登場人物紹介5
《登場人物 旅の仲間》
呉 空
自らの名前と武術の流派『八極拳及び六合大槍』以外のすべてを忘れている、記憶喪失の少女(アレットと同い年ほど)。アルミス州アルミスセントラルに流れ着き、陸軍の女性兵士アシュレイに身柄を保護され、八極拳の戦法を陸軍兵士に伝授することを条件に少尉相当の客人→中尉相当の非常駐兵となる。のちに冒険者に転身、美食と美景、そして自らの過去を探す旅に出る。これまでの戦績が評価され、アレット、ひまり、ピエリーナと共に爵位と湖水地方の土地を与えられ、開拓に勤しみそのための旅も謳歌する。『五常の徳=仁義礼智信』を信念に誰にでも礼儀正しく悪には容赦なく接するが、食べることとなると我を忘れて止まらない。
アレット・ドイル
アルビオン諸島連合王国出身、レアガルド王国議会保安庁諮問探偵兼武術家兼ライトノベル作家(プロではない同人誌書き)の少女(アルビオン及びレアガルドでは成人済み)。探偵スタイルとボーイッシュな言動が特徴的で、ムードメーカーでもある。ミステリーが起これば冷静な判断と確かな観察力と推理力で真実を突き止めるが、アルビオンの兄には及ばないらしく、武術でなら兄に勝てると豪語する。流派は『バーティツ』。ボクシング技や柔術技、拳銃による射撃のほか、伸縮ステッキ、傘、帽子などを武器にして戦う。
河上ひまり
着物に袴に大倭刀と言う出で立ちの、遥か東にある大倭皇国出身の元武士の少女。ある律令国を治める領主が病死し(そのためお家は断絶、国は隣の国と合併された)、美術めぐりが夢であったその者に仕えていたひまりは領主の代わりにレアガルド各地の寺院を参拝し、最後のジグラスに主の遺骨を納めることを旅の目的とし、旅路の中で空たちと出会った。流派はヤマト式剣術である『河上流剣術』。銃弾を見切って躱すことができるほど戦いに秀でている。ゴーレム操縦免状を有し、警備用ゴーレム・ソメイヨシノを所持する。
ピエリーナ・マルゲリータ
錬金術が盛んな町アルケモート出身の十五歳の少女。バレリーナ教室に通っていたがセンターの座を失い、失意から立ち直るためにタップダンスと武術を習い、二挺拳銃のカウボーイスタイルで決めている。ビジュアルや仕草のせいで幼く見えるが、ショーマンそして武術家としての誇りは高く、戦うと決めたら八方より銃口を向けられようと臆さず双銃の引き金を引く。修めた武術は『カポエラ』と『ガン=カタ』。何よりの強みはバレリーナまたタップダンサーとして鍛えたその脚力と精密なフットワークである。実家が靴屋にして錬金術工房であるため、錬金術師としての資格を有し錬金術の知識も豊富である。
ヴィント・フォン・リヒトホーフェン
空直属のメイドにして八極拳の一番弟子の少女。もともとはシュトラルラント王国のジャガートンと言う町から家庭のために出稼ぎに出たはずが、騙されて娼婦として売られかけたところ、空たちに助けられた。母と弟を守れるだけの力が欲しいと空に八極拳の修業を願い出る。真面目で礼儀正しいのに言動はぶっきらぼう。
フォレスト・レアガルド
国王ライノックの嫡男、レアガルド王国第一王子。通う学校で「モヤシ王子」と揶揄されたことから強くなるべく空に八極拳を習うようになる。そして父ライノックからフォーマメント州の村の開拓プロジェクトを託され、プロジェクトリーダーとして尽力する。まだまだ子供だが、やる時はやる漢だ。
リューン
フォレストのメイド兼教育係兼護衛。そして元・ライノック付きのメイド。王族には敬語こそ使うが王族付きらしくないフランクな態度でレアガルド親子や周囲の人間に接する。
キングスレイ・ドイル
アルビオン諸島連合王国所在・二宮航空力学研究所のパトロンにして同社の代表取締役副社長、そしてアレットの実の兄。人格者でアレット以上に頭も良いが、彼自身は会社経営や社会貢献に重きを置いており、戦いも苦手。子どものころから細身で気弱で父からは男らしくあれと説教されて育ち自己嫌悪に陥ったが、『男の娘』と言う道を選ぶことでコンプレックスを克服。そのビジュアルと立ち居振る舞いは空たちも思わず惚れてしまうほど美麗である。
《登場人物 フォーマメント州》
ダイスケ・ハギワラ
株式会社チーム・ハギワラ
ダイスケはチーム・ハギワラの代表取締役社長。州の新たなる村の開拓事業を任された。
ソメイヨシノ
ひまりが所有する警備用ゴーレム。株式会社オオマツ重機の警備用ゴーレムにヤマト柄の甲冑を施されている。横暴貴族に薙ぎ払われた各施設の復旧と、試乗アトラクションの担当を任され、子供たちに人気だ。
