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なろうアンチの征く異世界生活  作者: アンチくん
27/47

(秋)もうレイラの世界だけでもう1つの作品作れるじゃん⋯⋯え?もしかしてもう1つ作品やっちゃうの?

ドュゥゥゥゥゥゥゥゥン⋯⋯


空間その物が捻じ曲がり、奇怪な音を立てるその様子を見るのを最後に、私の意識は段々と薄れていった。


そして、眠たい様で不思議と意識はハッキリしている状態で、視界が切り替わった。


「ここは⋯⋯?」


そこは、不思議な空間だった。

足場があるようには見えないけど、何故か私は立っている。

様々な色の管のようなものが2本ぐるぐるとしながら複雑に重なったり避けたりしながら1本の管になろうと結集している。

そして、この周りの真っ暗な空間には何か、四角い絵?が空間に飾られている?そして、そのまま私を中心にぐるぐると回っている。


「あれ?よく見ると、あの絵⋯⋯描いてあるのが、私とフェニクス!?」


あっ!あっちにも!そっちにも!?


どういうことなの?

⋯⋯はっ!もしかして、この周りの絵はあれからの5年の私達の記憶?

そんなことを考えていると


「あれ?あの人は誰?」


そこには私と楽しそうに笑う翡翠色の髪の女の人がいた。


「あれがフェニクスが言っていた《数少ない仲間》ってやつかな?」


『導いてみせる!ジャラ!ジャラ!はぁぁぁぁぁ!』


更にもう少し見てみると、その女の人はジャラジャラと伸びる赤く輝く剣を振るっていた。


「かっこいい⋯⋯あの人をもっと間近で見てみたかったな⋯⋯」


『〇ドガァァォォァァァ!

レイラァァァァァァァッ!!

♪ただひとり_君のためなら_~Song_4_u~』


『眠たいよぉ⋯⋯後1440分⋯⋯

丸一日!?』


『ブブブブブブブブブブブブ

(〇ピルス次はどれを殺れば良い?)

(ニェッヘッヘッヘッヘッヘッヘッヘ)

(勘弁してくれよ⋯⋯〇ンズ⋯)』

その後も、変な鎧を纏う黒いメッシュが入った白髪のお兄さんや、金髪のとっても可愛い天使様や、灰が付くフードを被ったちょっと様子のおかしいスケルトンさん等など、とっても個性豊かなパーティーを組んでいた。


「とっても⋯⋯楽しそう⋯⋯」


私も、あそこに居たかった⋯⋯


すると、急に体が軽くなったかと思えば、一気に上へと落ちていった。

言葉の綾等ではなく、まるで、地面と空がひっくり返った様な感じだ。もっとも、この空間に地面と空が存在するのか怪しいものだけども。


記憶の絵も回転を止め、ただ下から上へと落ちてゆく。


何故だか、大して抵抗しなくて良い気がして、そのまま落ちていると、空に辿り着いた。何も無い所に立っていると、管が寄ってきて、頭に突き刺さった。気分は良くないが、大して痛くも無い。そう思っていると⋯⋯


「ッ!!?痛っ!!ゥア!アアアァァァァァァァァァァァァ!!!!?!?」


頭に、直接、情報を、捩じ込まれる。

限界、痛み、全てを、知ったことかと切り捨てて。

その情報の流れ込みと言えば、まるで心臓から体全体へ血液を循環させるように、流しては、また来て、また流し込む。その繰り返し。

⋯⋯心臓?

そんな一瞬の疑問も痛みにかき消される。


記憶の流れ込み、そのどれもが、圧倒的強者との対峙であったり、仲間との絆を深める機会であったりするが、痛みがその記憶を阻害する。

あまりの痛みに、意識が途絶えそうになる。

そんな時⋯⋯


『レイラァァァァァッ!!!』


⋯⋯懐かしき声が響いた。

もしこの作品が今よりもう少しだけ見てくれる人が増えていて、いつか完結したら、やるかもしれない⋯⋯

































いや、やらないか?

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