第7話
お風呂に入って、寝る準備をした。
時計を見たら、23:30だった。
今からメールとかしていいのかな。
博之と付き合っていた時には、こんなの考えた事すらなかった。
『今日はありがとうございました』
だけじゃ、あれかな……
『おやすみなさい』
ZZZがついている、可愛いスタンプも送った。
ベッドに寝転び、スマホでマンガを読む。
無料部分を読み終わった。
蓮くんに送ったメッセージを確認する。
既読になっていない。
課金して有料部分を読み始める。
蓮くんから返事が来るかもしれないから、もう少し待ってみる。
うとうとして、手からスマホを落っことした。
駄目だ……
目を開けてらんない……
時計を見たら1:35だった。
もうさすがに蓮くんも返事をくれないだろう。
私はスマホをオフって寝ることにした。
博之なら秒で返信をくれた。
あいつはタップが異様に早い。
だから、会話にならないのだ。
私がメッセージを打っている間に、向こうから新着が来てしまう。
それに返そうとしていると、また次のが来る。
思い出し笑いをしてしまった。
向こうからしたら、既読がついてるのに返事をよこさない女……
きっとそんな風に思われてただろうな。
だけど、それを咎められたことはない。
ただの筆不精だと、そう思われてただろうな。




