ランド)安心してください。モルちゃんが居ますから!
遅くなり申し訳ございませんでした。ただ、これから少し落ち着くと思うので、ちょっとずつでも、投稿していきたいと思います。
七瀬。(違いますよね⋯⋯?よりにもよって、お姉ちゃんが⋯⋯?そんなの有り得ません⋯⋯!いや、しかし⋯⋯普段の反応からして⋯⋯いや、それでも⋯⋯⋯⋯)
姉。《あー変なモード入っちゃったよ》
弟。ところで、この空間って雲みたいなふわふわの通路になってるけど、たまに穴みたいな別の通路があるよな。そこって⋯⋯〈見ちゃダメだよ~〉
え?
訳が分からず、思わず聞き返した。
〈見ちゃダメって言ったんだよ~〉
そこには、いつにも増してニコニコしているドリームが居た。そういうのってね、怖いんだよ。
〈あるじ様はとっても賢い人の筈だから~人の言うこと~しっかり守れるよね~?〉
お、おう⋯⋯でも、何があるんだ?
〈⋯⋯秘密〉
⋯⋯まあ、そこまで言うなら。
これ以上は今は踏み込んでは行けないレベルの領域だと察した。
なあ、あとどれぐらいで着くんだ?
〈そうだね~3分ぐらい~?〉
《ならばここでー!1曲歌いまっっしょーーーう!!》
いや、やめとこうぜ。あっちもお取り込み中だろうし⋯⋯ん?
《なんで⋯⋯取り込み中だと思ったの?》
え?⋯⋯いや、うーん⋯⋯さぁ、何故だろう⋯⋯これは、誰の記憶だ?
〈まあまあ~細かい事は気にせずに~〉
厶⋯⋯まあそうだな。気にしない気にしない!
《ん~?まま、ええわ。》
〈ふ~ボクも本気を出そうかな~〉
え?本気?
〈まあ~見ててよ~ぐにゅぐにゅっとふりゅ~げり~ピカピカピカピカ!ドッカ〜ン!!〉
ちょうどドリームが謎の詠唱を言い出した時から、まず、景色が歪み、次に、虹色の空間が渦を巻きながら雲を侵食してきた。最後に、雲と虹色の空間が溶け合ったかと思った瞬間、いきなり高速回転を始めながら、虹色の火花を起こし、激しく発光し⋯⋯⋯⋯爆発した。
うぉぉあぁぁぁ!なんだこれ!?
《助けてー!視界がグルグルしている!》
(ですが⋯⋯それだとあの反応に説明が⋯⋯でも、それすらも、もしかすると⋯⋯)
七瀬はまだ治ってねぇのかよ!
そして、爆煙を抜けた先は、グネグネと歪んだ虹色の筒のような空間だった。それからはもうめちゃくちゃに、グルグルと不思議空間を通り過ぎていき⋯⋯正直に言う。酔った。こんなに酔ったのは、VR空間で乗った擬似バイツァダストroller coaster以来だ。あれはまじで酔った。
そして、34個目の空間を通り過ぎていった時、急に重力が仕事をしたせいで、体制を崩してしまった。
あいたた⋯⋯ん?クォクォハ⋯⋯?
真っ黒な空間で、アルセーヌと触手に絡みつかれてるレイラ⋯⋯と、ん、あれは⋯⋯!
「うわぁぁぁーー!!レーヴァテインだー!うわ、、うわすっげーー!まじもんのレーヴァテインだよー!えーー、え、えーー、え、マジっすか!?え、ちょ、ちょっとえー!すっげーかわわ!霸士!お前の夢は叶ったぞーー!」
いやーー、レヴァちゃんじゃんねー。⋯⋯すご。いやだってレーヴァテインつったら
一番最初に作り上げた(※【剣之刻】グラディウスの中で)お人ですよ!当然設定も細かく作ったし、それなりに愛着もある!
(なのに⋯⋯忘れてた⋯⋯)
ぅグッ!痛い所を⋯⋯って七瀬、治ったのか!?
(取り乱ました⋯⋯申し訳、ない。⋯⋯でも⋯⋯問題ない⋯⋯す。)
で、結論は⋯⋯?
(⋯⋯嘘に、決まってる)
で、ドリーム!⋯⋯答えは⋯⋯?
〈嘘ぴょ~ん。〉
正解!!おめでとう七瀬ーー!
8888888
88880888888
88
8888888t0
880808888880
0101010101020202
《おい!何か違うやついるぞ!しかも途中から変わってるし!
ってか!オマエラーーーーっ!いつまで下らね話してんだーー!そんなだから、レヴァちゃんの過去とか、わすれちゃんでしょがーーーっ!》
ごめんごめん!!
