(秋)どっかの大紋章持ち正論ばっか神成長ばっか祖国裏切りウォーマスターみてえな名前してんなお前な
ハッピーニューイヤー!
ハッピーハッピガール!
ハッピーシュガーライフ!
「さ!敵も片付けたし、さっさとこんなところ出⋯いや、仮にもゴブリンさんの家だった場所なんだから、こんなところ呼ばわりは酷いね。早くここから出よう!」
『そうだな、機銃は仮にもエネルギーを消費する武器だ。洞窟内でこれ程射てば酸素も薄くなっているやもしれん。』
「と、とにかく逃げよう!
(酸素⋯⋯?よくわかんないけど、多分危険なんだろう⋯⋯多分ね!)」
『⋯⋯(酸素は汝等が生きる為に不可欠なものだと言うのに⋯そんな事も知らぬとは⋯少々世界構築の設定を曖昧にし過ぎたか?)』
そして、出口へ向かっていると信じて進んでいると、
『⋯⋯汝、止まれ。』
「え?」
う、ぅん。って、あれは⋯⋯
フェニックスの声に従って、小さな空洞に出ようとした通路の出口から、身を潜めて、中の様子を確認すると⋯⋯
キィィン、ガシャン、ガシャン
ギュイィィィン!ギギギギ!
またあのソレらが空洞中を巡回していた。
⋯⋯どうする?
『どうするも何も、邪魔なのであれば消すしかあるまい。』
でも、ざっと見、5,6匹位はいるよ?
『今の汝であれば、アレが使える。』
⋯⋯? アレ?
『暗殺だ。』
「あ、あ!?暗殺!!!?」
『汝よ!?今声を出すのは!!』
ギィィィギ、ギ、ギ
「レイらァ!ホソク!ボクさツ!開シ!
ピロピロピロ!」
『くっ!
【スクカジャ】!
耐えろ!それが無理なら逃げろ!』
「わ、分かった!何とか耐えて⋯⋯」
そうフェニックスに応えようとした時
「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~☆だね~
【無還新生夢】」
ガシャン!ガチャッ!
シューン⋯⋯チチチ、チ、カチャ⋯
目の前に薄ら金髪の碧い目をした少女が通り過ぎたと思ったら、群れていたソレらはあっという間に崩れ落ちた。
「ふぁ~あ。しょ~もな~い~。でも、あるじ様の御命令だ~仕事仕事~。ふぁ?あぁ、そこに居たんだ~気づかなかったよ~。」
そう言い、その少女はこちらに近づいてきた。少しの恐怖もあったけど、何故か逃げてはいけない気がした。
「いいこだね~。ま、さっさとやりますか~。
【夢現之原点回帰】
はー。ま、一応これから5年頑張る《君》の為に言っておくけど~頑張りなよ~。じゃあ~またねと言っておくね~。」
その時、世界が揺れた。
いや、違う世界は揺れたのでは無く、歪んだ。あるいは、私が歪んだのかもしれない。
「な、何これ!?」
とにかく、フェニックスを探すように辺りを見回した。
いた!
「フェニックス!!」
『すまない⋯⋯。我は汝を騙していた。そして、違う世界では、更にお前を騙し続けていた。』
「どういうことなの!ちゃんと分かるように説明して!」
『この世界の意味は、汝が我を発現させ、更に、数多の強者との闘いの中で戦闘能力の上昇、また、それに伴う戦闘技術の成長。そして、この敵のみの世界において出来る数少ない仲間との絆を育み己のペルソナのみならず仲間との連携の学習等⋯⋯そうして完成された
精神世界
をオリジナルへと移転させる。それが少ない経験で強大な知識と力と技術を入手する。
《禁忌之至剣》禁忌へ至る剣。レーヴァテインなん、なのだからな。で、⋯しかし、案ずることは無い。これからお前の思想と意思と力を持った別のお前が無事に試練をするか、するだろう。だから⋯⋯』
「もういイヨッ!!!」』
右手を地面に打ち付けると、打ち付けた部分からずっと右側が地面を通り越して壁、天井まで全て無くなっていた。
『すまない⋯⋯本当に、すまない⋯⋯』
何で⋯⋯フェニックスが謝るの⋯?
