2の詩、夏の夜は
自室で寛いでいた
真夏で夜中だが
蒸し蒸しと暑い
クーラーを効かせた部屋で
スマホを片手に小説を読む
ちょっと、休憩するかな
そう思い、スマホの画面を操作した
一旦、ログアウトして
グッと両腕を上げ、伸びをする
スマホはベッド脇にあるサイドテーブルに置く
降りて、テーブルにある置き時計を見た
時刻は午後十時を過ぎている
あ、そろそろ寝る準備をしないと
仕方なく、部屋着からパジャマに替えようとクローゼットに行く
普段、使っている一着を出す
もそもそと着替えた
歯磨きも済ませて
電灯を消し、ベッドに入る
瞼を閉じた
夏の夜だからか、不思議な夢を見る
私が夜空を一人で飛ぶ夢だった
間近に、星々が見えて
月やひんやりとした空気さえ感じてリアルだった
まるで、正義のヒーローになったみたい!
嬉しくて、はしゃいでいたら
急に飛ぶ速度が落ちる
そのまま、地面に真っ逆さま!
悲鳴をあげながら、助けて!と叫ぶ
そうしたら、意識がブラックアウトした
はっと目が覚める
ゆ、夢だったのか
バクバクと心臓が速く脈打ち、汗もじっとりとかいていた
息もゼイゼイと上がっている
ある意味、悪夢だ
ふうと大きく、息をつく
ベッドから出て台所に行った
冷蔵庫から、ペットボトルを出した
よく冷えた麦茶を飲んだら、人心地つく
ああ言う夢は見たくないわあ
ボヤきながら、夜は更けていった




