたら人生終わりだから、

正直に話し、裁定結果に誰も意義を唱えない。



挨拶は朝、昼、夜で変わるは同じで、

冒険者で昼夜が一般の人と反対でも一般の人に合わせて行うそうで、

意味は単純に良い朝・良い昼・良い夜で捻りも無くストレートな物だった。


英語的(GOODを付けるだけ)と言える・・・


日本語の方が意味的に考えすぎとも言えるだが・・・


『おはよう』はやはり変換で『グット イブニング』といっていた、

つまり、トッポに合せて変換されていた。


「相手は女性なんですよね、

その特別に何か初めての女性に失礼とか何かありますか?」


「結婚とか、子供が欲しいとか、言ってはダメです。


婚姻を約束した事になり逃げれませんよ」


「ええっと、こちらではいきなりそんな事を男が言うのですか?」


「普通は初対面では言いません。

でも、ダイスケさんは言っておかないと危ないと思いまして」


ちょっと!


何、俺、直ぐに関係を結ぶ、即ハメ野郎になってるんだよ!!


即どころかハメた事すらないのに!


シークは笑ってるし・・・


「でもさ、握手とかハグはまだわかるけどキスはまずいだろ?  冗談?」


「私の地方では珍しいですが、

最も大きな世界の覇権を持ってる国とその周辺

(西洋?移民元の国でいいのか)では一般的との事です。


あ、キスと言っても口には恋人同士で頬に軽く触れる程度な感じです」


「何で他の国なのにそんなに詳しいの」


「映画とドラマの知識です、私、海外ドラマ好きだったので・・・」


「えっと、映画?、ドラマ??海外は外国という事?」


「やっぱり、無いんですか? 

中世ですものね・・・


映画は白い壁のような幕に映像を投影してみせる魔道具の様な物で、

ドラマは同じ映像を個人の部屋で、

見せる箱のような映像を映す魔道具で視る芝居です」


「それで演劇、芝居を多くの人に見せる事で料金、

代価を払うシステムなってます」


「それは人の姿が絵になってる、って事?」


「写真を連続で見せて、音を被せるって感じです。


写真と蓄音機は無いですか?」


何それ、と聞かれてしまった。


写真はレンズと箱と銀板と光に反応する薬品が有れば出来るし、

蓄音機も振動版と針、

その振動を記録する、適度に柔らかい物が有ればできるから、

気づいてしまえば簡単なのだが・・・


制作系技能取ったら、作って大儲けできるかもーー


「ハグっての体験してみたいけど、いいかな?」


「え、やってみます?」


ダイスケ自身、ハグは海外ドラマで観ただけ自身はした事は無かった。


日本人で国内から出た事無い人間でした事ある方が少数だろう。


「えっと、笑顔で手を広げて下さい」


自分が笑顔で手を広げて言った。


男二人で抱きしめ合った。


・・・・あったかいんだからぁ~~・・・・


「背中に手を回して、軽く叩くような感じで」


観たまんまの状況を説明した。


・・・・・・あまり、続けるのは良くない気が・・・・・・・



「何してんるですか!」

レイが叫んでる。


ノックの習慣ないのか??


「え、こちらの挨拶をご教示して貰い、

私の国の挨拶を教えていたのですが・・・」


「あー、そうですか? 

いえ、その・・ シークがそっちの趣味に目覚めたかと・・・」


「勘弁してくれよ~~」


あれ、レイさん何か凛としてる?


雰囲気が聖女っぽい(失礼な)


何故???


賢者タイム??・・・・


メニューで確認してみた・・・



【絶倫】が称号についてるやん!!!


神様、説明文に【射精】と書いてあったよね!


男の称号で無いの???


確かに言葉的には女性でも絶倫使うけど・・・


レイの方の説明文だと【絶頂】になってる!!


・・・・


レイ・・・


早速、自分で・・・


4回以上も・・・


そりゃ、スッキリだよね!?



想像ではあるが、

小さいころ両親家族を亡くして修道院で育ったと聞いた。


ケンと並ぶステータスの優秀さから神童、天才と言われてたの想像がつく。


修道院長は聖女に気がついていたのだろう、

周りは同学年など間違い無く才能を嫉妬するだろう、

特別扱いして孤立しない様にわざと厳しくしたのかもしれない。


孤独で家族に対する、

こみ上げる様な憧れる気持ちは強かったのではないか。


レイは真面目で良い娘だと思う、思春期になり、

男性に興味が行くのは自然だろう、

しかし、修道院、教会だと、男子との接触は無いだろうし、

修道院長が聖女と思っていたら、

絶対に接触を許さない様にしたに違いない。


男親が居ない、男性が全く免疫が無いで、

空想の世界でその男に対する性的な妄想は肥大していったのでは・・・


それを多分、自分で夜な夜な慰めていた・・・


それが淫乱となって、凄く我慢がきかなくなり、

自分自身に対して、

罪の意識との狭間で苦しんでいたのではないのか?


オーク、つまり人類の敵だが、

興味が行き過ぎる存在で自分の性的な嗜好と一致で悩み、

自分を疑う気持ちが心のどこかにあった。


それが昨日の啓示、つまり、これを神が習得、努力せよと示した。


それで、レイは完全に自分で悟ったのだろう、

人類を救う為、

天敵オークに対抗するには相手の力をこちらの物として、

相手の力を無効化する力を得る必要がある。


自分の、性的嗜好、湧き上がる性欲は罪で無く、

啓示として神に肯定された。


思いっきり逝ったのだろう、快楽の境地に何度も・・・


「レイさん。綺麗ですよ」

思わず言ってしまった。


事実そう思った。


俺が苦しめた原因となったと思っての謝罪の意味もあったのかも知れない。


「ダイスケさん、駄目ですって!」

ケンは突っ込んで、シークは笑ってる。


「結婚とか子供を作るがダメって・・」


「子供を作る・・・こづくり・・・」


レイさん、折角の雰囲気が・・・・

残念な生殖者になってる・・・・・・・


「ダイスケさんの世界では、

モテる男は女性に綺麗とか美しいとすぐに言いますか?」


「え、ああ、そう言えばそうですね、」


「こちらの世界でもそうですよ」


「あはは、奇遇ですね」

シーク爆笑してるし。




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