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レンチンみたいな恋のゆくえ  作者: あおあん
トップスタイリストの蓮くん

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第5話

「え?私でいいんですか?」


「私でって……穂乃果ちゃん、可愛いし。彼氏いないって言ってたよね?」


そうなのだ。


失恋してから彼氏ができない。


あの恋から1年か……


そろそろ、次の恋愛がしたいなとは思っている。


「はい。嬉しいです。蓮くん、よろしくお願いします!」


私たちは、もう一度乾杯をした。


蓮くんは楽しそうにハワイアンショーを見ていたけど、


私はそんな蓮くんを見ている方が楽しかった。


眼福、眼福。


これから、蓮くんを独り占めできるなんて幸せ過ぎる。


どんなに視線を剥がそうとしても、私の目は蓮くんに行ってしまう。


目が合うたびに微笑んでくれる蓮くん。


かっこよ過ぎる。


中途半端ににやけるとキモイから、ビッグスマイルで誤魔化す。


「穂乃果ちゃん、今日、この後どうする?」


どうする?


「考えてませんでしたけど」


「よかったら、家来て飲み直さない?」


それはちょっと……


展開が早くない?


「ごめんなさい。門限があって」


「あ、実家だったか。じゃあ、しょうがないね」


咄嗟についてしまった嘘に、苦しくなった。


実家だけど、門限なんてないよ。


もう27歳だよ、私。


「また、来月の予約、待ってるね」


「……うん」


それって、予約無しには会えないって言われてるのかな。






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