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零の日常の物語

 6月25日(木)


 AM7時。


 俺の朝はこの時間から始まる。休みの日はいささか違うところもあるが平日はこの時間から始まる。


 俺は軽く伸びをし朝食の準備をする。朝食の準備が出来るとテレビを見ながら朝食を食べる。


 朝食を食べ終わると制服に着替える。あとは登校時間までテレビを見たり、新聞を読んだり、適当に本を読んだり、ぼーっとしてたりしている。


 俺はこの時間が好きだ。こうしてのんびりくつろげるのが幸せである。


 こうして俺は学校で頑張るエネルギーを充電するのである。


 AM7時45分。


 この時間に家を出る。もう少し遅くても普通に間に合うのだができるだけ余裕を持たせたいのだ。


 学校まではおよそ15分くらいでつく。この時間帯はまだ生徒はほとんど登校してきていない。


 登校してるのは生徒会役員か提出物をやろうとしてる人くらいだ。部活の朝練で早く登校して来る人はほとんどいない。


 AM8時。


 学校到着。俺はまず自分の教室に行く。そこで荷物を置いて宿題とか予習とかをする。


 本を読んだり森や美咲に絡まれる日もある。今日はどちらともまだ来ていない。


 彼女たちの登校時間はまちまちで俺より早い日もあればギリギリで駆け込んでくる日もある。


美咲たちが遅れてやってくると結構楽できるし早かったら早かったで楽しくおしゃべりできるしで俺にマイナスがない。


 AM8時30分。


 始業のチャイムが鳴る。このチャイムより後に入ってきた生徒は問答無用で遅刻にされるのである。


 なんという理不尽なんだ。まあ俺はそうならないようにこうやって30分も前に来てるんだけどな。


 ここからは10分程度のSHL(ショートホームルーム)である。大抵が今日の連絡とかが行われる。


 今日も例にもれず今日の連絡だった。今日は5,6時間目の家庭科で調理実習らしい。エプロンは基本かばんに突っ込んであるので忘れるということはない。


 SHL(ショートホームルーム)が終わると休憩時間になる。なので日によってここの休憩時間はころころ変わる。


  AM8時45分。


 1時間目の授業が始まる。今日の1時間目は科学だ。


 科学はひたすら黒板に書かれた文字や公式をノートに写すだけ。この単純作業を朝っぱらからするのはかなりきつい物がある。


 時たま問題が出されたりするが低レベルの科学などたやすいものだ。そしてまた注目度を上げる。


 これが科学の授業のおきまりになりつつあった。俺としては中学レベルの科学なので注目されてもあんまり嬉しくない。


 それに注目されたせいで誰も答えられない問題は全部俺に回ってくるからな。まったく俺ばかり当てるのやめてもらえませんかね。


 AM9時45分。


 2時間目の授業が始まる。今日の2時間目は数学だ。


 数学の授業ではただひたすらに問題を解く。基本から応用まで何でもありの問題だ。


 数学に至っては小学校レベルの問題なのでさらにつまらない。勉強をしなくても点が取れるという意味ではこれほど理想のレベルはないだろう。


 しかし、しかしだ。大学を卒業してゲーム会社に勤めてきた俺からしたら簡単すぎる。


 たぶん恵とかプレイヤー組は同じ感想を抱いていると思う。だけど疲れ切って爆睡してしまったときとかはこのレベルで良かったなと思う。


 AM10時45分。


 3時間目の授業が始まる。3時間目は現代文だ。


 今回は漢字の小テストから始まった。1問1点で10点満点のテストだ。


 これは毎週木曜日の宿命と言ってもいい。いくら簡単でも毎週テストをやるのはどうかと思う。


 それでも嫌とは言えない。このテストのおかげである程度成績が上がる人もかなりの人数がいるからだ。


俺は普通にテストでも高得点が取れるがほかの人はそうはいかない。例えば森とかはこの小テストのおかげで現代文の赤点を免れ平均レベルの成績まで持ってきてるからな。


 美咲は普通なら平均レベルが小テストで高得点を取り続けてるので成績上位者になっている。まあ稀に小テストのせいで成績が下がったっていう人もいるみたいだけどな。


 AM11時45分。


 4時間目の授業が始まる。4時間目は英語だ。


 英語はつらい。英語はたとえ中学レベルでも真面目に勉強しなきゃおいていかれるからだ。割とガチで世界標準語が日本語になればいいのにと思う。


 そもそもゲーム内なんだから英語くらい自動翻訳しろっての。


 今はまだ成績上位者というか学年トップタイにいるけどいつか成績が下がり始めるような気がする。そしてそれはそう遠くないんじゃないかなと思う。


 英語の授業は主にリスニング、長文、文法の3パターンに分けられる。それは曜日別に区別されており月曜がリスニング。火、水が長文。木、金が文法だ。


 いやもうマジでわかんねえわ。動名詞とか副詞とかってなんだっけ。そもそもこんなの中学でやってたっけ。英語だけ実は高校レベルとか大学レベルをやってねと思うこともしばしばある。