《ごめんは1回で、いいでしょがーーーーっ!》
「あーーっ?ごめんごめんって言ってんだろうが!」
《だから、ごめんは1回って、なんべんいうたらわかんのじゃーーーー!》
(もう嫌です⋯⋯この人達。)
『コレバカリハナレテイクシカナイナ』
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終わりとおもいましたか?もうちょっとだけ続/くん⋯⋯あれ、なにこれ何これ!?ちょ!え。
「⋯⋯お兄ちゃん⋯⋯お兄ちゃん⋯⋯お兄ちゃん⋯⋯お兄ちゃん⋯⋯」
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『なんか⋯⋯その、ごめん』
『いや、その、我も⋯⋯いいすぎちゃったかも⋯⋯』
『どうしよ、レイラ⋯⋯』
『途中で止めることは出来ないのか?』
『出来るけど⋯⋯インストールした所までの記憶と力しか使えないから⋯⋯。それに、中途半端に記憶を残したままにすると、脳が混乱して、暫くの間、記憶の調整のための休息が必要になるんだよ。』
『その程度なら構わない、この子は私とは似ても似つかない程逞しく強いのだ。それに、休息中は我とグレイス様が何があっても必ず守り通す。』
『ふふっそれは心強い。ただ⋯⋯インストールされていないだけで、まだデータはしっかりこの子の中にあるという事を、知っていてね。何かの拍子⋯⋯例えば強敵との闘いなんかでこのデータがフラッシュバックするかもしれない。その点だけ注意してね。』
『ああ。』
『あとは⋯⋯あのペルソナだね。』
『ヤツは一体なんなのだ?』
『ペルソナって言うのは⋯⋯知ってるね?言わば人の心そのものを写し出す鏡さ。そして、自分自身でもある。しかし、心とは変わっていくものだ。積んできた人生、経験それによってペルソナも変化していく。世の中の悪に触れ合うことで、キャベツになった奴もいる。恐らく、レイラのペルソナもそんなものでは済まされない、最悪、世界そのものすら滅ぼしかねない果てしない憎悪を纏っている。人にあれほどのペルソナが宿るとは、非常に稀過ぎる案件だね。』
『世界そのものすら滅ぼしかねない憎悪⋯⋯そんなものを植え付けたランドブル帝国とは⋯⋯一体どんな所なのだ⋯⋯』
『さあね。まあ、ロクでもないクソみたいな所で育った子を見るのは⋯⋯何だか見てられないよね。ちょっと頑張ってみるかなー。』
『ほう?【禁忌之至剣】レーヴァテインとは怠惰性にも定評があるのでは無かったのか?』
『やるときはやるよー。ただし⋯⋯ランドブル帝国の連中を見つけりゃ、即行で殺れ、いいな?』
『元よりそのつもりさ、寧ろ、死すらも生温いと思っておる。私の炎で永遠に焼き続けてやろうと思っておった所だ。』
『それはそれは、あー怖い怖い。』
『ふっ一欠片も思っておらんだろう。』
『よく分かったね。はははっ!』
『くくっはははははっ!』
『『ははははははははははははっ!』』
「レーヴァテイン⋯⋯」
『あっ⋯⋯グ、グレイス様⋯⋯あ、あの、その⋯⋯』
((弟)くぅー何だこの可愛い生物は!?)
『勝手にこんな事⋯⋯してしまって⋯⋯』
「レヴァは何も悪くないよ、シャミ子が悪い⋯⋯俺が悪いんだよ。1つ返事でよく考えずに何でもかんでも任せっきりだったし⋯⋯それに⋯⋯⋯⋯久しぶりとはいえ、君の過去について、考えが無さすぎた俺の失態だ。だから、そんなに無理して背負い込むことは無いんだ。君たちは俺の可愛い妹の様な⋯⋯⋯⋯い、もう⋯⋯と⋯⋯?はッ!?」
しまった!妹!?“妹”!?妹と言えば⋯⋯!?
『ど、どうしたの?グレイス様、何かやっちゃったの?』
「ぐぶっ⋯⋯違うんだ⋯⋯いや、違うとも言えないけどとりあえず今は違うという事にしろ!俺の頭!はっ!そうだ!!クロノス!おまえなら!!!」
すると、秋野瀬紅葉(姉ちゃん)と、クロノスがそっと双方から肩を叩かれ、
「〔諦めな〕」
そう言われた。
シュピィィン!!
唐突にキーラを真っ二つにされたファイターの気持ち、50mの壁を越す巨大な顔をみたエルディア人の気持ち、それを、知った気がした。
俺の脳内で勝手に
再臨:片翼の天使~AdventOne-WingedAngleが流れているところだが。
いや、
Bury the Light
かもしれないし、
Attack on titan
かもしれないが、
とりあえず、森川さんボイスが流れました!
さぁ、妹を贈ろうか⋯⋯
と⋯⋯。
いや、マジでヤバい!これなら超大型巨人とかセフィロスの方がまだ、まだ良い!
「真理⋯⋯その、これはn「⋯⋯Don'tmove.」
ええ、分かってました。こうなることくらい⋯⋯いやー、我が妹ながら、禍々しい刀をお持ちで⋯⋯お兄ちゃん怖いですよ。
「私を置いて何処か遠くに行くなんて⋯⋯酷いよ⋯⋯お兄ちゃん⋯⋯その上、私以外の女の子に⋯⋯妹だなんて⋯⋯!」
「うん、俺が完全に悪い!だからレヴァ「Down you go!」
気付けば、真っ黒な空間に押さえつけられていた。
「ぐぅ!頼む!話を⋯⋯!」
すると、刀身を首筋に突きつけ、
「You Shall die⋯⋯!」
あ、終わったな⋯⋯
そう思い、意識を手放す事にした。
霸とは⋯
1.はたがしら。武で天下を取る者。「霸王・霸者・霸道」
2.勝者。優勝すること。「霸権・制霸・争霸・連霸」
つまり、霸士って言うのはそういうこと。なお、本人は絵描き等の道を目指す真面目君な模様。