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食事


             


食事が運ばれてきた。


石と固まってないコンクリートだった。


「やっぱり。ビックリすると思いました」

4人は笑ってる。


「これ、食べれるんですか?」


「食べれない物は食堂では出ないよ」

イモが食べれないシークは笑って言った。


「子供のイタズラの定番ですね」


「触って、持てば分かるけどね」


ビビは持ち上げて千切って見せた。


ダイスケもやってみた。


触感がフランスパンのそれ、重さは石と思って持つと驚くくらい軽い、

普通なら確かに持ったら分かる。


「家庭や食堂では普通切って出されるけど、

私達が持って帰るを知ってるのでそのまま出してくれてます」


4人は自然な動作でパンを竹筒容器にしまった。


どんだけ食細いんだ、君達・・・


「修道院はパン切られてない、羨ましい家族の食卓・・・」


暗いよ、野菜がダメな肉食女子のレイさん。


「ヴァンパイアバットを倒した時落ちた麦畑がスン麦の畑で、

発酵と寝かしの時間でスンパンと石パンになります」


ケンが説明してくれた。


ちなみにスンパンはうんこの奴で、

石パンはそのまんまの今目の前にある奴だった。


「シープスープはスリーブシープの乳にスン麦の粉を混ぜて、

野菜、肉を入れて作ります」


食べてみるとクリームシチューだった。


元の世界では好物の一つだった、これ美味しい!


「スリープシープは魔石の奴ですね」


「はい、そうです。」


羊はこの世界では主要畜産物だった。


体重は250kgになり平均85kgが元の世界だからその3倍はあった。


その為、羊毛、羊肉、羊乳は3倍とれた。


性格は非常に温厚で従順で飼いやすく、

睡眠効果の鳴き声を持ちそれで肉食獣を眠らせ逃げる。


耐冷、耐斬撃のその大量の毛で覆われ防御力がある上に、

脚力もあり逃げ足も速い。


信頼させて騙し食用にする人間以外は天敵は居ない。


睡眠の耐性を当然持ち、

そのせいか麻痺の耐性、

毒の耐性まで持つので放牧の雑草を種類を問わず食べれた。


本当に草原に放しておけば手間が殆どかからない。


毒系無効耐性のせいなのか、

血も食用や薬用(精力剤の効果大)になり、

肉は内臓に至るまで全て食用に出来た。


皮は丈夫で伸びるので羊皮紙、

オスの角は楽器、

骨は軽くて丈夫で色んな加工品として使え、

フンは水分が無く、

その為臭いも殆ど無く、

肥料や燃料としても使える。


元の世界と違い体格が3倍ある為、

人を乗せたり荷物を運んだりも馬並みに出来た。


寒冷地は元より、

元々の生息地である山岳地帯も得意で山越えで荷物運び、

乳や血の食用、寒さの暖と大活躍する。


砂漠と熱帯以外では定番の家畜だった。


更に魔石は使える睡眠の魔石で、

呑気、優しく、従順で大人しい性格、

可愛い容姿からも人に好かれている。


神が与えし獣の一つで眠れない時考えると眠れると、

元の世界と同じ設定には笑ったが・・・


何故かダンジョンにも現れるが、

直ぐに逃げるので滅多に倒せないそうだ。


防御力があり、睡眠の全体攻撃持ち、

耐性も多く持ちで逃げるのだから困るそうだ(笑)


そのせいか経験値が多くて素材も多く稼ぎもデカいと、

倒せると超美味しいとの事。


それで前回は魔石まであったのだから、

運が悪いデーブハーゲンメンバーは「嘘」と全員が思ったと話してくれた。


君達・・・


おじさん涙でそうだよ・・・


こんな話をしながらも、ビビは肉、シークはイモ、

レイは野菜、ケンはニンジンをダイスケの皿に入れてきた。


こいつら・・・・、


お母さん君たちの健康、

将来の事を考えて一生懸命に料理をして作ったんだよ。


ずるして残そうとすると作った人はどんな気持ちになるか、考えなよ。


この年になると分かるけど、家事大変だし、

自分が作った愛情を込めた料理、

不味いからで残されたら、他人なら大激怒だよ。


愛情をこめて、この子為、良かれと思って、

家計が苦し中、材料を奮発して、

丹精込めて作った自信作を!


「不味い」


人の自信作を何て酷い事を!!


「これ嫌い」


嫌いはわかっとるは!!アンタの飯は私が作って。


赤ん坊頃からあんたを一番知ってるんは私じゃーー


健康、成長、を考えて・・・


飢饉でその作物しか取れないとか世の中ある、

多くの食品が食べれれば人生の愉しみ増える。


お前の将来考えて食べさせとるじゃーー


この年になるとお母さんの気持ちわかる・・・


今度、紹介してもらいジックリお話を・・・


「本当に美味しそうに食べてくれて嬉しいよ」


美熟女スレンダー巨乳さんが声をかけてくれた。


パンは最後まで一切れ残して、

皿の残り汁を拭き取る様に食べるに使った。


ダイスケの皿はスライムを使って無いのに綺麗に食べてあった。


皆、食べる量に驚いていた。


うまい物ならこれくらい楽勝だった。


「この世界で食べた中で一番美味しかったです。

ありがとうございます」


この世界では5回しか食べてないが・・・嘘は言ってない、本当に美味しかった。


「う。ありがとうござい・・・う」


目から涙がながれてる。


厨房に小走りに行ってしまった・・・

もっと、お話したかったのに・・・


4人はジッと目でこちらを見てる。


「ダイスケさん、モテないは謙遜でしょ」


「本当にモテる人間程、自分はモテないというよね」


それはダイスケの世界でも確かにそう、

テレビでジャニーズやイケメン俳優がいってると、

絶対嘘と思っていました。


わたしも。


「女性への話しかけ自然で上手すぎる」


「やっぱり、雰囲気が女性を惹きつけますよね」


必死で本当にモテないと説明したが・・・


信じてもらえなかった、モテた事無いのに・・・


モテ男扱いは不当で無いのだろうか??


「そういえば、今度機会があれば、

お母さんとお話して見たいのですが?」


この馬鹿子供の食性について話ししてみたかった。


「ダイスケさん、もしかして年上が好きですか?」


「え、ハイ、どちらかと言えば・・・」


嘘は言えない正直に話した。


「え、ダメダメ!うちは仲の良い夫婦なんだから!」


「ちょっとダメですって、家族を壊すつもりですか?」


「うちは未亡人だから、絶対ダメ!」


「えっと、意地悪な修道院長がいますから、

そちらを紹介しますよ!」


レイさんだけ笑顔で怖い。


意地悪を紹介されても・・・



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