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格闘士を観る

              



俺は後、鷹の目で狩人技能をLV1全習得で一旦終了となる。


後はそのレベルの技能の概要を教えて貰いで自然と習得できるとの事だった。


レベルが4になるとLV2の技能が使える。


レベルが8になるとLV3、

レベルが13になるとLV4、

レベルが20で最終と言われるLV5が習得できる。


レベルは低いうちは上がりやすく、

レベルが10を超えると経験値が格段に必要となり、

レベル20以降は一定になるが莫大な経験値が必要となり、


最強レベルのダンジョンで無いと稼げないと言われてる。


一般の世界では一生かかってもLV5の技能は習得出来ない。


冒険者、ダンジョン探索が最強への道と言われる理由であった。


最初にLV1をレベル3までに習得しておかないとLV2を習得出来ない。


LV1を覚えた次のレベルアップの段階で覚える。


デーブのパーティはダイスケ以外レベル9であった、

ここで覚えればレベル10でLV2。


11でLV3を覚える筈である。


10で経験値が格段に必要となる以上、

如何してもレベルを上げる前に習得した方が良いとの事だった。


修行は皆が必要で経験値稼ぎは今はしない方がよい。


そうなるとダイスケはSPがあるので乱打をやった方が良いので、

SP切れ寸前まで短刀で乱打をやった。


「やった、習得した」


「俺も」


二人の男の叫ぶような喜びの声がした。


ケンは【射撃】シークは【乱打】を習得した様だった。


ケンも弓で射撃は実戦で使ってるしシークも剣を実戦で使ってる、

と教えてくれた。


やはり、練度は溜まっていたのだった。


その事に気づかない二人では無かった。


「シークは斬撃、突撃の習得も直ぐ出来るでしょう」


「ダイスケさん、格闘士の手技、足技を見せて下さいませんか?」


「ハイ、勿論」


全員がダイスケの周りに集まってきた。


修行は観る事から始まる、とケンの師匠の言葉だそうだ。


観て真似て感じて自分の物にする、


観れば分かり観て覚えれば師は必要無くなり、


私も楽になると笑っていつも言っていたと話してくれた。


「本当に申し訳ないのですが、

誰かに教えて貰った訳で無く出来てしまったという状況なので」


「説明、コツ、練習法や力の入れ方すら、わかりません。」


「でも、ある意味、神が与えた物ですから、

最も普遍的な正しい形だと言えるのでは?と思います」


「観て、憶えて下さい」


(((「はい、師匠」)))


「フン」


ビビ、覚えれないんだから観なくていいよ~~


一人【忍び足】やってなよ。



ダイスケはスーと気持ちを落ち着けた。


自然と礼をしてた、中高で剣道、柔道を授業でやった、

そのセイか、わからない。


イメージした。


時間がゆっくりと流れてる中に、


敵が剣を構えて突っ込んでくる、


横から一閃に剣がふられる、


敵左の手の甲がズームアップされる。


最小の体重移動、最小の体全身の捻りが一舜に同時行われた、


左の手が中段のジャブを打ち、

敵の手の甲を砕いた、


敵は右手で持った剣をかろうじて落とさなかった。


敵の顎がズームアップされた、自分の左足が凄い速度で踏み込んだ。


顎に上段の左ストレートが炸裂、敵は意識が刈り取れた。


わき腹がズームされた、左わき腹に左下段フックが完全に決まった。


「乱打」「パンチ」「パンチ」「パンチ」


自己練習の癖でか?


「乱打」を呟いていた。


元のに位置に跳び戻って、自然と礼をしていた。


なにこれ、凄い!!!


自分でびっくり、全部違うパンチ、上中下段、

しかも、自分の速さがびっくりする。


「かっこいい!」


「凄いですダイスケ師匠」


「本当に美しい、まさに神の技です」


レイなんか言っちゃってる・・・


神様の名前だしたのまずかったかな・・・


「短刀の乱打の教えた形ですよね」


「そうですね、でも考えてやった訳で無いです。


これが出たという感じです」


「乱打と呟いたのも意識してなかった・・・意識が大事なのにすいません」


「手技は意識したんですよね?」


「はい、それは。意識しないと発動しないと思います」


ケンはじっと考えて。


「ダイスケさん意識して乱打と叫んで、

さっきの逆の右方向で三回手技をやってみて下さい」


「は、はい」

言われた通り。


「乱打」

と叫んで、さっきの同じことをした。


当然、さっきの逆の方向の動きで同じ事が起きた。


「あ、乱打習得出来ました!」


俺は喜んで叫んでしまった。



ケンとシークは頷き。


レイは跪いて祈りをささげていた。


ビビは天を仰いでいた。


「これが啓示です。


神様が練度が足りていれば習得できると教えて、

私たちの成長を促してくれたんです」



「それでは私達は手技を連習しましょうか」


「あ!」


「どうかしましたか??」


「えっと、こんなに偶然だと・・・これも怪しい気が・・・」


えっ、何と皆、こちらを観て???となってる。


「もったいぶらないで早く言いなさいよ!」


ビビさん格闘士選択出来なくてか少しキレぎみなんですけど・・・


「さっき、トイレをした時、ふと、スライム踏んでしまって」


「あんた、何してんるのよ!」


ビビ、ガチギレ・・・スライム馬鹿娘かこいつは!


