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レンチンみたいな恋のゆくえ  作者: あおあん
トップスタイリストの蓮くん

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21/22

第21話

私には昔から譲れない主張がある。


よく『永遠の愛なんて存在しない』という人がいる。


私はそれには真っ向から反対する。


『ない』と言う人にはやってこないだけ。


信じてる人には、それは当たり前のように存在するはず。


『私は私の王子様を探している。王子様もまた私を探してくれている。私たちはまだ出会っていないだけ』


もしかして、中山さんだったりするのかな……


私の王子様……


視線を感じて前を見ると、佳純と横峯くんがじとっとした目で私を見ていた。


やば。


2人とも、私が最近、彼氏ができたことを知っている。


浮気じゃないよ、これはまだ浮気じゃない。


2人にテレパシーを送る。


「あの、穂乃果さんって……」


「え?」


中山さんの質問が聞こえなかった。


「彼氏とかいるんですか?」


「あ……いいえ……」


勝手に口が動いた。


ホント。


私は嘘をつく気はなかったの。


「そうですか」


嬉しそうな中山さんと、私から目を逸らす佳純と横峯くん。


見て見ぬふりをしてくれるの?


私の嘘を許してくれるの?


なんだか気まずくて、ハイボールを一気飲みしてしまった。


「お酒強いんですね」


「強い……方だと思います。好きですし」


「僕もです。気が合いますね」


ほら。


やっぱり、中山さんが私の王子様じゃない?






こちらはカクヨムにて(一日4話)の先行投稿をしています。

https://kakuyomu.jp/works/11054822665254880424

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