 英語は毎日あるだけに何とかしたいとこである。


 PM0時35分。


 ここからは昼休みだ。この時間帯は購買、食堂などが混む。なので大半の人は登校中にコンビニによって昼食を買うか弁当を持ってくることが多い。


 俺は弁当派である。弁当は昨日の残り物をおかずにできるし自分の好きなようにレシピを決めることが出来る。


 いつも昼食は美咲と森と食べている。理由としては同じクラスだからだ。たまに恵、奏ちゃん、愛さん、会長、なぜか校長まで一緒にご飯を食べに来ることもある。


 会長はまだ生徒会の用事とか言えば何とかなるけど校長は何も言い訳ができねえから困るんだよな。


 まあ今日は誰も来ないみたいだけど。それよりガッツリ食べてしまわないようにしておかなくちゃな。なぜなら5,6時間目は調理実習だからだ。


 こういうときってほとんどの人が2、3時間目の間の休憩時間に早弁をしている。食堂とかで食べる人は昼休みに昼食を食べるのを我慢してお金を使わないようにする人がいる。


 節約根性には俺も頭が上がらない。俺を現実で高校の時に昼食を抜いて昼食代をお小遣いにまわしたりしていた。


 美咲は弁当の日もあればコンビニで買うときもある。今日はおにぎりを2つだけ食べていた。森は常に弁当である。しかも超豪華なやつ。さすがはお嬢様だ。


 しかしだからこそお腹がいっぱいになるので調理実習がかなりきつくなる。頑張って森。


 PM1時15分。


 ここからは5時間目である。5時間目は家庭科だ。


 今日の家庭科は今朝、連絡があったように調理実習である。休み時間の間に手洗いや着替えなどを済ませ家庭科室に集合する。


 調理実習は4人か5人で一班になって料理をする。班は各自で自由に決められる。


 俺は美咲と森、そして佐藤君だ。この班は俺達の班が3人しかいなかったのと例のごとくボッチになっていた佐藤君が一緒に組まされたのだ。


 佐藤君はなんだかもうしわけなさそうにしていたが俺からしたら全然かまわない。どこぞの副会長よりよっぽど好感がもてる態度だ。


 今日のメニューはピザだった。生地からソースまで全て手作りである。ずいぶんと手の込んだメニューを選んだな。


 余談ではあるが森はメニューを聞いて顔を青ざめさせていた。まあ、あれだけの量のお弁当を食べたにもかかわらず調理実習のメニューが腹のふくれるピザだからな。


 俺達の班は先生があらかじめ用意してくれたレシピを参考に順調に作っていく。そのおかげでかなりいい感じにできてきた。


 他の班では調子に乗ってチーズをのせまくったり野菜が嫌いだからという理由でほとんど野菜を乗せないところもあったけど俺達はレシピに忠実に従った。


 PM2時15分。


 ここからは6時間目の授業だ。6時間目は5時間目に引き続き調理実習だ。


 俺達の班はあとは焼けば完成というところまできており、あとは待つだけである。ピザが焼きあがるのを待っている間に片付けやお皿の用意をする。


 この班は非常に優秀でずいぶんと楽が出来た。美咲はお姉さんに料理を習ってるらしいし森も花嫁修業の一環として料理はできるようにしてあるらしい。


 俺は現実でも1人暮らしをしていた時もあったので料理くらいならできる。そして意外だったのが佐藤君だ。佐藤君は趣味で料理をやってるらしくかなり手慣れていた。


 これなら他の班にも入れただろうにつくづく難儀な人である。ピザは焼きあがった班から食べることが出来る。


 俺達の班は1番乗りであった。他の生徒が片付けとかで悪戦苦闘してる中自分たちだけは既に食事を始めてるのである。なんとも優越感に浸れる状況であった。


 ピザは普通においしかった。そして時間内にピザを完成させることが出来たのは俺達の班を入れて4つだけだった。


 PM3時5分。


 ここからは再びHL(ホームルーム)となる。ここでは明日の連絡やイベントごとがある場合はそれを決めたりする。


