ルミスティのしんのすがただ!
やっと異世界行かせられた⋯⋯
「どうしたものか⋯⋯」
「私は⋯⋯秋野瀬君に⋯任せたい⋯かな?」
《うーんうぅぅ痛いよぉぉぉぁ!》
「うるせえ!いい加減にしろよ!その変な呪詛みたいな声のせいで考えがまとまらねえんだよ!」
《そう言ってもねぇ!痛いもんは痛いんだよ!そうだ!こんな時は歌を歌おう!
♪~むーねーのーうったーはそっこにーありゅゔッ》
「うるせえ!真面目に考えろよ!」
《何!精神体の我に攻撃を与えるとは何奴!》
「二人とも、お、落ち着いて⋯」
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『まだ纏まっておらんようじゃの。』
「ああ、どうしたもんか⋯」
『ちなみに、制限時間はあと1時間じゃ』
「うぇっ!?マジで!もうそんな経ってるのかやべえよ!」
《ええーもう時間停止能力でいいんじゃね!?》
「そういうのは攻略されるための能力だろ!もっと、現実的に強そうな⋯⋯汎用性が高い⋯⋯最高で⋯⋯最善な⋯⋯最大で⋯⋯最強の⋯」
《オー〇ジオウ!》
「あーもう喋るな!話が噛み合わねぇ!」
「じゃあ⋯⋯その世界の⋯人たちを、味方に付ける⋯⋯っていうのは⋯どう、かな?」
《「え?」》
「だから、異世界⋯言語翻訳は⋯⋯確定として、でも、異世界の人達が⋯必ず、こちらに⋯⋯好印象だとは⋯⋯限らない⋯よね?むしろ、好戦的な⋯人達だと、技術の⋯乏しい、私達は⋯⋯負ける可能性が⋯⋯ある。」
《だから、そこで《世界》ザ・ワールド!!》
「だからそれ
「確かに⋯⋯そうかも、しれない。時間、停止能力は⋯⋯間違いなく⋯殆どの相手に⋯対して、有効で、有利で、優勢に⋯なる。だけど、絶対じゃない。秋野瀬君の⋯⋯言う通り、攻略される⋯⋯可能性も⋯ある。」
《じゃあどうすればッ!》
「そこで、その人も⋯⋯味方に、しちゃえば⋯⋯いいんじゃ、ない?」
《「あっ」》
『ふーむ中々にいい線を行っておるな、だが、そうだとして、肝心の自分自身は異世界言語翻訳しかないぞ?』
「そこで⋯⋯空いた、枠は⋯秋野瀬君、達が⋯⋯決めて、ね?」
《「了解!」》
《やはり、痛いのは嫌だよね?》
「痛いのは嫌なので防御全振りします。ってか?いいね。」
《となればどうするよ?》
「考えうる中ではオー〇ジオウやらのチートライダーらへん、ハイパームテキか?」
《そうだけど、そういうのはなんか異世界使用で弱体化やら、代償がつかないかな?》
「となれば⋯⋯ぎゃくに、異世界仕様にて強化、弱点が減る。もしくは緩和される。また、元から代償が設定されてる能力がいいよな?」
《そして尚且つ防御力もある能力⋯⋯心当たりがある⋯って言うかこの条件は《アレ》しかないでしょう!》
「奇遇だな。姉ちゃん。俺も《アレ》を思いついた。」
『決まったようじゃの、では、時間じゃ。』
《私は!》
「俺は!」
《「“骸殻“が欲しい!」》
『よろしい。では、お前達の願いは【異世界言語自動翻訳】【異世界住民最良好感】【骸殻能力】で良いな?』
「《「はいッ!!」》」
『では、行くぞ。』
すると、また、あの豪華な装飾の時計《時》が現れた。そしてその時計がカチカチと動き、割れた。そして、その中から⋯⋯
「姿を見せるのは初めてじゃな。」
「《「ッ!?」》」
白く、柔らかく、すべすべそうな綺麗な肌を包む純白のローブ?のようなもの、それを、その純白を穢す様に純黒の帯が包帯の様に体に巻き付き、その帯の終始の部分には。いや、体のあらゆる部位に時計の針の様な装飾をあしらった剣やら槍やらが突き刺さり、赤黒い染みを周囲に染み込ませていた。心臓部には他より人一倍大きい時計がカチカチと時を刻んでいた。
「な、なんだよ!そりゅゔぇ、!?」
口が上手く動かない、体もだ。
「なんでしゅけぇろ!?」
《きゃくりょのじゅんりふぉしれほぉぃれくらはい!?》
「すまんな。この姿を人が見れば体が変質していくのじゃ。そしてもうじき、異世界への転生も完了する。その準備段階じゃと思うてくれればいい。」
そんな惨い姿で何やってんだよ!
「《時空》の調整⋯⋯否、《運命》の管理じゃったか。それだけじゃよ。」
そして視界が白に染まって意識が飛んでいく⋯⋯
『おぬ⋯⋯⋯⋯て⋯⋯⋯⋯ぞ⋯⋯⋯がと⋯⋯』
そう言えば⋯⋯なんで⋯俺⋯あんなに⋯憎んでた⋯⋯こんな、展開に⋯⋯はっちゃけて⋯⋯たんだ?⋯⋯ルミスに⋯⋯魅せられた⋯?姉ちゃんと⋯⋯会えた⋯⋯⋯か⋯⋯ら⋯?
途中で紅葉が歌ってたのは戦姫絶唱シンフォギアXVのOP、METANOIAです。今期も良かったね⋯⋯キャロルの復活シーンは何度見ても鳥肌立つ。