《登場人物 トリスメギストス州首都エルメス》
グラム
トリスメギストス州知事の男性。
喫茶店シャノワール
落ち着いた雰囲気の喫茶店。
喫茶店アルカンシェル
ガムラン行きつけの喫茶店。
《サンクティス工務店》
カルパッチョ・デ・サンクティス
株式会社サンクティス工務店
カルパッチョはサンクティス工務店の店長。その振る舞いは紳士的を通り越して少し乙女チックである。サンクティス工務店は一応会社なのだが、「会社なのに店? 社長じゃなくて店長?」とよく周囲の人から言われているらしい。
事務の女性
レヴァン
ラウル
ハンツ
サンクティス工務店の従業員。有能である。
《登場人物 エルメス第一物流センター》
加害ドライバーと助手、被害ドライバーと助手
2台のトラックの衝突事故の当事者。
マトル
物流センターの長。救命処置が全くできていなかったことをピエリーナに指摘された。
《登場人物 視察の旅》
(出発)
2名の冒険者
空たちの視察の旅についてくる護衛。
(ムスペルハイムル村)
アスト
レヴァンティン
ムスペルハイムル村の村長と衛兵。カルパッチョの紹介で村を見学しに来た空たちを快く迎え入れるが、村の成り立ちがなかなか凄惨なだけに、非常に警戒心が強い。
(ジャンヌ聖堂村)
司祭
村の代表であり、実質的な村長。食の趣味がヤバい(空意外に忌避される)。
ジャンヌ・ル・シエル
三百年ほど昔の女性軍司。神の声が聞こえるとされ、当時侵略戦争を仕掛けてきたアルビオン軍を知力だけで退け、のちに聖人として祭られ、村に銅像が建てられた。
(セルクルの里山)
ジョルジョ・スィ・ヤンス
里山の村長。里山は命の循環により成り立っていると説く。
(セラヴィ)
トリスタン・トワトル
セラヴィの町長で、爵位は伯爵。だが大岑ギャングの黒眼猫に街を荒らされ、多くの町民を失い、彼もまた自らの町を見捨てた。
《登場人物 ギャング黒眼猫による州庁舎襲撃事件》
凋猛焔
黒眼猫
黒眼猫は大岑出身のギャング。凋猛焔はそのボス。鈀子拳と言う大岑武術を使うが、そのフットワークや技などは空の八極拳と酷似する。
チョンスーとティエン
黒目猫のメンバー。見張りの男たち。チョンスーは仕事が遅い。
庁舎職員たち
知事グラムとともに人質となる。扱いはひどい。
《登場人物 冒険者ギルド新旧庁舎・建築/解体関係者》
マッシヴ・マキシ
マキシ不動産
冒険者ギルド・エルメスカウンター新築の依頼をサンティーエ政府冒険庁より受注した。サンクティス工務店を含む各建築関連業者に土木作業要員として建築依頼を振る。
ロビン
土木作業要員として集められた冒険者。サンティーエ獣王硬拳の使い手である。
イル・シャリオン
サンティーエ共和国冒険庁長官。
炊き出しの女性
炊き出し担当となった女性。皿洗いの仕事は手が荒れるため、フォレストは彼女にハンドクリームを分け与える。
《登場人物 冒険者ギルド・エルメスカウンター》
ヴェール
女性のカウンター長。緊急クエストに錬金術師を必要とし、ピエリーナに真っ先に要請をかける。
受付嬢
自分の手に負えない場面に直面すると「ダメだこりゃ」を繰り出すヤマトコメディーラバー。
機械剣のベテルギウス
魔術双剣のベラトリクス
大楯のアルミラム
大魔術のメイサ
擲弾のタビト
パーティー・進撃の狼
空とピエリーナを弱いと断じで絡んできた横柄な冒険者パーティー。だがタビトだけはまともで、火力担当と言うこともあって決闘には参加せず。当然、空の敵ではない。
マティス・ガムラン
ガムラン冒険隊
ガムランは旧サンティーエ帝国陸軍大将だった巨漢。帝国が敗戦したことを国家反逆罪に問われたが、彼への判決が出る前に帝府は解体、ガムランも志願退役してしまった。その後は冒険者となり、ガムラン冒険隊を組織。歴戦の戦士でもあり、その実力はたったひとりで空や一個中隊をも圧倒し、要するにアルケモートのジェフリー、ヤマトの萌桜院勇実に次ぐ、異常枠である。
《登場人物 フォレストの決闘》
アッカー・クレベルト
取り巻き
エルメス都立大学附属中学校の生徒たち。ジャンをいじめて楽しんでいたが、いじめを許せないヴィントに奇襲され、普段はおとなしいフォレストからも決闘の申し出を叩きつけられた。
ジャン・エフォル
アッカー一味にいじめられていた大学附属中学校の生徒。
ハイロー・クレベルト
