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登場人物紹介6

《登場人物 旅の仲間》


呉 空

 自らの名前と武術の流派『八極拳及び六合大槍』以外のすべてを忘れている、記憶喪失の少女(アレットと同い年ほど)。アルミス州アルミスセントラルに流れ着き、陸軍の女性兵士アシュレイに身柄を保護され、八極拳の戦法を陸軍兵士に伝授することを条件に少尉相当の客人→中尉相当の非常駐兵となる。のちに冒険者に転身、美食と美景、そして自らの過去を探す旅に出る。これまでの戦績が評価され、アレット、ひまり、ピエリーナと共に爵位と湖水地方の土地を与えられ、開拓に勤しみそのための旅も謳歌する。『五常の徳=仁義礼智信』を信念に誰にでも礼儀正しく悪には容赦なく接するが、食べることとなると我を忘れて止まらない。


アレット・ドイル

 アルビオン諸島連合王国出身、レアガルド王国議会保安庁諮問探偵兼武術家兼ライトノベル作家(プロではない同人誌書き)の少女(アルビオン及びレアガルドでは成人済み)。探偵スタイルとボーイッシュな言動が特徴的で、ムードメーカーでもある。ミステリーが起これば冷静な判断と確かな観察力と推理力で真実を突き止めるが、アルビオンの兄には及ばないらしく、武術でなら兄に勝てると豪語する。流派は『バーティツ』。ボクシング技や柔術技、拳銃による射撃のほか、伸縮ステッキ、傘、帽子などを武器にして戦う。


河上ひまり

 着物に袴に大倭刀と言う出で立ちの、遥か東にある大倭皇国出身の元武士の少女。ある律令国を治める領主が病死し(そのためお家は断絶、国は隣の国と合併された)、美術めぐりが夢であったその者に仕えていたひまりは領主の代わりにレアガルド各地の寺院ジグラスを参拝し、最後のジグラスに主の遺骨を納めることを旅の目的とし、旅路の中で空たちと出会った。流派はヤマト式剣術である『河上流剣術』。銃弾を見切ってかわすことができるほど戦いに秀でている。ゴーレム操縦免状を有し、警備用ゴーレム・ソメイヨシノを所持する。


ピエリーナ・マルゲリータ

 錬金術が盛んな町アルケモート出身の十五歳の少女。バレリーナ教室に通っていたがセンターの座を失い、失意から立ち直るためにタップダンスと武術を習い、二挺拳銃のカウボーイスタイルで決めている。ビジュアルや仕草のせいで幼く見えるが、ショーマンそして武術家としての誇りは高く、戦うと決めたら八方より銃口を向けられようと臆さず双銃の引き金を引く。修めた武術は『カポエラ』と『ガン=カタ』。何よりの強みはバレリーナまたタップダンサーとして鍛えたその脚力と精密なフットワークである。実家が靴屋にして錬金術工房であるため、錬金術師としての資格を有し錬金術の知識も豊富である。


ヴィント・フォン・リヒトホーフェン

 空直属のメイドにして八極拳の一番弟子の少女。もともとはジャガートンと言う町から家庭のために出稼ぎに出たはずが、騙されて娼婦として売られかけたところ、空たちに助けられた。母と弟を守れるだけの力が欲しいと空に八極拳の修業を願い出る。真面目で礼儀正しいのに言動はぶっきらぼう。


アルス・ライトアームズ

 パーティーのリーダーである好青年。ライトアームズ家は九代続く伯爵(現・侯爵)家であり、つまり貴族である。そんなアルスの肩書は第九代ライトアームズ伯爵・初代侯爵、通称勇者卿。ピエリーナを「ヒナギクちゃん」と呼び可愛がる一方で、空に対しては一気に語彙力をなくすほど彼女に気がある様子だ。最近の行動はもはやストーカーにも近い。


《フォーマメント州》


フォレスト・レアガルド

 国王ライノックの嫡男、レアガルド王国第一王子。通う学校で「モヤシ王子」と揶揄されたことから強くなるべく空に八極拳を習うようになる。そして父ライノックからフォーマメント州の村の開拓プロジェクトを託され、プロジェクトリーダーとして尽力する。まだまだ子供だが、やる時はやる漢だ。


リューン

 フォレストのメイド兼教育係兼護衛。そして元・ライノック付きのメイド。王族には敬語を使うが、王族付きらしくないフランクな態度でレアガルド親子や周囲の人間に接する。ちょっぴりサディスト。


《レアガルド城》


ライノック・レアガルド

 レアガルド王国領主。息子フォレストに、フォーマメント州での村開拓プロジェクトを任せている。


サティルス・ラジアータ

 王国議会議長。国王ライノックも、立憲君主制のもとでは議会において彼を長とする議員のひとりに過ぎないのである。


《ライトアームズ家》


(アルス・ライトアームズ)


リィン・フィル・ライトアームズ

 アルスの妹。アルスのことは「兄貴」と呼ぶ。アルスを言葉の上では邪険に扱うが、何だかんだで仲がいい。


アルスの父アトラ

母フィリオネ

祖父アガン

祖母メリル

 アルスとリィンの家族。だがアトラは八代目勇者であったにもかかわらずそのライフスタイルは怠惰なもの(商売と社交はこなす、根っからの商人気質でもある)。勇者および領主の役目をすべて若き日のアルスに押し付けて自らはすぐにでも隠居したいと思っているが、アルスと空を結婚させるためにだけは異常な行動力を発揮して方々に迷惑をかける。しかも息子の気持ちを勝手に暴露するなど、親としても人としても大問題。家族が頭を抱える理由には充分である。


