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美意識



ダンジョン詰め所と城入り口でギルドカードを見せて、

魔物使いの使役獣であるを確認して通過した。


明け方前でまだ薄暗かったが、

城内入口付近は流通関係の貨物が次々に到着して慌ただしかった。


流通の広場は門の中で「虎口」となった場所にあり、

街中への入り口にギルドの建物がある。


ギルドに行き報告と魔物の登録を行った。


登録担当は若い少年の様な女の子だった。


短い金髪、大きな瞳、小さい顔、エルフ種で10代前半に見える。


「ニーサン、スライムは珍しいしいね!」

と驚いた、表情をしていた。


「スライムは餌を何でも食べれて吸収できるは知られてるけど、


それは特性で実は凄い事なんだよ、


何でも薬草や回復系の物を食べさせると回復系、

毒を食べさせると毒系の特技を習得できるらしいよ。


試して結果教えてくれよ」

と教えてくれた。


「人より小さい使役獣なら町に持ち込めるけど、

ここで預かる事も出来るぜ【待機】で気持ちよく眠らせておくから、

体力SPMPも満タンで殆ど問題は無いけど生き物だから保証はしない。」

ニヤリと笑った。


「サイズも小さいから小銀貨2枚となるが?」

よく喋る元気な女の子だった。


初めてと言ったダイスケに親切心で言ってくれてるのがわかった。


「ありがとう、持っていく事にするよ」


バックに入れれるのだから邪魔ではない、

置いていくとトイレや洗濯で自分が使えず不便だと思った。



【待機】の事を聞こうと思ったが魔獣使いの技能だと、

知らない事が不自然になると思って聞かなかった。


後で宿に戻って皆に教えて貰った。


【待機】はLV2の魔獣使いの技能で味方や敵の一体を快楽、

睡眠状態する技だった。


気持ちよく眠らせるはその意味だった。


魔獣は使役獣の契約をすると人間を味方、

パーティ以外の魔獣を敵と認識するので、

人間の【待機】の技能に確実に何度もかかるそうだ。


睡眠はゴーレム、アンデット系以外はほぼ必要だから魔獣も人と同じ様に寝る。


SPMPHPが減ってる状態だと普通に8時間は寝るから、

一度かけると次までぐっすり、

起きてHPSPMPが満タンになる。


眠くない状態なら4時間は魔法が効く、

だから、

一晩(昼?)の後の追加料金は4時間で一晩分と同じになるそうだ。


使役獣は人間を味方認識する、


これは強制で人に攻撃出来ないから、

人間同士の戦闘では使えない。


だから、衛兵も確認して通したのだった。


【快楽】は何で敵に?と思ったのだが説明を聞いて納得した。


あまりの気持ちよさで放心、感動で涙も止まらず、


最初のターンは高確率で行動不能になり、


溢れる涙とポジティブ思考になってしまい、

防御をせず攻撃にばかり意識が行ってしまうそうだ。


命中、回避と防御力が大体20%下がる、

それが1~3ターン続くらしい。


神官LV2に敵グループに快楽かけれる【賛美】と言う魔法があり、

強力で有効な魔法だそうだ。


教会の集会で最後に信者にかけるのだそうで、

結構、それ目当てに説教を聞きに来るらしい。


中毒になる人もいるので神官は十日ごとの集会の時しか使ってはいけないそうだ。


・・・教会、感動を魔法で・・・これ麻薬と同じじゃん!


神様、大丈夫なのそれ???


「【待機】は人にかからない技能で【賛美】は神官、教会が厳重に管理してます」


レイが説明してくれた。


やはり、そこは考えてあるみたいだった。


「快楽はSP回復、睡眠はMP回復があるので使い方次第よ」


「快楽は15分くらいで回復してSPが回復だから、

安全を確保すれば味方全員が少しSP回復できる」


「意識もあるし冒険中は神官制約受けないから少しは有効なのよ」

ビビは教えてくれる。


「睡眠は冒険中なら人は3時間くらいでおきるが、

当然全員が一度には無理」

シークは言った。


「意識が無く危ないが攻撃受ければ起きる、ビンタで怒鳴って起こせば誰も起きる」


「戦闘中は抵抗するから、後、皆悪口大声で言ったりして起こすから、

3ターンぐらいでは起きるよ」


「悪口?」

ダイスケは聞いた。


「うん、ブサイクとか、ガリガリとかがやっぱり多いかな」

ケンはバツが悪そうに言う。


「ブサイクって誰がなんですか?」

ダイスケは意味が分からなった。


「え、うーん、そのみんな、

あ、ダイスケさん以外ですか・・・」


「え、皆さん、美男子、美少女ですよね?


え!

