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第一章(9)

更新が遅くなってしまいすみません<(_ _)>

「……いいよ。」

「本当?ありがとう!」

「なあ、亜璃笥。」

「何?」

「その力、暴走しないように一緒に頑張ろう。その力のこと、教えてやるから。」

ああ、やっぱりこの力、魔界側なんだ……

「うん。」

「でな、お前に教えなきゃ、いけないことがあるんだよ。」

「何?あ、読み解くこと?」

「そうじゃない。」

「じゃあ何?」

「俺の、力のこと。お前が話してくれたから、俺も話す。」

聖もなにか異能を持っているのだろうか。

「なあ……絶対に俺を……なんでもない。」

ほんの一瞬聖は悲しげに顔を歪ませ、すぐに元のよく言えばポーカーフェイス悪く言えば仏頂面に戻した。

「ちょっと待ってろ。」

そう言って、本棚から一冊の本を取り出す。

「いいか?俺は|《災厄の仔》(イルネスディオ)だ。そのことを前提にそれ読め。」

「いるねすでぃお?」

「いいからとっとと読めって。」

「う、うん……」

私は英語で書かれているその本を読み始めた……



イルネスディオ……災厄の仔ですが、どこの言葉でもありません。ていうか魔界語です。ちなみに亜璃笥の持っている本は魔界語を聖の父親が英訳したものです。どうでもいい補足ですが、綴りはelness-dioで、elnessが災厄、災いをdioが子、息子などの意味を表します。以上特に役に立たない魔界語講座でした(笑)


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