『目的を悟らせない為にグレイス様が仰っていたもので我も理解出来るギリギリの難しい説明ばかりして、ゴブリンも説明をグダグダさせたり、やっている内に我自身何をやっているのか分からずに有耶無耶に終わらせてしまったことなど、挙句の果てになるべく使わないようにしていた人間言語を使い、喋れるという事実を残していったことや、更に、汝を鍛える為に敢えてヒートライザの後、直ぐにメギドラオンを撃たなかったり、いや、あれは違うのだ!この世界出し、もしかしたらメギドラオンなんて範囲の広い攻撃を使えば汝に当たるやもしれんと思い、だな、それで、後は、⋯⋯』
「ふふっ」
不意に、笑いをこぼしてしまった。
『な、何か⋯⋯可笑しかったのか?』
だって⋯⋯
「いつもクールぶってたフェニックスがそんなあたふたして、まるで緊張してる私みたい!⋯⋯あ!フェニックスは私だったね!あははっ!!」
『な、汝⋯⋯?怒っては⋯⋯いないのか?』
「ふふふっ!そうだね⋯⋯何でだろう⋯⋯怒れないよ。貴方に応援された時もそうだった。何でか、もうちょっとやってみようって勇気が出たの。その時は分からなかったけど、今思えば、嬉しかったんだ。」
『う、嬉しい?我に⋯⋯応援、されて?』
「そう。だから、きっと、これから歩む別の《私》も、これが分かったのなら、きっと、この子も制御出来る。だって、貴方と分かり合えるだけで、こんなに嬉しいし、楽しくて、やる気が出るんだから、だから⋯⋯謝らないで。」
『⋯⋯<"すっ。感謝ずるのば我ぼだ!
ズルズルずるっ
汝と巡り会えてよかった⋯⋯いや、これからも我と汝の旅は5年も続くのだ!ただ、然るべき日まで、その記憶が無くなるだけである。』
「本当は、もっともーっと貴方と旅したかったけど、その旅の思い出はまた後々語り合いましょ!」
『大体のものは闘いばかりであろうが、な。しかし、それを言えば、我だってもっともーーっと汝と旅したかったぞ!』
「な、何よ!なら私はフェニックスともっともおーーーーーーーーーーーーーーーーー、スゥ、ーーーーーーーーーーーーーーーっと旅したかったんだから!」
『そうかそうか、なら、我はこの辺りで引くとしよう。我は分をわきまえているからな。』
「いぇーい!勝った!」
『なぁ⋯⋯』
「ん?何?」
『その、汝のこと、レイラ⋯⋯と、呼んでいいか?つ、ついでに!我のことを、フェニックス、フェニッ、クス⋯⋯⋯⋯?我のことは何と呼べばいいのか?』
「フェニックスでしょ⋯⋯単純にツを抜いて、フェニクスでどう!? 後いいよ!」
『な、何!?い、いいのか?そ、それに⋯⋯フェニクス⋯⋯フェニクス⋯⋯』
「駄目⋯⋯かな?」
『い、いや、良いぞ!いい名前だ!気に入ったぞ!良い名前をくれてありがとう。』
「よかった⋯⋯あの、フェニック、いや、フェニクス!あのね⋯⋯」
『ん?どうかしたか?』
「私の事、忘れないでね。」
『あぁ、勿論だ。我はなん、あ、いや、我はレイラ、レイラは我なのだから、忘れる筈が無い。』
「ふふっ何か変だね!でも、そっか、フゥーー。私も!フェニクスのこと絶対に忘れない!この私に宿るもう1つのペルソナにだって壊されないと誓うよ!」
『それは心強い。では、その約束、違えるなよ!』
「もっちろん!」
『今回長すぎじゃのぅ。次のルミスの運命講座はいつやるのじゃ!さっさとせんか!無駄に運命関連の設定だけ細かくグチグチ書き溜めおって、わしが説明出来んじゃろう!全く!⋯⋯というわけでよろしくのー。』
すんません⋯!すんません⋯⋯!
錦いぃぃぃぃぃぃぃ!
久しぶりに⋯⋯っていうか初めてこんなに書いた気がする。なんだろ、台詞ばっかだからかな⋯⋯わっかんねぇな⋯⋯。