違うの??」


みんな動きが止まってる・・・


「皆さん、私の世界だと美男子、美少女で超モテますよ!」


(((((その世界行きたい!!!!!)))))



人の美醜の判断基準はその集団での中央値である。


更にその集団に対する憧れが加えられる。


キム拓とお笑い芸人のホンコンを、

アフリカ某国でアンケート取るとホンコンの方がハンサムと答える。


江戸時代に白人は鬼に似ていて気持ち悪いと思われていた。


明治になると西洋文明が進んでいるとなり、

外人は憧れとなり、


戦後は占領政策で支配者となり、


その後昭和はテレビとかモデル、海外ドラマ、映画の影響で、

目にする機会が増大して西洋人的特徴が日本では美しい意識となる。


だから、ハーフは大抵、格好いいと認識される。


人は現在のホモサピエンスでの多くの生活形態の時間の中で、

ハーレムを作る体制の社会を形成していた。


サルの多くが現在でもそうだがボスがほぼメスを独占する。


これが完全だと思う人間は本能的いないだろう?


その通りでメスは浮気をし、他のオスも絶えず、

ボスに見つからない様に手出しようとする。


次のボスの座を当分狙えない、

若いオスなどはそれか、群れを出るしか無い。


人間種のペニスがあの形なのは他者の精液を掻き出す為で、

つまり、複数でレイプ性交をする。


考えてみてほしい、草原で集団で暮らして、

女は全て裸でお尻もあそこも見える状態で暮らしていた。


若いオスザルがメスのお尻を追いかけ回して歩くは理解できるだろう。


今のサルでもその行動はする。


サル種は若い個体は複数のグループを作り、

ボスの手が付いてない若いメスも、

若いオスから自衛の為グループを作るはその為である。


小中の女子がトイレを連れ立ってする事を不思議に思った事はないだろうか?


これは本能でトイレは集団から離れてする、

そしてこの時がボス、集団から目が離れるチャンスの一つで、

若いオスもこれを狙うから、

若いメスは排泄時に味方の監視役を欲しがる。


オスは複数で無いと女子を逃がすし、抑えれない、

更に草原なのだから、

自分たちを捕食する豹など肉食獣のいい餌食となってしまう。


オスも見張りが絶対に必要で仲間数人で無いと出来ない。


そうなると掻き出さないと最初が有利となる、

殆どの動物で性行為は捕食者に狙われる危険な行為である、

殆ど数秒一刺しで終わる、

当然である時間が長い程危険なのだから、

何故、時間をかけて出し入れをするのか?


他のオスの精子を掻き出し自分の精液だけを入れる為。


それで最後が有利とはならない、

何故なら、女子が逃げる、ボスや他のサルが気が付き来る、

敵、肉食獣に襲われると時間との勝負となるからだ。


メスも性的興奮しないと子宮は降りてこないし、

子宮は膣内の精液を吸い込まない体がオス選んでる。


高校生になると女子が連れ立ってトイレは減る、


これは女性が成熟して性的に興味が湧くからで、

ボスに相手にされない熟女メスザルは逆にトイレに見せて若いオスを誘う、


サルにはモラルは無い、


性行為は快楽がありメスも当然気持ち良い。


この行為が無ければボスで無いオスは性行為が全く出来ず、

ボス戦が恐ろしい頻度でおきて集団が維持できなくなる、

自然とそうなっているのだった。


知能が高いイルカも同じで若い個体は数頭で群れをつくり、

メスをグループから引き離し交尾する、


この為、頭数を多くした方が有利なのでウミガメや人など、

利用できる物は利用して、

自分たちの並んで泳がしてオトリとして利用する。


人は友達になれて喜んでいるが、

イルカは友達(グループの一員)にしてるは確かにそうなのだが目的が・・・


この様な性交形態の場合、

ボスの顔と違いすぎると自分の子で無いと分かり子供は餌を貰えない。


顔が中央値だと中心から外れる可能性が低く、

多くの個体で飼育してくれる可能性が増える。


生存に有利だから、

メスは群れのサルの顔の中央値なオスを受け入れやすく、

オスは同じく中央値のメスを狙った方が自分の子孫が生き残る形が多いとなる。


つまり、

そういう中央値が好きという嗜好を持った個体の遺伝子が、

長いサルの中での生存競争に有利という事。


この世界では人種の代わりにドワーフ、ホビット、人間、エルフが存在した。


茶色の肌、大きな四角い顔、太い眉、細い目、広く大きな鼻、太いタラコ唇のドワーフ。


薄黒色の肌、大きな丸顔、太い眉、丸い目、広い鼻、大きな口のホビット。


黄色い肌、普通の卵顔、普通眉、普通目、普通鼻、普通口の人間

(ダイスケ世界のモンゴロイド基準)