 今日は明日の連絡だけで終わった。明日は体育があるのでその連絡だった。


 PM3時15分。


 ここからは掃除だ。この掃除も班ごとに分けられており教室、トイレ、職員室、家庭科室の4つの掃除場所のどこかに割り当てられる。


 これは週ごとにローテンションが組まれており掃除場所によって掃除がある日が違う。


 俺達の掃除場所は教室で教室は毎日だ。他の掃除場所は週2日なのに教室だけ毎日。これはなかなかひどいな。


 俺は箒で床を掃き、机を運び、黒板を消し、雑巾でふいて、ごみを集める。そして週1くらいで溜まったごみを集積所に持って行かなくてはならない。


 幸いゴミは一昨日に捨てに行ったばかりなのでゴミは溜まっていない。俺は掃除を終わらせるとすぐさま帰る。


 PM4時。


 ここからはバイトだ。知らない奴も多いと思うから説明をすると俺は本屋でバイトをしている。時給900円で基本4時間バイトしている。


 シフトは週3だ。つまり月に43200円を稼いでいる。何かと補正をしてくれるゲーム内ではかなり稼いでる方だ。


 それでも金が足りなければ日給制のバイトをやったり少し多めにシフトに入ったりしている。


 俺がバイトしているこの本屋はかなり大きくいろいろな人がくる。ここで俺がバイトしてることは秘密にしたりしていないので毎日誰かしら知り合いに会う。今日も社長に会った。


 結構このバイトは楽しい。


 PM8時。


 バイトが終わって寮に帰ってくる。寮に帰るとまずは夕食と弁当と明日の弁当分を一気に作る。それが完成するとテレビを見ながら夕食を食べる。


 今日は調理実習で3時前にピザを食べたのであまりお腹がすいてなかったがちゃんと食べた。今日のメニューは焼き魚とご飯とみそ汁だ。


 バイトのある日はたいてい簡単にできるものになってしまう。カレーとか2,3日持つような料理の場合は絶対にバイトのない日に作る。


 そしてバイトがある日の夕食作りをさぼるのだ。こういうことは月1の割合でやっている。


 PM9時。


 俺は洗い物を終え風呂に入る。寮といいながら各部屋にお風呂がついている。俺は湯船につかってゆっくり入る派だがバイトのある日はシャワーで済ませる。


 ささっと頭や体を洗って15分くらいで出る。湯船につかるともう少しゆっくりっ入ってるのだがシャワーだと大体これくらいだ。


 PM9時30分。


 ここからは宿題タイムだ。ここでその日に出された宿題を終わらせる。宿題がない日でも宿題を予想して先回りでやる。


 現実の学生時代の経験を活かし8割がた宿題に出されるところを当てている。これのおかげで毎日ある程度楽で来ている。


 PM10時。


 勉強が終わると自由タイムだ。漫画を読むなりゲームをするなりⅮⅤⅮを見るなり自由な時間である。最近のマイブームはRPGゲームだ。


 敵が強くてレベリングに苦労したり1階の戦闘が長引きすぎてなかなかストーリーが進まないがわずかな時間でゲームをするのが楽しい。


 しかし漫画やラノベの発売日だった場合はゲームを一切せず本を読むことに集中する。やっぱり発売日に読破するのが気持ちいんだよね。


 そもそものバイト先が本屋なので売り切れる前に確保するなどたやすいことだからな。


 AM0時。


 ここからは時間割や歯磨きといった寝る準備をする。たまに12時半とか11時半とか30分前後はするが大体この時間帯には寝る準備というのを始める。


 AM0時30分。


 いつもこの時間に寝ている。俺は1度寝たら朝まで起きないが寝るまでが意外に時間がかかる。なので6時間睡眠をとるためにあえてこの時間に寝ている。


 これが俺の1日の行動表だ。俺としては勉強する時間を入れ遊ぶ時間も入れかなりバランスの良い生活をしてると思う。


 効率力が5上がりました。

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