アイル・シュナ・ライトアームズ

 270年前の英雄であり、レアガルド王国初代勇者卿。太陽国出身の武者修行者アイル・シュナ(太陽国シュナ族のアイルの意味)が侵略戦争からレアガルドを救ったことから勇者の伝説が始まった。彼の武人としての信念は、アルス&リィン兄妹にまできちんと受け継がれている。


《シュトラルラント王家、王城関係者》


フレイヤ・シュトラル・ワーグナー

 シュトラルラント王国領主であり、普遍人類(サーパス)とも精霊族(エルフ)とも多少異なる、シュトラル族と呼ばれる種族の末裔。今でも姫とも呼ばれるほど美しく可憐な女王で、時折少女のようないたずらっぽさも見せる。


ジーク

(シュヴァイツァー王国王子として:ジークフリート・フォン・シュヴァイツァー)

(シュトラルラント王国王配として:ジーク・ワーグナー)

 フレイヤの夫であり王配(女王の夫の地位)。出自を知らず平民として育ったが、即位前のフレイヤを盗賊と食人鬼から守った実績と勇気をフレイヤに認められ、フレイヤが周囲の反対を押し切って王家に迎え入れた。養父エイヴィンに剣と槍を徹底的に叩き込まれており、その実力は高い。


バルムンク

 城内の工房で剣を鍛えている武器職人。武器のほかに宝石の研磨や指輪の加工と調整までこなすオールマイティー職人である。


騎士団員ガリオン

海軍兵クリスティア

 それぞれ、剣術使いの騎士団員の大男と槍術使いの海軍兵士の女性。ともにアルスと空の模擬戦相手をさせられ、クリスティアは空に強いと言わしめた。


騎士たち、大臣、王国議会議員

 フレイヤやジークの手足となり、国の運営や防衛に尽くす。


エイヴィン

 今は故人。ヴェステン第二地区の森の奥で工房を構えていた老鍛冶師。今は滅んだ小国の王子であった赤ん坊のジークを瀕死の兵士から託され育てた。


《ミュージカル・少年ジークと光の歌姫》


役者、小道具、スーツアクターたち

 劇団のキャストやスタッフたち。毎年恒例のミュージカルを盛り上げる。


観客たち

 小道具やスーツアクターなどの使い方に感心して唸る。ヒーローものに使えないだろうかと言うが。


《冒険者ギルド》


クラウ

 幽霊騒ぎ(?)真相の解決を、空たちと血の洗礼に依頼する。


重剣のシュバルツ

暗殺のトーマ

夜襲のヴァラナシ

不動のセキトリ

幻惑の月

冒険者パーティー・血の洗礼

 誰もが良心的な人たち。冒険者の傍らビジュアル系ロックバンドもやっているらしい。


《新春ドゥーベカップ》


アキラ・ゲンナイ

 ドゥーベカップ一般の部に出場。外見は空たちと変わらなさそうなエルフの少女(実年齢不明)。左腕はなくホムンクルスのコアで義手を動かしており、戦いでは長剣を使う。礼儀正しい者とは正々堂々戦い、自分をなめてかかる者には無慈悲で容赦ない戦い方をする、もはや二重人格で、ついた通り名は『惨劇のアキラ』。ほかにも錬金術や建築業など手広く商売している、本人曰く「風呂敷が大きいだけの個人事業主」。


痕顔のエーバー

 ドゥーベカップ一般の部に出場。職業は猟師。かつてツェーザル(ヴィントの叔父)と共にリヒトホーフェン家に暴力を働いていた。


弓兵隊の青年

 ドゥーベカップ兵士の部門に出場。見返したい相手がいるらしい。


ラグナ

 ドゥーベカップ騎士の部に出場。王国騎士団団長。立派な騎士道精神の持ち主。


アリシュタ

 狂暴凶悪と名高い暴れ牛の種類。闘牛に用いられることが多く、食べればおいしい。


《シュヴァイツァー州》


ギュンター・シュヴァイツァー

 ジーク(=王子ジークフリート)のいとこ。アルベルトグループのいくつかの会社の社長であり、かつてグループがカリオストロ協会に引っかかったことを教訓として自らが治める会社には「うまい話に乗らないように」と徹底教育している。また業績不振の会社を立て直した敏腕マネージャーでもある。見た目はジークに似ているが、性格は正反対と空は評する。この度、シュヴァイツァー王国再建に向けて動き出す。


ムート

ヴァイスハイト

 どちらもギュンターが幼い頃からの従者。ムートは元・シュヴァイツァー王国騎士団歩兵隊、ヴァイスハイトは作戦参謀補佐官であるため闘いには向かないが、ともに忠義は熱い。


傭兵

 シュヴァイツァー王国再建のため、召集された戦力。


アルフォンス・アルベルト

アルフォンスの息子

アルベルトグループ

 アルフォンスは幼き日のギュンターの育ての父。自身が経営するグループの会長だが、老齢によって会長及びいくつもの会社の社長の座を息子に譲った。


リクガメ

 アキラが設計を受注、アルベルト・G・S工場が製造した、超巨大戦車。多くの兵士が寝泊まりできる移動要塞でもあり、4基のクローラーとドーム型の装甲からリクガメの名が冠された。物理魔法ともに寄せ付けない強固な装甲を持ち、主戦力として背中の1キュビト砲を持つ。だがアキラは、仕事とはいえこの兵器の設計に乗り気ではなかった。

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