アッカーの父でクレベルト州の知事。息子同様に横暴だが、権力には弱かった。
《登場人物 ホワイトエリクシル関連事件》
サンジェルマン
エヴィルの錬金術師の少女(実年齢はさておき)だがしゃべり方は少年的。家名はないが爵位は伯爵。大型錬成炉に欠かせないエネルギー源であるホワイトエリクシルの発明者でもある。またその地位が似合わないほど、住まいは廃城を改造した植物園兼錬金術工房、会合を開かないし応じもしない、敬語を知らない、服装に無頓着、錬金術に対する造詣が深いなどなかなかの変わり者。よく言えば天才肌、悪く言えば生活破綻人間。書斎(乙女の聖域)がどうなっているのかがかなりの謎。
クリュー
その他大勢のエヴィルやエルフたち、勇者アルスパーティー
クリューは空たちが旅の中で出会った螺旋状立体水田トラムロの管理人の少女(実年齢は120超)。皆が首都エルメスの危機に駆け付ける。
《登場人物 ゴキブリ傭兵団(のちのガムラン冒険隊)》
カファール(のちのジム・ウェイガン)
ゴキブリ傭兵団員
彼らはもともと旧サンティーエ帝国陸軍の歩兵であったが、敗戦ののち非合法な傭兵団を組織し今に至る。元兵士だけあって、追跡と突入、そして戦闘の腕は高い。
《登場人物 株式会社ボナパルト重工業》
シヤン・ド・ギャルド
ボナパルト社員たち
株式会社ボナパルト重工業
ギャルドはボナパルト重工業の現社長。ボナパルト重工業はサンティーエ帝国陸軍からの受注で戦闘用ゴーレムの開発を行っていた。現在は建機用ゴーレムと中型兵器を販売している。
動物型ホムンクルス
どこかに納品される予定だったらしいが、戦力として投入される。
グガランナ
ボナパルト重工業がひそかに開発した巨大牛型ゴーレム。背には大型錬成炉とカノン砲を積んでいる。
《登場人物 カリオストロ協会(疑惑)》
使者
救国の旋律団
黒衣の男。彼が持つ書物は強い洗脳効果を持つ。救国のため、『閣下』のために行動する。救国とは何を意味するのか。
謎の女性
閣下/カリオストロ協会長カリオストロ二世フランソワ・バルサモと目される女性。だが証拠がない。
《登場人物 勇者アルスパーティー》
アルス・ライトアームズ
パーティーのリーダーである好青年。ライトアームズ家は九代続く貴族である。そんなアルスの肩書は第九代ライトアームズ伯爵(現・侯爵)、通称勇者卿。ピエリーナを「ヒナギクちゃん」と呼び可愛がる一方で、空に対しては一気に語彙力をなくすほど彼女に気がある様子だ。修めた武術はライトアームズ流剣術と太陽手、武器は当代勇者としての証ライデイン・ナインス。
リィン・フィル・ライトアームズ
アルスの妹。アルスのことは「兄貴」と呼ぶ。この度正式にアルスパーティーに加入し、パーティーの戦力となった。彼女の主な戦闘手段は、兄と同じ剣術と太陽手、また兄の長剣とは姉妹関係にある武器ライデイン・ナインス・SSSを用いた剣術と魔術。風に由来する魔術が得意である。
ゴールドメイル
元陸軍歩兵隊隊長で現アルスパーティーの一員の巨漢。王国一の槍使い・『剛槍のゴールドメイル』を名乗り、同じ槍使いとして調子に乗っている(と彼が思った)空に決闘という名の分からせにかかったことがある。空に負けたとはいえ王国一を自称するだけあり、槍術の腕はかなり高い。
フリューゲル
エルフ。ふさふさの毛に覆われた長い耳を持ち、空に「ウサギっ娘」と思われた。アークルを見ることができ、夜でも害獣や不審者を視認することができる。使う戦術は主に魔法で、攻撃魔法は悪意を容赦なく駆逐し、支援魔法の精密さも高い。
ジョン・ナカハマ
祖先にヤマト人を持つエヴィルの巨漢。ひまり同様にヤマトの剣術を身に修めている。武に生きる寡黙な男だが、同時に女性に免疫が無い初心でもある。これは内緒だが、漫画好きである。
太陽の獣王・ソウェルライガー
高性能ゴーレムコアを心臓とし、ライガーの鋼鉄製骨格を持つ、アルス専用移動用ゴーレム。甲冑は太陽国の守り神シーサーを意識しているため神々しさすら感じさせる。その性格はおとなしく人懐っこい。
《登場人物 臨時冒険者パーティー・タービュランス》
タービュランス
フォレストを隊長、キングスレイを作戦立案者とする、カリオストロ協会に抵抗するための臨時パーティー。空たちやアルスたち、元ギャングや空に因縁をつけた者などなど、その数50人を超える。様々に思惑あれど、皆が一丸となり無敵の砦と化して敵の討伐に向かう。




