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第15話 風とカーテン
古びた都営団地。まさるの家。
晴れた日の静かな居間。
開けたベランダの窓から、風が絶え間なく吹き込み、カーテンをはためかせている。
まさるは、いつかあいがパジャマにしていたTシャツとジャージを着ている。
呆けたように壁に背中を預けて座り、はためくカーテンを眺めている。
風が、まさるの髪やTシャツの袖を優しく揺らしている。
この物語は、「不可侵領域」(はるみ視点)と対になる作品です。
『不可侵領域』はこちら
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