「MPが限界だったのに、ふと、眠気が覚めて、


メニューを見てらMPが回復してたんです。」

皆がダイスケの話を真剣に聞いている。


「靴に魔吸魔石がついていて、

攻撃されたら魔法を吸収の効果なんですが、


格闘士は兜、籠手、靴で攻撃が出来ると説明に書いてあります・・・


市場で隠れスロットルの魔吸を見つける確率、


格闘士なんてレア職業を得る確率、


その条件で更にスライム踏んでMPを吸収してしまうなんて、


普通に起こらないと思うんです。」

ダイスケは自分の推測を話す。


「更に考えてみると、

皆さん手に武器を持ってますよね、


足攻撃はこの地方では無いのですから、

武器を持っても出来るし、

敵は完全意表を突かれますよね、

更に今、

ゴーレムを素手で攻撃は籠手を装備のケンさん以外は、

怪我のおそれがあります。」


「靴を履いてるなら、砂を蹴っても素手よりいい気がするんです。

だから、これは皆足技で技能を習得した方が良いとの啓示ではないでしょうか?」


「ダイスケさん、これは絶対に啓示です、私につまら・・

忍び足にケリをつけろと言う」


レイさん、ギャグのセンスがないし、

只、忍び足あきただけじゃ・・・


「レイ、あたしを裏切る気!」


お前、どの口でそれを言う??


「ダイスケさん、あ、師匠。足技を観せて下さい」


「はい。勿論です」


勇者は素直で真面目、真っ直ぐってイメージだ、

ケンを見てると本当に勇者って感じがする。


この子は絶対に伸びるのがわかる。


称号が全成長なのはこの性格が勇者の特性では?


と思ってしまう、


素直さ、真っ直ぐさを持ち続けるのは素晴らしい特性だ、

自分が中年になって多くの人を見てきてそう思う。


礼をして目を閉じて息をスーと吐いた。


イメージが沸き起こる。


敵が向かってくる、


渾身の一撃を打つ為に思い切り踏み込んだ右足の膝にズームアップされる、


左の下段前蹴り、ズームになる下腹部、右の中段前蹴り、


顎が前にズーム、一直線にに蹴り上げる左上段前蹴り。


美しい。


自分の動きながら感動した。


「綺麗だ!」


「素晴らしい!」


「美しい動きですね」


「・・・」


ビビさん、何か言いたげな・・・


「私、関係ないけど、あんた、それ、ローブ。

確かに実践なら手足見えないから有効なんだろうけど」


「技見せるならローブ脱がないと手足よく見えないんじゃない?」


確かに御尤もな意見です。


「あの、これ脱ぐとフンドシなんですが・・・」


レイがビクンと体をふるわした。


「こ、これは神の啓示ですから、

セイショク者として、足を生で魅せて欲しいのです」


この淫乱聖女様。


聖職が生殖になってるよね、絶対、

完全に色欲に神の名を利用しちゃてるよ~


目がやばいですけど・・・


ビビ、嫌らしい笑みをうかべてるし。


お前、関係ないよね、忍び足でもしてろよ!


「師匠、僕も筋肉の動きとか観れたら嬉しいです」


「脱ぐしかないでしょ」


男子二人も何か女子達と同じ雰囲気が・・・


しかし、確かにローブでは初動作が見えない、

それが狙いでローブを着てるし、


シークも真似して皮鎧の上にローブ、俺と御揃いの暗闇に消える色、


暗い鼠色、

(ドブネズミ、コウモリの色、

当然暗闇で保護色になるからこの色の体毛をしてる)を着てる。


覚えてもらう為には見せなければ習得出来ない、

観やすいのが良いに決ってる。


「確かにそうですね」


デブなので基本、裸は見せたくない、


太ももや尻も人様に自慢どころか、元の世界では笑いの種だろう、


体毛も薄い・・・足にも毛が人より生えてないし、

オタクオヤジだから日焼けはして無い、

顔以外は真っ白である。


風呂上り自分の下半身みると、おばさん??と思ってしまう、


恥ずかしいと思いながら僧侶ローブを脱ぎ折り畳み置いて、

ローブを脱ぎ・・・


何か、視線が・・・


4人ガン見してるよ、何で男までその餓えた野獣の目なんだよ!


4人の方に向き直り真剣な表情を作り落ち着く為に礼をした。


心が気持ちが落ち着いてゆく・・相手に敬意を払う為に頭を下げる。


奢らない、感謝する、高校で有段者の体育教師が言っていた。


いい先生だったと今になって思う。


当時の自分は綺麗事をと奢っていた。


教師は教えるのが当たり前、教え方下手と感謝すらしなかった。


自分を強く、良くしようとする意識が全くなかった、

ただ、ダラダラとこなすだけの学生生活・・・


目を閉じて息を吐いた。


蹴り技を意識した。



((((「凄い!!!!」))))


終わり、礼をして気付いた。



4人とも涙を流していた。


「感動しました。素晴らしい技です。絶対に習得します。」


「俺も、感激したよ!頑張るぜ、師匠」


「素晴らしい。正に神の御業でしょう、必ず習得してみせます」


「本当に綺麗だったわ、うん、感動した」


皆が感動して称賛してくれる。


申し開けない、スキル1Pで習得してるのだから、

神に感謝か、と思った時。


はらり、とフンドシが解けて・・


((((キャー)))))


女性二人の叫び声がこだました。


人間離れした動きを長い時間して、

フンドシ解けない訳ないじゃん。


フンドシしてみれば判るけど結構な頻度閉め直す。


って、礼とか感謝とか良い話全部台無しじゃん!!


神様~~~!!!



女性の悲鳴を聞きつけ、複数のパーティが駆けつけてくれた。


4人は謝って回っていた。



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