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第28話 ダースラットの忠告

今回はドレムが説明をする回です。

ダースラットは堅物ですけど、案外真面目なやつなので物分かり自体が悪いというわけではないですwww

 休息を取り、昼食を食べる3人。


コリーダが作ってくれたサンドイッチを食べながらドレムがティタノゾーアの企みを説明し、ティタノゾーアの企みが魔界のためにも人間界の為にもならないということを丁寧に説明した。


「……俄には信じ難いが……そうか……そういうことだったのか……つまりは人間界をもう一度支配するために今は封印されて力を蓄えている、そして……」


「ああ、魔界の命を全て喰らって自分のものにする気でいやがる……それが魔界を統べる者のすることか、って俺は思った。間違っていると思ったから今、お前らの魂の半分を集めて……試練にエレーナと挑もうとしているんだ。」


「……そうだったのか……それだったら俺の作りたい物も作れなくなる、そうなってしまうな……」


「そうなったら労働させるのもクソもねえだろ? テメエにとってもメリットはねえはずだ……どうだ? 受け入れるか? ダースラット。」


「……俺は別に構わない、だが……エレーナ、貴様はどうなんだ? 本心でドレムに手を貸しているのか?」


了承はしてはいるようだが、エレーナに聞かなければ力は貸せないと言わんばかりだった。


エレーナは即答で答えた。


「当たり前じゃない! たとえ魔界でもさ、人が困ってるのに助けに行かない勇者が何処にいるの、って話よ!! それに……リオーラ達の仇よ、絶対に落とし前を付けなきゃいけない、そう決めてここに来てるの!! だからこれは私の意志でもあるわ!!」


エレーナの熱い意志を聞き、ダースラットはフッ、と笑う。


「そうか……なら契約成立だ、ドレム。俺の魂の半分をくれてやる。」


ダースラットは結晶を作り出し、自分の魂を具現化させてドレムに渡した。


「……サンキューな、ダースラット。これでまた一歩近づけたぜ。」


「礼には及ばん。それと……ドレム、一つ忠告しておく。これだけは伝えておきたかったのだ。」


「ああ……?? なんだよ、さっさと教えろ。」


「ティタノゾーア様は……()()()()()()()。」


ダースラットは立ち上がり、作業を再開した。


意味深な言葉を残して。


ダースラットが立ち上がった時、休んでいた他の魔物も労働を再開したのであった。




 ガリウスを抜けた2人は、いよいよ最後のところまで来た。


その相手は「傲慢」のプルトニアだ。


「七魔王」最強の男である。


「……ラスト、か……あっという間なようで長かったぜ……」


「……そうね……で、プルトニアの街はどこ?」


「『アルケミス』ってところだな……鉄工所が盛んな街でな、魔物の武器はそこで調達する。色んな魔物がここに住んでて……一番でけえ街だ、このオーレリア大陸で、な。」


「……なるほどね、じゃあそこで武器も調達するって感じ?」


「……まあ、そうだな。錬成とか出来ればいいんだが……メインを忘れたらダメだから、そこはしっかりとやっていくつもりだ。」


「そうね……じゃあ行きましょ。」


2人はプルトニアの元へと向かうことにし、険しい山道を進んでいくのであった。

次回は意外な展開。

プルトニアの部分はちょっと長くなります。

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