白い肌、小さな細長顔、細い眉、大きな目、小さな細い鼻、小さい口のエルフ

(ダイスケの世界のヨーロピアン基準)。


そして、人口は2:2:2:1でエルフが少ない状況、


ドワーフは北方山岳地帯が生息地で鉱山を、

ビルの様にくり抜き住居として鉱物を採取加工して暮らしてる。


地下の広大な都市をつくり人工ダンジョンで暮らしてる様な物で、

当然、魔法も得意、魔道具、貴重鉱物をほぼ独占してる。


電化製品、鉱物石を独占してるなら、

経済的に日米と中東を合わせた様な物で、

この世界の富は大半はドワーフが抑えてる。


人間は中央草原&東部海岸地方を抑えて、

貿易、商業、農業、漁業を行って暮らしている。


ホビットは南部熱帯雨林、河川地帯、南部沿岸、南部諸島を抑えて、

狩猟、農業、海運、漁業を行い暮らしてる。


エルフは西部森林地帯で、採取、狩猟を主体で暮らしてるが貧しく、

魔族領に接してる事も関係して一番数も少ない。


この状況で羨望されるはドワーフで卑下されるはエルフだった。


大きな顔、太い眉、大きな鼻、大きな口は中央値になり、

ドワーフの憧れも追加でこの世界の美意識の基準だった。


大きな目はエルフの卑下と他との違いでブサイク基準となっていた。


大き目な瞳、小顔、細い鼻、小さい口で痩せてる、

デーブハーゲンのメンバーは鉄板ブサイクだった。


ハーフエルフでチビ、胸の無いビビ、


ホビットハーフなのに人間父の遺伝子を受けてしまってる残念シーク。


更にドワーフハーフなのに人間母の影響をもろ受けて、

髪は赤、肌は茶色と胸の厚みの三つだけドワーフ、

肝心の顔の特徴はドワーフらしくない超絶残念レイ。


人間なのにエルフ的特徴な普通に残念ケン。


「レイさん、最初に観た時、美人すぎて女神と思った程です」


レイは完全に動きが止まった。


「えっと、嘘じゃ・・・ないのですよね・・・

あ、その、そんな嬉しい事言われたの、その初めてで・・・」


「レイ、騙されちゃ・・・」


「ビビさん、私の世界で私の経験上、ビビさんの顔は学校で一番の美人ですよ」


「あう!」


変な声を出して、真っ赤な顔で口をパクパクさせる中学生エルフ。


「俺の顔は?」


シークが聞いてきた


「綺麗な顔で女性にモテると思ます」


何故か赤くなり視線を外すシーク・・・


やばい方向に進む言動だったか??!


選択肢、間違えた気がした。


「僕はどうなんでしょうか?」


ケンも申し訳なそうに聞いてきた。


「最初観た時、イケメンで羨ましいと思いました。

私の世界だとモデルレベルの美男子です」


目に涙浮かべてる。


「顔のパーツがちょっと違うだけで何でこんな理不尽な扱いを・・・」


「地域、時代で変わる物なんですよね・・・」


「美人すぎる・・・女神・・・男性から言ってもらえる日が来るとは・・・」


跪いて神に祈っています。


残念聖女様。


「まさか私が学校一美人といわれ・・・事実・・・異世界なら・・・」


ツンデレ、胸無し、自信無しのビビさんも上の空で呟く。


「私は元の世界ではブサイクでずっとそれがコンプレックスを持ってました」

皆が驚いた顔でこちらを観た。


「皆さんと同じ様に、

顔のパーツが少し違うだけで何故にこれほどまでの差別を受けると思い、

そして、ハンサムに憧れていました」


「皆さんの顔を結構、じっと眺めていたと思いますが、

美しい、綺麗と思いの事でつい自然とそうなってしまった。」


「不快と思っていたのだったら、謝ります」



「他のこの世界の人はどう感じるか?

はわかりませんが、

私にとっては皆さんは外見、内面も素晴らしい人と感じてます」


「顔見られるぐらい、どうって事ないし、別に謝る事ないわよ」


ビビはこちらを観ずにいった。


「僕は顔じっと見られるのは・・・」


「俺もパス」


「私も恥ずかしいので・・・」

三人何故か赤くなっていってる。


「あんたら何、裏切ってるのよ!」


全員で笑ってしまった。



時間的に食堂も開く時間になり、

みんなで下に降りて食堂に入った。


「おはよう、いらっしゃいませ」


美熟女の巨乳お姉さんに視線を集中させていた。


「本当に価値観違うんですね」


「あのおばさんに・・・」


「なんかさっきの感動が・・・」


「あんた、目が腐ってるじゃない?」


四人酷い・・・・



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