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レンチンみたいな恋のゆくえ  作者: あおあん
トップスタイリストの蓮くん

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15/18

第15話

お母さんが作ってくれた酢豚を食べながら、メッセージを送る。


『家に着きました。今日は、ごめんね』


たぶん、蓮くんは私の嘘を見抜いた。


私が蓮くんの家に行くのに気が進まないってバレてた。


そんな風に、私の気持ちを汲んで尊重してくれるなんて優しいと思う。


元カノのことだって、変に嘘とかつかないし、いい人だよね。


ハグとかキスとか私的には、ちょっと早かったけど……


好かれている証拠だ。


私だって未経験じゃないんだし。


何か食べていると、ポジティブ思考になる気がする。


「お母さん、お替わりしていい?」


明日のお弁当分を残して、自分で酢豚を追加した。


『お疲れ。来週の土曜なら家に来られる?』


蓮くんはどうしても家に呼びたいらしい。


今は混乱している私の思考回路も、その頃までには落ち着いているかもしれない。


『大丈夫!』


前向きに行こう。


蓮くんはかっこよくて、あんなすごいお店のトップスタイリストなんだよ?


他にも付き合いたいって思う子だって、いっぱいいるはず。


せっかく私を選んでくれたんだから、贅沢を言わない。


これ以上、時間かけたところで、結果はよくなるの?


のんびりしてたら20代が終わっちゃうかもしれないよ?


蓮くんと先に進む決心を。


来週の土曜日までに……






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